2012年03月17日

渋谷『富士宮焼きそば こころ』さんで、ご当地グルメの雄を満喫するの事

ご当地グルメ・B級グルメブームの立役者といえるのが、静岡県富士宮市のソウルフードである富士宮やきそば。コンビニ弁当やカップ麺にもなったので口にした方は多いと思う。一方で「やっぱり本物を食べてみたい」という方もいらっしゃるのではないか。

しかし諸般の事情により現地まで足を運ぶのは厳しい方も多いはず。そんな皆様のために、今日は東京で富士宮やきそばを食べられるお店をご紹介したい。

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富士宮焼きそばこころ 渋谷店焼きそば / 渋谷駅表参道駅



JRほか渋谷駅を降りて宮益坂を登り、登りきったら金王坂の方へ横断。そこから一本裏の通りに入ると見えてくるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『富士宮焼きそば こころ』さん。同店は富士宮やきそば学会が認定する木下製麺所の麺を使用するなどした、同学会正規登録(※)のお店である。

※「富士宮やきそば」は登録商標なので勝手に看板に掲げることはできない。

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店内の様子

本日の天候が本格的な雨模様だったこともあり、人影はまばら。しかしテイクアウト用の注文を受けている光景に出くわしたので、土曜日ではあるが需要は思いのほかあるようだ。

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ランチセット(やきそば並盛 750円:税込)

今回の注文は、11~15までのランチタイム限定となるランチセット。その内訳は

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並盛・中盛・大盛から選べる、やきそば

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サラダ

結構な量があるのが嬉しい、サラダ

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玉子スープ

まだ肌寒い季節なのでありがたい、暖かい玉子スープ

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ジンジャーエール

ジュース(やきそばへのトッピングと選択式)

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杏仁豆腐

デザート(肉ごはんとの選択式)という豪勢なラインアップ。

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卓上に用意された魚粉(イワシの削り粉)を適宜ふりかけたら、早速食べてみよう! ラードで炒められた麺は、他の焼きそばとは違うピンとした張りのある食感。また味付けも一般的な焼きそばがソースのみであるのと違い、魚粉や肉かす(豚の背脂や豚バラからラードを搾った後に残ったものを油で揚げたもの。一般的には「油かす」という)が加わっているので力強さがある。具として用いられている、歯ごたえ位のよい細切りキャベツが良いアクセントだ。

現地に足を運ぶの辛くても、交通至便な渋谷であれば来訪のチャンスを作るのは難しくないのでは? 見体験の方も、現地で食べた味が忘れられない方も、お試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 20:48| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2012年01月22日

新高島平『あぺたいと』さんで「両面焼きそば」の謎に迫るの事

焼きそばといえば、縁日などの屋台では花形メニューである。しかし、これをメインに据えて提供する店は意外と少ない。ラーメンなどと違い、焼きそばは他店との差別化が図りづらい料理だからだと私は考えている。ところが、独自の工夫で他店との差別化に成功しているお店もある。今日は、そんなお店をご紹介したい。

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あぺたいと 本店高島平店焼きそば / 新高島平駅高島平駅西高島平駅

都営地下鉄三田線・新高島平駅の改札を出て、進行方向右側の出口より徒歩2~3分のところにある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『あぺたいと』さん。看板に「両面焼きそば専門」との見慣れない文字が踊るが、これは同店における焼きそばの調理法から来ている。

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店内の様子

諸般の事情により入店したのは14時を過ぎたころだったが、店内が満員御礼状態だったのには驚きを禁じ得なかった。確かに同店の周辺は飲食店の少ない地域ではあるが、それにしてもコアなランチタイムからは外れた14時過ぎにも関わらず、これほど盛況とは!

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焼きそば・中、玉子あり
(焼きそば単品760円。玉子はプラス50円。写真は餃子、スープとのセットメニューなのでトータル1,000円)

朝食を食いっぱぐれていたこともあり、餃子とのセットメニューを注文。メインの焼きそばは、他の客もそのように注文していた人が多かったので、プラス50円して生玉子を乗せる形にした。

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焼きそばを注意深く観察してみると麺の色が違っている部分があることに気づくはず。これは麺が「焼かれて」いるため。麺を鉄板の上で「炒める」前に両面を焼き固めているのだ。詳細な作り方は、同店の公式HPにもあった、下の動画を参照していただきたい。



