

京浜急行線・汐入駅
先週末のこと、少し足を伸ばして横須賀までやってきた。ここ汐入駅は横須賀地区の中心となる京浜急行線・横須賀中央駅の隣(東京方面から来た場合、一つ手前)に位置しており、横須賀米軍基地の最寄り駅となる。そのためか近隣にはアメリカンテイスト漂う店も多く、今日ご紹介するお店も、その中の一つとなる。


HUNGRY BOY (ハングリーボーイ) (アメリカ料理 / 汐入)
汐入駅のすぐ近くに立つビルの二階にある(詳しい場所は上部リンク先を参照)『HUNGRY BOY』 (ハングリーボーイ) さん。食事やアルコールなどで昼夜を問わず大活躍する、地元で人気のカジュアルレストランである。


ビルの構造の所為であろうか、店内は入り口から暫く細い通路が続いたあと、そこから右手に折れると初めて客席が現れる鉤状となっている。店内にポスターや観葉植物などの調度品が程よく配置されているおかげか、ファミリーレストランにありがちな片付きすぎていてかえって落ち着かない所が無く、適度な親近感が湧くのは嬉しい。そして同店は『HUNGRY BOY』の店名が示す通り、メニューはお腹を空かせた少年達に支持されそうなビックサイズのものばかり(写真右:メニュー)。


ヤンキーバーガー&フレンチフライ(900円:税込)
今回注文したのは同店を象徴するメニューともいえるヤンキーバーガー。大きさの比較用に傍らに置いた自分の携帯電話が小さく見えるのは錯覚ではない。成人女性の手の平ほどはあろうかという巨大なサイズに、ただ圧倒されるのみ。


これほどのサイズゆえ通常のハンバーガーのように手で持って齧り付くわけにはいかず、ブレッドナイフ(写真左)で適当な大きさにカットして頂くのが常道となる。ちなみに調味料であるケチャップとマスタードもビッグサイズ(写真右)だ。

ケチャップやマスタードで後から味を調整できることが考慮されているためか、ハンバーガーそのものには一般的なファストフード店のそれと比べるてしつこい味付けがされているわけではない。ただし味が薄いというわけではない。上の写真ではハンバーグの厚みが薄いように感じるかもしれないが、思いのほかシッカリと肉の味がする。その巨大さゆえ、全体的な質量が大きいからだろうか。
バンズやレタスとの相性もよく、無理に味を付け足さなくても十分美味しくいただけるが、ハンバーガーの味として記憶に刷り込まれたイメージに従うならば、ケチャップやマスタードを加えて少々濃い目の味付けをしたいところ。まぁこの辺はお好み次第だろう。
『HUNGRY BOY』さんのヤンキーバーガーは並みの胃袋の人間ならば一皿で十分満足できるが、並ではない胃袋を持つ真性のハングリーボーイな皆様には、肉(パティ)とバンズが一枚ずつプラスされて“ビックマック”状態となったジャンボWヤンキーバーガー(1,280円:税込)という素晴らしいメニューもある。「我こそは」という方、ぜひお試しあれ。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
