2008年07月02日

東武鉄道が“採用”した、姫宮なな嬢とは?

東武鉄道株式会社のお客様センターでは、利用客からの電話での問い合わせに対し、これまで内容に応じて3種類の電話番号を使い分けていた。しかし「どこに問い合わせをすればよいのかわからない」という声も多かったことから、7月1日より、お客様センターの電話番号を一本化することにしたそうだ。利用者に分かりやすいサービスを提供するのは商売を行ううえでの基本ともいえるので、実に喜ばしいことだ。今後も更なるサービス向上を願いたい。

さて今回この記事を取り上げたのは、そのサービス向上の話題そのものではなく、本サービスのイメージキャラクターに採用された“彼女”のことが気になったからだ。

東武鉄道に清楚な萌えキャラ「姫宮なな」登場
ITmedia

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ITmediaより

東武鉄道は、実在のタレントやモデルではなくバーチャルな存在の彼女をイメージキャラクターとして“採用”したのだ。

ちなみに彼女の名は姫宮なな(ひめみや なな)。3月25日生まれの23歳。東武鉄道と因縁浅からぬ栃木県宇都宮市の出身で、東武鉄道広報部・お客さまセンターに勤務している(という設定)とのこと。新しくなった問い合わせ番号の認知度向上と共に、東武鉄道をより身近に感じてもらい、気軽に問い合わせしてもらうためのPR活動のため、お知らせポスター等への登場が予定されているそうだ。

…という結構それっぽいプロフィールまで設定した割には、どうも東武鉄道のホームページでの彼女の扱いが「適当な…」感があるのだ。肝心の『お問い合わせ』のところに彼女の画像があるのだが、彼女に関する詳しい解説が何も無く、ただ『東武鉄道広報部お客さまセンター員・姫宮なな』とだけ注意書きがある画像がポツンと置いてあるだけ。

これでは東武鉄道からのニュースリリースに眼を通していない人は、ここに何のためにアニメ絵のお嬢さんがいるのかサッパリ分からない。折角だからトップページに小さなバナーでも作って、飛び先として静止画一枚でもいいので専用ページを設置してあげればよいではないか。

こうした扱いを見ると、どうも東武鉄道には姫宮嬢をイメージキャラクターとして使うことに気恥ずかしさがあるように思えてならない。「大の大人が、アニメ絵のオンナを実在の人物のように扱ってどーするの?」というような。

しかし僭越ながらご意見させていただければ、バーチャルな存在をイメージキャラクターとして使うのであれば、そのようなノリの悪さは致命傷である。

「命無き物にも心はあります、それが人に愛された物ならそれは魂を持ちます」
(byベルダンディー:ああっ女神さまっ より)

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ああっ女神さまっTV版 1/7スケール ベルダンディー 女神服仕様

逆に言えば、人に愛されなければ、命無き物は魂はおろか心さえも失い文字通りの無機物と化す。送り手である東武鉄道がそんなスタンスをとっていれば、受け手である利用客側は尚更「安直に萌えキャラなんて使って…」と冷めた反応をしてしまう。これは双方にとって不幸である。

東武鉄道の皆様、姫宮嬢は現実のタレントやモデルのように過労に気を使う必要もなく待遇に不満を言うことも無くギャラの引き上げを要求することも無く、ましてやイキナリ出来ちゃった結婚などやらかして周囲をパニックに陥れることもありません。大切にしてあげれば、御社のために想像以上の大活躍をしてくれるかもしれませんよ…。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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posted by 只今(橘カヲル) at 23:00
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