横浜中華街の名店『梅蘭』さんの名物「梅蘭やきそば」も、同じように麺に火を通して表面を焼き固めるのだが、『あぺたいと』さんでは表面を焼いた後で麺をほぐし、具と一緒に炒める点が異なる。

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食べてみると、麺が焼かれたカリッとした部分と、それ以外のモッチリした部分と、一つの皿で2つの味わいが楽しめる。秘伝の特製ソースもよく絡み、なるほど屋台の焼きそばとは、ひと味もふた味も違う面白くて美味しい味だ。途中で玉子を割って絡めると、まろやかな味もプラスされて更に箸が進む。14時過ぎても客足が途切れないわけだ・・・。

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なお、サイドメニューの餃子も侮れない。店内に「酢にコショウを振って、それにつけて食べる」旨のことが掲示されていたので試してみた。

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すると、それだけでも十分美味しい。餃子そのものに確り味がついているためだと思われる。

店名になっているアペタイト【appetite】とは英語で「食欲」を意味する単語。皆さんも『あぺたいと』さんで食欲を満たしてみては?





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posted by 只今(橘カヲル) at 09:44| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2011年10月01日

札幌『佐藤水産』さんの海鮮おにぎりを懐かしく思い出すの事

札幌旅行の思い出シリーズも残り僅かとなった。今回ご紹介するのは、ホテル近くのコンビニを除けば私が札幌旅行の間に最もよく利用したお店と言っても過言ではない。

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佐藤水産 本店弁当 / さっぽろ駅(札幌市営)札幌駅(JR)大通駅

そのお店とは、JR札幌駅南口から通りを挟んで向かい側にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『佐藤水産』さんである。

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店内の様子

同店は海産物の土産物をメインに扱っているのだが、私のお目当ては、

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おにぎり。朝食に、おやつがわりに、夜食に大活躍してくれた。

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左:あきあじ(250円:税込)右:紅鮭(350円:税込)

撮影のため近くにあるパチンコ屋(苦笑)のレストスペースに移動。写真では伝わりにくかもしれないが、なんでも茶碗2杯分のご飯が使われているとのことで、大きさが尋常ではない。コンビニで売られている一般的な個別包装のおにぎりと比べたら一般人と力士ほどに体格の違いがある。

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また見た目の大きさに違わず重量もあり、成人男性の私が手の指を曲げてシッカリと保持しないと支え切れないほどなのだ。

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写真はあきあじ(秋鮭の意:産卵のために生まれた川の沿岸へ秋に戻ってくる鮭)

それだけ大きなおにぎりだと形を維持するためにカチンカチンに握り固められていても不思議ではないのだが、同店のおにぎりは米粒同士の間には適度に隙間があって、食べるとホロホロと心地よく口の中で崩れていく。そのため大きなおにぎりではあるが思いのほか簡単に胃の中に収まっていくのだ。

そして具の味わいも絶品! なにしろ北海道産の鮭の加工は同店の主力業務だ。良質の素材と確かな加工技術に裏打ちされたその味は、脂分は控えめだが寧ろ鮭の身が持つ本来の味が十分に堪能できる。そしてご飯との相性も抜群でとても美味しい。ああ、こんな記事を書いていたら、また食べたくなってきた・・・。

『佐藤水産』さんの海鮮おにぎりは、新千歳空港の売店でも販売されているので土産として購入する人も多いと聞く。みなさんも味わってみて欲しい。





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posted by 只今(橘カヲル) at 15:51| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2011年09月09日

札幌『回転寿司 根室花まる』さんで北海道の海の幸を堪能するの事

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北海道庁旧本庁舎

札幌旅行4日目となった火曜日は、台風12号から変わった温帯低気圧と台風13号に挟撃され、北海道では各地で荒天となった。私が滞在する札幌も雨模様となったので、遠出を諦めて札幌駅周辺にある北海道庁旧本庁舎を見学したあと、札幌駅の駅ビルで昼食を取ることにした。

目的は或る回転寿司のお店。太平洋、日本海、オホーツク海に囲まれた北海道は魚介類には事欠かず、自然と寿司屋のレベルも高くなる。回転寿司といっても軽視できない。

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回転寿司 根室花まる JRタワーステラプレイス店回転寿司 / 札幌駅(JR)さっぽろ駅(札幌市営)北12条駅

