2018年09月15日

渋谷『長崎飯店 渋谷店』さんで、変わり続ける街・渋谷で変わらない味を堪能するの事

ある日のこと。渋谷に用事があったので、ついでにランチも渋谷でいただくことを決意。
駅前を中心に再開発が進められている渋谷だが、昔ながらのお店も健在。本日ご紹介するのは、そんな中の一軒。

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長崎飯店 渋谷店中華料理 / 渋谷駅神泉駅

JRほか渋谷駅から徒歩5~6分。道玄坂と渋谷マークシティを結ぶ路地裏の一画、立体駐車場の隣にあるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『長崎飯店 渋谷店』さん。同地で40年以上に渡り営業を続ける中国料理全般を取り扱うお店なのだが、店名からも察せられるように、ちゃんぽん・皿うどんが主力商品である。

昨年(2017年)、人気テレビドラマ『孤独のグルメ』で紹介された直後は店外に行列ができるほどの盛況ぶりで逆に足が遠のいていたのだが、この頃は流石に落ち着いてきたので来訪することに。

180915_02.jpg店内の様子
開店直後の入店だったので人影はまばら。しかし陸続と入店者があり、すぐに盛況に。昭和の時代から営業を続けているのがよく分かるノスタルジック満点な内観(注:言葉を選んでいます)だが、個性のひとつとして昇華された感もある。私は一人で来店のが常なので、店の奥にある回転テーブルが設置された大テーブルにて相席をお願いされるのが常。

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特上皿うどん(1140円:税込み)

ちゃんぽん・皿うどん共に通常(無印)と特上が用意されているが、今回の注文は、特上皿うどん。
皿うどんは同店の人気商品で、このとき私の後から入店してきた4~5人は、すべて皿うどんを注文していた。

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「特上」を冠するだけあり、イカやヤングコーンといったビジュアル的なアピールの高い具が、あんをまとって太い軟麺(やわめん)の上にかかっている……えっ、太い軟麺?

一般的に皿うどんといえば、細い麺を油で揚げてパリパリとさせた硬麺(かためん)の上に、片栗粉でとろみをつけた具がかかっている料理を想像されると思う。しかし皿うどんは元々ちゃんぽんが変化して出来た、いわば「汁なしちゃんぽん」とのことで、故にちゃんぽんと同様の太い軟麺を用いたタイプのほうが歴史が古いそうな。

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この太い軟麺にあんがよく絡まるので、箸で麺を持ち上げるのに思いのほか力を要するほど。口に入れれば、多士済々の具からもたらされる複雑な旨味と太麺のモチモチした食感と食べごたえがマッチングして、とても美味しいのだ!

更に麺には調理過程で所々に焦げが出来ているのだが、この“おこげ”から齎される香ばしさが更に食欲を刺激して箸が進むという相乗作用がある。なお卓上にあるソースを掛けると、また違った美味しさが出てくるのでチャレンジして欲しい。

皆様も訪れてみては?





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posted by 只今(橘カヲル) at 21:25| 東京 ☁| Comment(0) | 食:中華 | 更新情報をチェックする

2018年09月02日

恵比寿『らんまん食堂』さんで「揚げたての唐揚げに勝るご馳走は無い」を再確認するの事

災害レベルとまで言われた猛暑は鳴りを潜めつつあるが、それでも残暑厳しい日は続いている。
暑さに負けない体力をつけるための食事を、と向かった先は……。

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らんまん食堂居酒屋 / 恵比寿駅代官山駅中目黒駅

JR山手線の恵比寿駅から徒歩3~4分、同駅西口から渋谷方面に進んだ恵比寿西一丁目の五差路の近くに店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『らんまん食堂』さん。唐揚げとレモンサワーの専門店という、けっこう思い切った業態のお店なのだが、昨今の唐揚げブームのなか、都内や神奈川、そしてシンガポール(!)にも店舗を展開する

