2007年11月21日

21世紀の現代に『ジョジョの奇妙な百人一首』が誕生した意味

気がつけば、今年もあと一ヶ月半。テレビなどではクリスマスはおろか、既に正月の話題もチラホラ見かけるほどだ。

正月と言われて思い出すのが、高校時代のこと。自分の通っていた学校では百人一首大会なるものが催されていた。まだ三学期の始まる前なので、制服を身につけずに学校へ行き、体育館に敷き詰められた畳の上で何チームかに分かれ、それぞれ百人一首を楽しむのだ。普段は制服姿しか見かけない級友の私服姿や、ラフな格好の先生方と出会い、和気藹々としたひと時を過ごしたことを覚えている。

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タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿

このように正月の遊びのように思われている百人一首だが、本来百人一首といえば、鎌倉時代の歌人・藤原定家(ふじわらのさだいえ)が、百人の人物のそれぞれ最も代表的な和歌を一首ずつ選んだものを指す。定家が京都の小倉山に住んでいたことから、小倉百人一首ともいう。

そして今日我々が百人一首として思い浮かべる、上の句と下の句それぞれ百枚ずつに分かれたカード(札)のセットは、俗に『歌がるた』とも呼ばれるもの。これは読み札に書かれた上の句に呼応する下の句が書かれた取り札を取る、という遊びを通して百人一首を覚えることを目的として成立したものである。なぜなら、この百人一首は当時でも有名な和歌が集められていたことから歌道の入門書としての意味合いがあったから。文化人を名乗りたければ、百人一首の暗記は必須だったのだ。

とまぁ、なぜこんなことを長々と書いてきたかというと、こんな記事を見つけたからなのだ。

「ジョジョの奇妙な冒険」が百人一首にィィィ!
iza

なんと超絶人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第1部から第3部までの名場面・名台詞100種類をカルタの形で収録したアイテム、その名も『ジョジョの奇妙な百人一首』が発売されるという記事を見つけたからなのだッ!

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『ジョジョの奇妙な百人一首』公式サイト
※画像はサイトのスクリーンショットです

ちょっと聞いただけでは何のことか分からないかもしれないが、『ジョジョの奇妙な冒険』に出てくる場面やセリフを読み札(上の句)・取り札(下の句)の形で二つに分割して収録してものが100種類あるということ。要するに

読み札「きさまー いったい何人の生命をその傷のために吸い取った!?」
(byウィル・アントニオ・ツェペリ男爵)

取り札「おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」
(byディオ・ブランドー)

といったようなことが書かれているセットが100通り揃っているということだ。

商品の詳細は上の画像に張ったリンク先などで確認して欲しいが、ここで重要なのは、前述のとおり百人一首の暗記は昔の人にとって必須教養だったという点だ。

ということは、21世紀の現代に『ジョジョの奇妙な百人一首』が誕生した意味とは、現代人にとって『ジョジョの奇妙な冒険』の名場面・名台詞の暗記は必須教養だということではなのか(笑)。いや、そうに違いない!

遂に文化・教養のレベルにまで到達した『ジョジョの奇妙な冒険』ワールド。昔から応援して来た一ファンとして

「最高に「ハイ!」ってやつだアアアアアア アハハハハハハハハハハハハーッ」
(byDIO:ジョジョの奇妙な冒険第三部 より)

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ジョジョの奇妙な冒険 アドベンチャーバトルカード ② 構築済みスターターボックス 無駄無駄デッキ


(ノ_-;)ハア…
こういうネタにすぐ飛びついているから、未だに独身なんだろうなぁ、自分…。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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posted by 只今(橘カヲル) at 00:00
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