JR札幌駅の駅ビル・JRタワーにあるショッピングモール「札幌ステラプレイス」の6階にある『回転寿司 根室花まる』さん。行列の絶えない人気店との情報を耳にしていたので、天候不良であれば逆に絶好の“取材”日和だと思ったのだが、到着したときは開店前にも関わらず既に行列ができてのに驚きを隠せなかった。

繰り返しになるが、私が訪れた日は北海道全域で荒天となり、札幌でも雨の影響で町の南部を流れる豊平川の水位が上昇して沿道のサイクリングロードやグラウンドが水没していた。そんな状況にも関わらず開店前から10人以上の人が並んでいるとは・・・。

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店内の様子

待つことしばし、開店時間となったので店内に通される。店内は4人がけのテーブル席も幾つか用意されているほどでキャパシティは決して小さくはないのだが早くも満席となった。私は幸いにして席に着けたが、行列の全てを吸収することはできなかった。

同店で感心したのは、その日の一押しネタや珍しいネタ、また一見しただけでは判別できないようなネタについては、シールと爪楊枝で作られた但し書きの札がついているところ。客側にしてみれば親切で有り難い配慮だし、店側にしてみればネタのアピールができるし客からの質問を減らせる。両方にとってメリットがあるわけだ。

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もちろん味にも大満足! 寿司ロボットではなく職人が握る回転寿司店というだけで合格点なのだが、ネタも新鮮だ。また同じネタでも、おろしポン酢と山ワサビという違った薬味で食べさせるといったような捻りも効かせている。これは評判を呼ぶのも納得できる。

駅ビルの6階という地理的条件も良いので、観光で訪れても来訪は容易なはず。皆さんも『回転寿司 根室花まる』に来たれ!





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posted by 只今(橘カヲル) at 09:33| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2011年09月07日

小樽『ニューなると』さんにて、小樽名物の寿司と若鶏の半身揚げに挑むの事

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JR小樽駅・4番ホームにある石原裕次郎氏の等身大写真パネル

札幌から少し足を伸ばして快速列車に3~40分ほど揺られ、商都として北海道の発展を支えた小樽までやってきた。目的は、観光もさることながら、地元で人気の或る料理を食べてみたいと思ったから。その料理とは、若鶏の半身をそのまま油で揚げた、という豪快なもの。

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ニューなると 花園店鳥料理 / 小樽駅南小樽駅

お目当ての料理を出すお店は『若鶏時代 なると』というのだが、訪れた日は生憎と定休日。ならばとJR小樽駅から徒歩15分ほど、小樽花園銀座商店街と公園通りの交差点付近にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『ニューなると』さんへやってきた。

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店内の様子

小樽最大の観光スポットである小樽運河からは大分離れていることもあり、店内は明らかに地元の方と思しき皆様で賑わっていた。

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寿司セット(1,800円:税込)
※平日に限り11:30~14:00のランチタイムは1,300円(税込)

訪れたのが平日だったこともあり、お得な寿司との若鶏の半身揚げのセットを注文。

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近海物を安く新鮮なうちに仕入れられる小樽は、寿司の美味しさに定評がある。

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季節によってネタは変わるようだが、職人が握った寿司はネタは新鮮だしシャリは口の中でホロリと崩れて良いお味である。

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これもセットに含まれる味噌汁で喉を潤したのち、

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いよいよメインである若鶏の半身揚げと対峙する。切れ込みなど入っていないので、揚げたてで熱々なのを我慢して手で引きちぎっていただこう。

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あっさりした塩味というシンプルな味付けだが、それ故に鶏肉自体の美味しさを存分に味わえる! パリッと揚がった皮とジューシーな肉のコントラストが素晴らしい。また手間を惜しんだ作り置きをせず、揚げたてで熱々なのを提供してくれるのも嬉しいじゃないですか・・・。

『ニューなると』さんは観光スポットである小樽運河近くにあるフードテーマパークである小樽出抜小路に支店を出しているので、観光メインであればそちらに訪れるのもあり。小樽に来たら寿司もいいけど、若鶏の半身揚げを忘れずに食すべし。





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posted by 只今(橘カヲル) at 09:20| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2011年05月07日

老舗蕎麦屋、淡路町『神田まつや』さんで戴くカレー丼は背徳の味わい!?