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店内の様子

簡易的なテーブルや丸椅子が並べられた店内は東南アジアあたりの大衆食堂を彷彿とさせる。少々チープな感じもするが、唐揚げは庶民の食べ物なのだからそれで良いと思う。そして、お一人様用の席があるのは、私のような単独行動が多い人間には、なにげに有り難い。

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ワンプレートランチ・ソフトドリンクとのセット(980円:税込み)

今回の注文は、土曜日と祝日限定のワンプレートランチ。それにソフトドリンク(今回はジャスミン茶)をプラスした。
なお注文時に唐揚げのフレーバーを、しお・しょうゆ・黒酢・コチュ・てりマヨ、から選べるのだが、今回はご飯との相性を考え、しょうゆをチョイス。

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プレートの上には、唐揚げがゴロゴロと積み上げられ、このビジュアルだけで食欲が唆られるというものだ!。
そのほかメキシカンチリビーンズ、モヤシのナムル、ポテトサラダ、千切りキャベツという盛りだくさんの構成。

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物の本によれば、同店の唐揚げは、予め下味をつけていた鶏肉を、オーダーを受けてから低温でじっくり揚げているとのこと。
そのためか「外はカリッと中はジューシー」という定番の美味しさ表現のなかで「中はジューシー」が一層強調される美味しさとなっている。また作り置きではないためか、「外はカリッ」が「外はガリッ」になっていないのもポイントが高い。
……などとアレコレ細かいコメントをする必要もないだろう。揚げたての唐揚げに勝るご馳走を探すのは難しいのだから。

お弁当や唐揚げ単品のテイクアウトにも対応。皆様も訪れてみては?





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posted by 只今(橘カヲル) at 17:50| 東京 ☁| Comment(0) | 食:洋食 | 更新情報をチェックする

2018年08月26日

六本木一丁目『つけめん あの小宮』さんで、驚きを隠せなかったの事

勤め先で同僚たちが、つけ麺のお店が近所に新しく出来た、と話しているのを耳にした。
場所を確認しておこう、ぐらいの軽い気持ちで退勤後に向かってみたら……。

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つけめん あの小宮つけ麺 / 六本木一丁目駅神谷町駅六本木駅

テレビ東京の本社ビルでもある複合施設・六本木グランドタワー。それに隣接する商業棟・六本木グランドプラザの1階部分にオープンした(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『つけめん あの小宮』さん。

この店名を見た時、「あの『あの小宮』が出来たのか!」と驚きを隠せなかった。なぜなら『あの小宮』とは、あの有名つけ麺店『つけめんTETSU』を創業した小宮一哲(こみやかずのり)氏が新たにプロデュースしたお店だからだ。私の住まいに程近い都立大学駅にもある同店だが、近場ゆえ逆に訪問の機会を逃していた。なんという僥倖。早速入店することに。

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店内の様子

店頭の券売機で食券を購入し店内へ。コンクリート打ちっぱなしの店内はテーブル席のみで、結構な収容人数を誇る。面白いのは、食券をカウンターでスタッフに確認してもらってオーダーして席に付き、注文の品が出来たら食券に書かれた通し番号をコールされるので取りに行く、というフードコートのような仕組みを採用していること。

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つけめん+半ライス(850円+120円:税込み)

今回の注文は、お店のオススメを表す券売機左隅メニューである、つけめん。

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つけ汁からは魚介系の良い香りが漂い、

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冷水で〆られた麺は、表面のツヤの美しさに唸る。

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なお半ライスを追加しているが、その理由は後ほど……。

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つけ汁は和風のアッサリ味で、粘度の低いサラッとしたタイプ。なので、麺をつけ汁に漬けるというより、ジャブジャブと十分に浸してから啜り込むと良いと思う。麺は小麦の風味が感じられるモッチリした食感の太麺で喉越しも良く、おかげで量的に少ないわけではないのに、あっという間に食べきれてしまう。

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そして、つけ麺の食後のお楽しみといえば、つけ汁に割りスープを入れて飲み干すことなのだが、

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ここで先程の半ライスを登場させ、つけ汁を投入し雑炊風にして食べるのも乙なもの。

行儀が悪いのは重々承知だが、つけ麺やラーメンのスープって、ご飯に合うんだよね~♪。同店の割りスープは鰹だしベースなので、それが更に際立つのだ!

