更に私の部署では、私自身も含め酒豪がいないことから「ランチで忘年会」となった。

スターライト (中華料理 / 神谷町駅、六本木一丁目駅、虎ノ門駅)
場所は東京メトロ日比谷線の神谷町駅、南北線の六本木一丁目駅、銀座線の虎ノ門駅からいずれも徒歩10分弱ほどで到着する(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)、日本が世界に誇る高級ホテルのひとつホテルオークラ東京・本館11階にある中国料理店『チャイニーズテーブル スターライト』さん。

店内の様子
豪華で上品な内装の店内には、社用・家族・友人同士といった様々な層のお客と、機敏なのだけれと品のある対応を取る多くのスタッフがおられた。総じて忙(せわ)しなくしている様子がなく、店内の優雅な雰囲気を創りだす一因となっている。
さて今回は約50種類の飲茶が食べ放題の「蘭コース(3240円:税込み)」となった。食べ放題といっても、作り置きされた料理を各自で取り分けるビュッフェ形式(私が幼少のころは“バイキング”と呼んでいた)ではなく、注文を受けて料理が運ばれてくるテーブルオーダー形式。注文してから料理が出てくるまでに時間を要するが、温かい料理を温かいうちに食べられるメリットがある。

豆腐干糸(とうふがんす:豆腐を干して麺状にしたもの)のサラダ

焼売とフカヒレ餃子

エビ入り揚げ点心と蟹肉入り挟み揚げゴマ風味
まずはサラダと4種類の点心が出され、これ以降は各自が好みの料理をオーダー。点心は各自で頼み、小皿料理は皆で取り分けることに。

ハチノスの中国黒豆蒸し

豚足の醤油煮込み

鶏肉と餅米の蓮の葉包み蒸し

スペアリブの梅肉蒸し

エビと豚肉の餅米蒸し

ホタテの蒸し物
私は、点心は普段あまりお目にかからない料理を中心にチョイスしてみた。いずれも手堅い美味しさだが、特に印象に残ったのはコリコリとした食感が楽しいハチノス(牛の第二胃)の中国黒豆蒸しと、味の成分がミッチリ凝縮されたエビと豚肉の餅米蒸し。あと豚足の醤油煮込みやスペアリブの梅肉蒸しは、肉が柔らかく旨味タップリで、ご飯が欲しくなる味。

クラゲの前菜

麻婆豆腐

エビチリ

エビマヨ
一方で小皿料理は定番ものが中心となった(上の写真は一部)。なかでも複数のメンバーが賞賛したのがエビマヨで、合計3皿も注文する事となった。私も食べたが、エビもさることながらマヨネーズが「相当いいものを使っているな…」と一口で分かるほどの美味しさ。

杏仁豆腐
食後のスイーツは杏仁豆腐を選択。もちろん一般的な菱型をした寒天状のものではなく、プリン状に形成された本格的なもの。濃密な味と滑らかな舌触りが美味しく、特に女性部員の受けは抜群だった。
「普段使い」のお店としては少々ハードルが高いと思うが(そんな身分になりたい…)、ハレの日にはぜひお世話になりたいと思う。皆様もご利用されてみては?
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