ゴールデンウイーク終盤の本日は朝から雨模様となった。一般の人は外出を控えるのかもしれないが、食べ歩きを趣味とする私にとっては、有名店の混雑が緩和する可能性があるので外出日和となる。

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神田まつや そば(蕎麦) / 淡路町駅小川町駅新御茶ノ水駅

東京メトロ丸の内線の淡路町駅から靖国通りを秋葉原方面に向けて数分ほど歩くと、近代的なビルの一画に歴史を感じさせる風格を持つ建物が突如出現する。こちらが『神田まつや』さん(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)。

1884(明治17)年創業の同店は東京屈指の蕎麦の名店として知られ、メディアへの露出も数知れない。食通として知られた文豪、池波正太郎翁も足繁く通ったことで知られる……などと私が講釈せずとも、ご承知の方は多いことだろう。それぐらいの名店である。

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店内の様子

11時半を少し回ったぐらいの時間に入店したが、蕎麦を手繰る人、肴をつまみながら日本酒を楽しむ人など店には思いのほか来訪者がいて、一人客だった私は花番(給仕役)の方に相席をお願いされたほどだった。名店に天候のハンディは関係ないのだと知った。

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もり(600円:税込)

まずは、もりそば。同店に来たならば、各地から厳選して取り寄せた蕎麦粉を手打ちし、茹で立てにて提供される、これを口にしなければ始まるまい。

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「老舗なのだから手打ちなんて当たり前」と考えるなかれ。小規模な個人店舗ならいざ知らず、60席以上もある同店の規模と繁盛度合いを考えれば、効率面から機械製麺を採用せず手打ちに拘る――正確には1963(昭和38)年に機械製麺から手打ちに戻している――のは凄いことだと思う。

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『神田まつや』さんの箸袋

恥ずかしながら鶏卵をつなぎに使用していることを今回の来訪で始めて知った。

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辛味が強くダシをシッカリと利かせた濃い味のツユに全体の1/3ほどつけて手繰る蕎麦は、コシも喉越しもとても良く美味しい。値段の割に量が多目というコストパホーマンスの良さも有り難い。

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カレー丼(吸い物、香の物付き 1000円:税込)

さて蕎麦を手繰り終えて暫く待つと、今回のお目当てであるカレー丼が到着。

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蕎麦好きなら知らない人はいないであろうというレベルの老舗名店でありながら、カレー丼や親子丼といった庶民的なメニューを残してくれている『神田まつや』さんに、私はすごく惹かれる。

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カレー専門店のカレーと一線を画す甘辛い和風ダシの利いたカレーは、ものの本によればカツオ節・サバ節・宗田節でダシを取っているとのこと。つまり蕎麦ツユを作る材料と技法を応用しているのだ。カツオブシを中心とした日本人に馴染み深い味が根底にあるからこそ、このカレー丼を美味しいと感じるし、また暫くすると無性に食べたくなる習慣性を生み出すのだろう。

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なお卓上の柚子七味を掛けると、刺激が加わってカレー丼に新たな美味しさが生まれる。この七味唐辛子も、同店のオリジナルブランドである。

『神田まつや』さんほどの蕎麦の老舗でカレー丼を注文するなんて気が引ける所もあるが、そうした背徳感もまた同店のカレー丼の味を膨らませる一因かも!? 皆さんもお試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 23:52| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2011年04月30日

中野『丸子亭』さんの麦とろ定食は元気が体に染み渡る。

ちかごろ体に疲れが溜まりやすい傾向が続いていたので、なにか疲労回復に効くものを食べたいと思った。かといって肉類を食べたい気分ではないし……。

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丸子亭 郷土料理 / 中野駅新井薬師前駅

という訳で、JR中野駅北口の代表的商業施設、中野ブロードウェイの2階にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『丸子亭』(まりこてい)さんまでやってきた。

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店の入口に張られたメニュー

現在の静岡県静岡市駿河区丸子は、かつて東海道五十三次の20番目の宿場・鞠子宿(まりこじゅく)として栄えた。とろろ汁が鞠子宿の名物で、歌川広重の『東海道五十三次』にも、とろろ汁を店先で食べる人の姿が描かれているほどだ。同店は、その味を東京で楽しめるとあって評判を集めている。

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店内の様子

その外観から想像できるのであるが、店内はカウンター席メインの小規模店舗。空いている席に腰掛けてオーダーと通す。

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麦とろ定食 丸子(1250円:税込)