皆様も訪れてみては?





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posted by 只今(橘カヲル) at 11:11| 東京 ☀| Comment(0) | 食:ラーメン | 更新情報をチェックする

2018年08月12日

自由が丘『インド食堂 ふたば』さんで人気店化の予感を覚えるの事

災害レベルの猛暑で、最近の週末は思うように外出できない日々が続いた。
そんな猛暑も一息ついたこの日、久しぶりに外食ランチを楽しもうと思ったが、疲労の蓄積により遠出はせず近所でランチを取ることに決め、向かった先は……。

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インド食堂 ふたばインド料理 / 自由が丘駅奥沢駅九品仏駅

東急東横線ほか自由が丘駅から徒歩3~4分、同駅の南口を出て、九品仏川緑道の一本裏の通り、通称「うら通り」沿いにあるビルの2階に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『インド食堂 ふたば』さん。

昨年秋のオープンなので、この界隈ではまだ新参。以前は別の名前のインド料理店だったと記憶しているので、経営者が変わった上で改て出来たお店のようだ。

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店内の様子

インド“食堂”とネーミングされているが、なるほど明るいトーンで纏められた内装は、本格的なインド料理店というより「インド料理も出す居酒屋・食堂」といった雰囲気。変に本格派感が無いだけ入店しやすいのは嬉しいかぎり。実際、近所のスーパーマーケットで買い物を済ませ、レジ袋を持ったままお店に立ち寄った女性もお客として来店していた。

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満腹セット(1200+ドリンクセット150+税=1458円)

今回の注文は、同店のランチメニューではハイエンドとなる満腹セット。

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複数(この日は5種類)から3種を選択するカレーに、

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サラダ・タンドリーチキン・シークカバブ(シシケバブ)・キムチのような辛い漬物(店内掲示物ではインド風キムチと表記)サフランライス、

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そしてナン(とセットオーダーのラッシー)という盛りだくさんの内容。
なおナンとライスはお代わり自由となっている。

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入店しやすいからといって侮るなかれ。物の本によれば、同店のシェフは北インドの5つ星ホテルの元シェフとのことで、味も折り紙つき。元がホテルのカレーだからかスパイシーさは控えめで野菜の甘みを中心に味が組み立てられているが、だからといって物足りない感じはまったくなく美味しくいただける。スパイスの効能で食欲が増進されるのか、疲労が蓄積して食欲も減退していたはずなのにナンをお代わりしてしまった。

まだ開店してから1年経っていないので穴場的な扱いだが、もっと多くのメディアに取り上げられて人気店化するのは時間の問題かも。皆様もお試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 16:50| 東京 ☁| Comment(0) | 食:カレー | 更新情報をチェックする

2018年07月15日

池尻大橋『鶏舎』さんで「冷やし葱そば はじめました」を心待ちにしていたの事

酷暑続く中ではあるが、それでも腹は減るもの。とはいえ涼の取れるものが食べたくなる時でもあるので、向かった先は……。

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鶏舎中華料理 / 池尻大橋駅神泉駅駒場東大前駅

東急田園都市線の池尻大橋駅から徒歩10分弱。東急東横線の中目黒駅からは徒歩15分強、首都高速3号線大橋JCTにほど近い住宅街の一角にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)赤い看板が目印の『鶏舎』さん。屋号は「けいしゃ」ではなく「ちいしゃ」と読む。ご家族で運営されている、いわゆる「街の中華料理屋さん」なのだが、メディアへの露出も多い人気点。なにしろ、ご覧のとおり酷暑の中でも順番待ちの行列が日常なのだ。

