2007年11月23日

“火遊び”のツケ!?炎上情報共有サイトが炎上

ブログのコメントなどに誹謗中傷のコメントが大量に殺到し、ひいてはそのサイトが機能不全に陥ってしまう現象…インターネットをご覧になる人であれば『炎上』という言葉を聞いたことがあるだろう。そして「『炎上』しているブログやHPの情報を共有しよう!」という目的のサイトが今月20日に誕生した。

ブログ「炎上」情報の共有サイト「炎ジョイ」登場
産経新聞

運営サイト曰く「炎上しているブログやサイトの情報をみんなで共有し、ボヤを大火事にしてしまうサイトです。また、シャイな人のために炎上サイトの上のレイヤーに攻撃・防御に分かれ罵声を書き込み鬱憤を晴らせます」とのことで、自分は「凄いなぁ」…と絶句したものだ。いや、もっといえば眉を顰(ひそ)めたものだ。

ところが、22日にはもうこんな記事がネット上を賑わせていた。

「炎ジョイ」もう停止 “飛び火”止められず
産経新聞

「炎上」情報共有サイト 運営会社が真っ先に「炎上」
J-CASTニュース

この『炎上』情報共有サイトに個人のブログが晒されてしまったり、同サイト経由で実際に『炎上』しているサイトへ悪意ある人たちが流入したりしたことから、同サイトに設置された掲示板やブログに批判のコメントが殺到>。『炎上』情報共有サイト自身が炎上するという皮肉な結果となり、同サイトはサーバー停止に追い込まれたそうだ。

同サイトの運営会社によれば、このようなサイトを企画した意図として「同サービス内でディスカッション(討論)することで、ブログ本体の炎上を一定数阻止できるのではないかとの考えがあった」とのことだが…。

「それならそうと、チャンと企画意図を予め記載しておけばよい」と思ったのは自分だけだろうか。記事中には、サイト内容をまるで炎上現象を煽るような形にしたことについて「実験的な試みを前面に打ち出しても、炎上が好きな人は集まらない」とする運営会社社長のインタビューも掲載されているが、事ここに至った後ではジャンケンの“後出し”と言われても仕方が無いだろう。

同サイトをどのようなビジネスモデルで運営したかったのかは記事中からは分からないが「とにかく閲覧者をかき集めてページビューを上げれば広告枠が売れて収入が得られるだろう」といった安易な着想によるものであれば猛省を促したい。ネット社会における匿名性の功罪が議論されて久しいが、Webビジネスに関わる者として、ネットの恐ろしさ、炎上現象の怖さに関する認識が甘かったのではないか。

「火遊びで許されるのは、夏の恋だけよ!」
(byジャスミン(礼紋茉莉花)=デカイエロー:特捜戦隊デカレンジャー より)

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特捜合体DXデカレンジャーロボ

日を追うごとに寒くなるこの季節。火の取り扱いにはくれぐれもご注意を…。


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posted by 只今(橘カヲル) at 04:31
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