今回の注文は、麦とろ定食の基本形となる丸子。お櫃に入った麦めし(正確には麦入りごはん)と自然薯とろろ汁、またヒジキの煮物に香の物、けんちん汁という構成。

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それでは、お櫃から麦めしを茶碗に盛りつけ

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とろろ汁をたっぷりとかけて

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麦とろご飯に仕立てたら戦闘開始! ものの本によれば、自然薯を旨みが豊富な皮ごと擂(す)り鉢で卸し、カツオと昆布でとった出汁プラス白味噌で溶き延ばしているという。その濃密にして柔らかな美味しさと舌触りの滑らかさ、さらに良く炊けた麦めしとの相性の良さは、食べた瞬間に思わずウットリしてしまうほど。

麦めしに使われる大麦は食物繊維が豊富。また自然薯も漢方で山薬(サンヤク)と呼ばれて滋養強壮などのために用いられ、また「山のウナギ」の異名をもつほど栄養価の高い食品として知られている。美味しいだけでなく、食べると栄養がジワジワ行き渡る感じがして体に溜まった疲労も癒されていくようだ。

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いい忘れていたが、けんちん汁もサッパリとして軽やかな味わいで、非常にレベルが高い一品。麦とろご飯同様、体の隅々まで旨さが染み渡るような美味しさである。

中野ブロードウェイというと、近年では漫画古本専門店『まんだらけ』に代表されるサブカルチャー関連の店舗が話題に上りがちだが、『丸子亭』さんのような良質な飲食店があることも、お忘れなく。


麦とろ 丸子亭 [ 和食 ] - Yahoo!グルメ





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2010年12月31日

西荻窪『坂本屋』さんのカツ丼に、これまでの不満が解消されるの事。

年の瀬も押し迫ったある日、所用で西荻窪まで足を伸ばしたので、かねてから評判を聞き及んでいた或るお店にいくことにした。

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坂本屋 定食・食堂 / 西荻窪駅

JR西荻窪駅北口から北銀座通りを北上すること数分で到着する(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『坂本屋』さん。店頭のショーウィンドウやメニューを見ればベーシックな食堂であることが見て取れるし、実際にご家族三代・計5人(祖父母、ご夫婦、娘さん)で運営されている小規模なお店である。

しかしメディアで取り上げられる機会も少なくなく、地元・遠方問わず支持者が多い名店でもあるのだ。なにしろ今回訪れたのは、コアなランチタイムを既に過ぎ、昼の部の営業終了時間が迫っていた15時の少し前だったのだが、小規模な店内はそれでもほぼ満席状態で、私がカウンターに着席した後も来訪客が途切れず、お店の方が申し訳なさそうに「満席です」と断りを入れていたほどだ。

そんな状態だったため店内の写真やメニューの撮影は諦め、大人しくオーダーを通して待つことに。

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カツ丼(味噌汁と香の物つき 750円:税込)

同店は「カツ丼の名店」としてメディアに取り上げられるケースが多い。私も同店を知ったきっかけは、料理評論家の山本益博氏が同店のカツ丼を褒めていた記事であった。ということで、私もカツ丼をオーダーした。

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揚げたてのトンカツを用いて作られている様子がカウンター越しに見て取れたので、期待が高まる……のだが、正直に白状すると、同時に「でも所詮はカツ丼だよなぁ」という思いがあった。

一昔前の刑事ドラマで、刑事が取調べ中の容疑者にカツ丼を食べさせてあげるシーンが出てきたのをご記憶の方も多いことだろう。定番のシーンなので刑事もののコントでも頻繁に登場するから、それでご存知の方も多いのではないだろうか。

実際には警察が容疑者にカツ丼を食べさせてあげたりすると「恩を売る」ことになり、違法捜査の一つである利益誘導に該当する可能性があるので基本的に行われないそうだが、それはさておき、そんなシーンが成立するのは「カツ丼は値段が高いけど美味しい」という前提があるからに他ならない。

しかし私がこれまでに食べたカツ丼はボリュームこそあるものの感動を覚えなかった。卵でとじるタイプのカツ丼だけでなく、ソースカツ丼や味噌カツ丼も同様だったので、私にとってカツ丼とは「贅沢品であったトンカツと同時に、ご飯を食べたいという願望を叶えられた故に重宝された、肉の調理法が未発達だったころの料理」という認識だったのだ。

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ところが、である。同店のカツ丼を口にした瞬間、それまでの認識がガラッと変わってしまった。これまで卵でとじるタイプのカツ丼について私が感じていた不満を全て解消する逸品だったからである。