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店内の様子

30分ほど行列に並んだ末に入店。店内はカウンター席とテーブル席があるが、いずれも満員御礼。町中華にありがちな油で薄汚れた感じはなく、清潔感があるのは好印象。

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餃子(500円:税込み)

メインディッシュが着丼するまでの間、餃子で腹ごしらえ。

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昨今では逆に珍しくなったニンニクを効かせているタイプで、ミッチリ詰まった具の美味しさも然ることながら、それを包む皮も食べごたえあり。特に餃子の口を閉じている襞の部分が口の中に好印象を残す。

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冷やし葱そば(950円:税込み)

そして餃子を食べ終える頃、本日の主賓、冷やし葱そばが着丼。
大量に添えられたネギの白色とキュウリの緑色のコントラストが美しい。

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夏季限定メニューで、他店で言えば冷やし中華のポジションにあるメニュー……というより、元々は冷やし中華もメニューにあったのだが、オリジナリティ溢れる冷やし葱そばの方が人気となり、一本化された次第。同店の大人気メニューのひとつで「冷やし中華 はじめました」ならぬ「冷やし葱そば はじめました」を心待ちにしているファンも多いとか。

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物の本によれば、ネギは細かく刻んだ上、冷水に晒して辛味を抜くとのこと。これに自家製のネギ油をベースにしているというオリジナルのタレを絡めて麺と共に頬張れば、ネギの香りとタレの美味しさが食欲を刺激する。驚くのは麺自体もシコシコした食感とツルンとした喉越しが両立された美味しさであること。冷やし中華系で麺自体の美味しさが印象に残るのは珍しいのではないだろうか?

おかげで通常の1.5倍はあるという麺量にもかかわらず、また酷暑の中で長時間行列に並んで体力が消耗しているにもかかわらず、瞬く間に完食してしまった。皆様も訪れてみては?





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posted by 只今(橘カヲル) at 10:34| 東京 ☁| Comment(0) | 食:中華 | 更新情報をチェックする

2018年07月01日

大井町『牛八』さんで、ボリューム満点の「日常の美味しさ」で胃の腑が充たされるの事

6月は土日も含め所要で遠出することが多く疲労困憊。6月最後の日となった昨日も、昼過ぎまでウダウダとベッドで過ごした。
食事も軽く済ませようかと考えたのだが、こんな時こそ栄養補給だ!と思いたち、向かった先は……。

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牛八カレーライス / 大井町駅鮫洲駅青物横丁駅

JR大井町駅の西口から徒歩1~2分、東急大井町線の大井町駅からも至近の駅前にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『牛八』さん。カレーと丼ものを扱う立ち食い形式のお店で、そのリーズナブルさから大井町界隈の名物店として近隣のサラリーマンを中心に支持を得ているお店である。

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店内の様子

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TV番組から貰った表彰

わずか3坪程度と思われる店内はとにかく狭く、お世辞にもキレイとは言えない(苦笑)。
その雑然さはTV番組で「汚いけど美味しいお店」という貶してるのか褒めてるのか良くわからない表彰を受けるほど。
ちなみに店内ではエアコンと扇風機が全力可動しているが、厨房側のドアが開放されているので効きはあまり良くないのでご注意を。

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スタミナカレー/中/辛口(650+50円:税込み)

今回の注文は、同店の一番人気商品、豚丼とカレーを同じ皿に盛り付けたスタミナカレー。
なんと注文してから1分もかからずに到着。時間の無いときは、こうした提供の早さも有り難い。

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いまでこそ、カレーと他の丼ものの具を同時に皿に盛るメニューは珍しくなくなったが、同店(正確には同店の元となった今は亡き牛丼チェーン店)はその嚆矢といえる。
なお、中サイズでもご飯は茶碗3杯分というボリュームだ。

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16種のスパイスを使った自家製のカレールウは、「辛口」で注文したものの、相当にマイルドな味わい。
黄色くて粘度の高いドロッとしたタイプで、身も蓋もない言い方をすれば給食のカレーを少しブラッシュアップした感じ。
本場のインドカレーなどに慣れてしまうと物足りないかもしれないが、同店のカレーはハレの日のご馳走ではなく、あくまで普段から頻繁に食べる家庭の食事の代わりなのだから、これぐらいの程よい美味しさが丁度よいと思う。

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そして豚丼部分は、入念に煮込まれていることもあり甘辛く、かつ濃いめの味付けになっており、ご飯と共に掻き込むと良い感じ。
少しカレー部分と混ぜて食べたりすると、味が膨らんで面白い美味しさになる。


立ち食いそばには手打ちの高級蕎麦にはない独自の美味しさがあるように、『牛八』さんのスタミナカレーには高級店にはない「日常の美味しさ」があると思う。皆様も訪れてみては?





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posted by 只今(橘カヲル) at 10:17| 東京 ☀| Comment(0) | 食:カレー | 更新情報をチェックする

2018年06月17日

新宿西口『光来』さんの「中華そば」は、東京醤油ラーメンの“見本”である事

6月は土日に用事が集中。そんな状態ではあるが、僅かな時間の隙間を見つけて向かった先は……。

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光来ラーメン / 新宿西口駅西武新宿駅西新宿駅

新宿大ガード西交差点を超えて小滝橋通り界隈に来ると、日本屈指の繁華街を有する新宿とはいえ住宅街の要素も出てくる。そんな小滝橋通りから左手方向に進み、柏木公園という小さな公園の側にあるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)、今回ご紹介する『光来(こうらい)』さん。最寄り駅は都営大江戸線の新宿西口駅だがJR新宿駅からも徒歩で5~6分ほどで到着する。

とてもノスタルジックな外見だが、なんと1953(昭和28)年創業という歴史あるお店。新宿大ガード西交差点から職安通りまでの界隈はラーメン激戦区として知られているが、その嚆矢ともいえるお店といえるだろう。今もなお、開店前から店の前で待ち構える人がいる人気店である。

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店頭に置かれたメニュー

驚くなかれ、このご時世に「中華そば」が400円!その他のメニューも軒並み財布に優しい価格帯だ。驚愕の値段設定だが、これは店頭の看板にあるように同店が中華麺や点心の製造会社の直営店であり、かつ自社倉庫を兼ねている事が大きい。家賃や輸送・保管料のような諸経費をカットできる故の強みだ。

また、これは想像だが、同店は自社製品のPRショップ的な役割を担っていて、そのお値打ち価格は広告宣伝費としての意味合いが含まれているからではないだろうか。

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店内の様子

閑話休題、店頭の券売機で食券を購入し入店。店内も外見に負けず劣らず昭和ノスタルジック感全開。ドラマの撮影に使えそうなぐらいだ。

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中華そば(400円:税込み)

さて、待つことしばし、中華そばが着丼。

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ワンコインでお釣りが来る価格にもかかわらず、チャーシュー(煮豚)、煮玉子、メンマ、ほうれん草に、今では絶滅危惧種となったナルトまで入っている! そのビジュアルは典型的な東京醤油ラーメンで、このまま食品サンプルとして保存したいほどだ。

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鶏ガラベースのスープは、醤油の尖った味もせず、優しくアッサリとした味わい。基本的故に一口めのインパクトは弱いかもしれないが、毎日でも口にできる安心安定の味わいである。

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麺は黄色い縮れ麺で、これまた東京ラーメンの王道スタイル。若干柔らかめの茹で加減だが、マイルドな味わいのスープとは相性バツグン。