1.煮込みすぎてカツの衣がベチャベチャ
⇒衣のカリッとした食感はキープ。揚げたてのトンカツとしての美味しさを味わえる

2.とぎ卵に火が通り過ぎなうえにトンカツ全体を覆っているので、どこを食べても香気の飛んだ卵の味に塗りつぶされる。
⇒卵のとぎ具合を荒くし、トンカツへは均一にかけず、半熟部分をあえて残すことで、卵の味も堪能できるだけでなく、食べる箇所によって味が違ってくるので最後まで飽きがこない。

3.トンカツを煮込むタレの味が濃すぎて、トンカツはもとよりご飯の味を大きく損ねている。
⇒タレの味加減が程よく「トンカツやご飯の味を引き立てる」というタレ本来の役割を果たしている。

こんなカツ丼を食べさせてもらったら、どんな凶悪犯も簡単に口を割るに違いない!? 皆様もお試しあれ。


坂本屋 [ 中華 ] - Yahoo!グルメ





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2010年11月14日

御茶ノ水『炭焼豚丼 豚野郎』さんの炭焼豚丼と茶漬けに行列ができる訳を納得するの事

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JR御茶ノ水駅

昨日のこと。私はすっかり日も暮れたころに御茶ノ水までやってきた。本日お目当ての品が18時からの限定メニューとなっているためである。

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炭焼豚丼 豚野郎 (丼もの(その他) / 御茶ノ水駅新御茶ノ水駅小川町駅

御茶ノ水駅の聖橋口を出て右折。通りを暫く進むと右手に見えてくるビルの3階(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)にある『炭焼豚丼 豚野郎』さんが今回の目的地。

店名にもあるように豚丼の専門店なのだが、牛丼チェーン店で饗されている豚肉の煮込みを使った牛丼の代用品として生まれた豚丼ではない。砂糖醤油ベースのタレで焼いた豚肉を用いる北海道道東地方の郷土料理として見受けられるタイプの豚丼を食べさせてくれるお店である。

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順番待ちの行列

現地に到着したのは19時を少し過ぎたころ。夕食時に重なったとはいえ、狭いビルの3階という立地条件の悪さにもかかわらず行列ができるほどの人気であることに驚く。

御茶ノ水駅周辺は大学や病院、また楽器店やスポーツ用品店などが古くから数多く存在しており、そこに集まる人々をターゲットとした飲食店も古くから数多く立ち並ぶ。ものの本によれば同店は昨年3月オープンというから、この界隈では新参者だ。それなのに既にこれほどの人気を博しているとは!

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メニュー

店舗入り口の手前に掲げられたメニューを見る。ご覧のとおり実質的に豚丼のみで勝負しているお店である。大・中・小のサイズが選べるのは嬉しい配慮。

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『炭焼豚丼 豚野郎』入り口

順番が廻ってきたので、入り口で食券を購入してスタッフの方に渡す。

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店内の様子

店内で黙々と豚丼を食べる人たちを掻き分けるようにしてようやく席につく。スタッフの方は休み無く肉を焼いて豚丼を作っているのだが、作っても作っても後から後からお客が押し寄せているので、結果として待ち時間が生じてしまっているような感じだ。

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炭焼豚丼(中)と炭焼豚茶漬けセット(680+200円:税込)

さて、もはや若かりしころのように無理ができなくなっている胃袋の具合と相談し、今回注文したのは炭焼豚丼の中サイズ。そしてお目当てだった18時以降の限定メニューとなる茶漬けセット。

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中サイズとはいうものの、厚手にカットされ、艶やかなタレが絡まり、良い具合に焦げ目がついた豚肉が丼を覆い隠す様は圧巻であり、見つめるほどに食欲がそそられる。

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炭火で柔らかく焼き上げられた豚肉のジューシーな味わいを甘辛いタレが増幅して、実に美味しい。また良い具合に炊き上げられたライスとの相性もすこぶる良い。なるほど、これは行列ができるわけだ……。

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左から海苔、西洋ワサビ、小ネギ

さらに或る程度食べ進めた段階で、これらを丼に投入し、

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焼きアゴ(トビウオ)でとったダシをかければ

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ジャーン、茶漬けの完成!