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チャーシュー(煮豚)をはじめ、各々の具も手抜かりなし。特に煮玉子は、昨今流行りの味付きタイプではないのだが、スープとの親和性を考えると良いチョイスだと思う。


単に「お値打ち価格」や「昭和ノスタルジック」だけではラーメン激戦区を生き残れない。
“自社製品のPRショップ”という性質ゆえの、東京醤油ラーメンの“見本”ともいえる同店の中華そばを、皆様もお試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 16:06| 東京 ☁| Comment(0) | 食:ラーメン | 更新情報をチェックする

2018年05月27日

大森『大連』、住宅街に潜む名店で羽根つき餃子を頂くの事

このごろは疲労の蓄積が激しく、この日も週末だというのに身体を動かせるようになったのは昼を過ぎてから。
そんな自分を奮い立たせ、向かった先は……。

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大連餃子 / 大森駅大森海岸駅

JR大森駅から徒歩10分ほど。山王小学校付近の住宅街に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『大連』さん。レベルの高い中華料理が頂けてメディアへの露出も多いにも関わらず、「街の中華屋さん」のように気楽に入店できるのがありがたいお店である。

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店内の様子

入店したのは昼の部の営業終了が迫る時間帯だったためか、私の他に客の影は無し。壁に貼られたメニュー写真が目に楽しい。

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回鍋肉定食(750円:税込み)

まず到着したのは回鍋肉定食。

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大量の豚肉とキャベツ他の野菜を甜麺醤を使った甘辛ダレで仕上げる、私の好物のひとつ。

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旨味が存分に引き出された豚肉と、十二分に火が通ったキャベツの美味しさ、そこに甜麺醤が加わって、非常に濃厚な味わいになっている。単品で考えると少し味が濃すぎるのかもしれないが、ご飯のお供と考えれば、なんとも頼もしき“援軍”なのである。

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焼き餃子(370円:税込み)

そして暫くすると到着したのが、焼き餃子。

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半月状の大きく美しい羽根が目を引く。ものの本によれば、同店は羽根つき餃子の名店として知られる京急蒲田『你好』経営者の親族が営むお店とのこと。

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その期待を裏切らない餃子の美味しさは見事! なんでも鯛のアラや鶏ガラから取ったスープを餡に混ぜ込んているそうで、タレなどを漬けずにそのまま口にしても大満足の美味しさなのだ。

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posted by 只今(橘カヲル) at 15:59| 東京 ☀| Comment(0) | 食:中華 | 更新情報をチェックする

2018年05月20日

新宿『粗挽き蕎麦 トキ』さんで、手打ちと見紛うばかりの製麺機製蕎麦を味わうの事

所用で新宿に出没。蒸し暑い所を長時間歩いていたので、冷たい蕎麦を食べたい気分になった。向かった先は……。

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粗挽き蕎麦 トキ居酒屋 / 南新宿駅新宿駅都庁前駅


JR新宿駅の南口から徒歩5~6分、甲州街道を初台方面に向かって歩みを進め、西新宿一丁目の交差点を代々木方面へ。マクドナルド南新宿店が見えたら、その角を右折して再び初台方面へ。暫く進むと交番が見えてくるが、その左側のビルの2階にあるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『粗挽き蕎麦 トキ』さん。山形県産のそば粉を用いた十割蕎麦と、日本酒が楽しめるお店である。

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店内の様子

店内は入口付近のテーブル席と、店の奥に伸びる長いカウンター席と厨房という構成。木目調の明るい店内が心地よい。

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お得セット(1100円:税込み)

今回の注文は、同店の定番メニューである、お得セット。

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メインとなるお蕎麦に、
※かけ(温)/せいろ(冷) を選択可能

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ウズラの卵入りが地味に嬉しいとろろご飯、

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そして揚げたてのかしわ(鶏肉)の天ぷらがセットになった、文字通りのお得なセットである。

余談になるが「かしわ天を添えるのは饂飩ではよく見かけるが蕎麦では珍しいなあ」と思ったら、ものの本によれば、同店のオーナーは饂飩文化圏の愛媛県出身とのこと。

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閑話休題、肝心の蕎麦は、そのザラついた表面や微妙な不揃いさ、何より実際に口にした際の、粗挽き蕎麦ならではの噛みごたえとザラッとした口当たり、なにより蕎麦の香りと味の力強さによって、実に美味しい蕎麦となっている。私は喉越し爽やかな江戸前の細切り蕎麦も大好物だが、ムシャムシャ噛んで食べる田舎の蕎麦も大好きなのだ。

何より驚くのは、同店の蕎麦は手打ちではなく製麺機で作られていること。これだけ「手打ち感」溢れる蕎麦にも関わらず、言われなければ製麺機で作られたとは気づかない人も少なくないのでは? うーん、技術の進歩恐るべし。

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2018年05月06日

大岡山『九絵』さんで“役者”が揃った定食に満足するの事

ゴールデンウィークだというのに、仕事の都合もあり遠出が難しい(涙)。そこで、かねてより来訪してみたかったが近場のため逆に行く機会を逸していたお店に向かった。

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九絵魚介・海鮮料理 / 大岡山駅緑が丘駅北千束駅

東急大井町線・大岡山駅から徒歩2~3分、大岡山北口商店街から少し外れた所にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『九絵』さん。店名は「くえ」と読む。大型の個体では全長1.3メートルにもなる、偽装問題が起こるほどの超高級魚の名である。

新鮮な魚介料理を頂ける、昼は定食屋で夜は居酒屋、といった感じのお店で、近隣の住民やサラリーマンに愛されている。しかも数年前に人気テレビドラマ『孤独のグルメ』で紹介されて以来、遠方からもお客が訪れるようになった。開店から少し前に現地に到着したので、まだ暖簾は掛けられていなかったのだが、既に店頭に並んでる人や、私と同じくお店の外観を写真に撮っている人達がいた。

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店内の様子

店内はカウンター席・テーブル席・座敷席とあるのだが、なにしろひっきりなしに来客があるので、あっという間にほぼ満席に。近くに東京工業大学があるためか、学生と思しき若者のグループ客が目立った。

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なめろう付 九絵定食(2000円:税込み)

今回の注文は、店名を冠する九絵定食。プラス300円で、なめろう付きにできるので、今回はそちらをチョイス。ランチで2000円は、相当に奮発するレベルだと思うのだが、来店したお客の多くは、同メニューをオーダーしていた。それもそのはず、

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豪快に肉厚で切られた刺身と、

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なんと注文を受けてから煮られた煮魚、

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刺し身で使えるほどの魚を使ったアラ汁、

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鯵ではなく鰹で作られた、なめろう(※三枚に下ろして細く切った魚を味噌や薬味と一緒に粘り気が出るまで包丁でたたいた料理)

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おまけに玉子焼きやキンピラなどまで自家製なのだ。

これだけ“役者”が揃えば、そりゃあ人気メニューになるよなあ……。

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厚切りの刺し身は新鮮かつ食べごたえ十分、出来たての煮魚は煮汁で味が殺されることなく魚本来の美味しさを引き立たせている。なんと同じ皿に盛られた煮大根はわざわざ別口で煮ているという拘りようだ。そりゃあ美味しくないはずがない。人気になるわけである。


これだけの繁盛店なのに、料理に手間ひまをかけ、更に大将夫婦と息子さんの3人だけで回しているためか、とにかくオーダーを通してから料理が出てくるまでに時間がかかる(この日は約50分かかった)。また小さなお子さんは来店お断りだったり、大将夫婦の言葉遣いが荒っぽい(お客相手にはまだマシだが当人たち同士の会話は「喧嘩腰」と表現できるレベル)など、引っかかる点はあるものの、そういった点をクリアーできる皆様は訪れてみては?





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