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タレがダシに溶け出すことで、また別の美味しさが生まれる。後口がアッサリになるのも良い感じだ。

ぜひ茶漬けまで味わっていただきたいところだが、豚丼単独でも十二分に満足できる。皆様もお試しあれ。


豚野郎 [ その他 ] - Yahoo!グルメ





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2010年10月17日

東京で食べられる富士宮やきそばはいかが――学芸大学『富士宮やきそば がんそ』さん。

先週は仕事の都合で長時間の残業が続き、ようやく一段落ついたのが昨日の深夜。おかげで本日ベッドから置きあがったのは、私にしてはめずらしく昼近くになってからだった。

遠出をするには時間が押しており、また疲労が蓄積しているからか食欲もそれほどではなかったため、昼食は軽く済ませることを決意。

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富士宮やきそば がんそ 焼きそば / 学芸大学駅

学芸大学駅西口から徒歩数分、商店街の一角に「富士宮やきそば学会公認」を示す橙色の旗が掲げられた店がある。ここが今回の目的地『富士宮やきそば がんそ』さん(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)。

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全国ご当地B級グルメブームを巻き起こすきっかけとなった富士宮やきそばテイクアウトにて扱うお店である。

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メニュー

価格はいずれもリーズナブル。ミニサイズや大盛りに対応している細やかな心配りが有難い。

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目黒区立碑文谷公園

テイクアウト専門店のため、店頭で購入したあとは大急ぎで近くの公園まで移動。せっかくアツアツなので、冷めないうちに食べたいではないか。

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公園の中央に位置する池の周りに配されたベンチに腰掛け、池に浮かぶボートで戯れる親子連れやカップルの幸せそうな姿を横目に(苦笑)、包みを開く。

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口にして最初に感じるのが、麺の食感のよさ。縁日の屋台で食べる焼きそばの麺などとは明らかに違い、麺にコシというか、ハリがある。この麺に芳醇なソースがよく絡んで、これだけでも相当美味しい。

さらに味の篭った肉かす、大量に入った細切りキャベツ、カツオ・昆布・イワシなどの乾燥粉末がミックスされたダシ粉の美味しさも加わり、奥の深い香りと味を作り出している。

既に富士宮やきそばのファンである方も、まだ富士宮やきそば未体験の方も、ぜひ一度お試しあれ。


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posted by 只今(橘カヲル) at 18:42| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(1) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2010年09月25日

新宿『白銀屋』さんで炭火の魔力に驚嘆するの事

ようやく季節も秋めいてきたからか、無性に焼き魚が食べたくなった。そういえば暫く、焼きたての焼き魚なんて食べていなかったな……。

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炭火焼専門食処 白銀屋 炭火焼き / 西新宿駅新宿西口駅西武新宿駅

新宿駅西口から大ガード方向へ向かい、そこから小滝橋通りと青梅街道に挟まれたエリアの奥に進む。すると中規模のビルディングやマンションが立ち並ぶなかに「炭火焼専門食処」と書かれた看板を発見できるだろう(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)。ここが今回の目的地『白銀屋』さん。

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店頭のメニュー

炭火で香ばしく焼かれた数々の素材が美味しく食べられるお店として評判を集めている。なにしろ、いかにコアなランチタイムとはいえ土曜日だというのに店内は満席状態で、店内の様子を写真に撮るのを諦めたほど。前金制なので注文を通し、花札を使った番号札を持って席につく。

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サーモンハラス干し定食(800円:税込)

今回の注文はサーモンハラス干し定食。メインディッシュとなる鮭のハラスの干物に、ライス、味噌汁、大根おろし、カツオブシのふりかけがセットとなっている。

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ハラスは、地方によってはハラモ、ハラミ、ハラシともいうらしい。内臓を囲んでいる部分の身で、マグロでいえばトロにあたる。それにしても随分と身が長いが、これは鮭の体長と平行にカットしているため。北海道では一般的な作法なのだとか。

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こんがりと焼けたハラスは、身に箸を入れた瞬間に皮の部分から「パリパリパリッ」という妙(たえ)なる調(しら)べを発する。この音が耳に入るだけで「美味しいに違いない!」と感じてしまう。そして炭火で炙ることで適度に脂が抜けたハラスは、実際に醤油なしでも脂の甘みだけで十二分に美味しいのだ。うーん、炭火の魔力恐るべし。

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醤油をかけ大根おろしを乗せて

もちろん醤油をかけて大根おろしと共に食べれば旨味が引き立つし、

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ライスと共に食べれば至福のひと時が味わえること必至だ。

これだけの満足度なのに1,000円でお釣りがくるコストパフォーマンスも嬉しい。みなさんも足を運ばれてみてはいかが?


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posted by 只今(橘カヲル) at 23:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2010年08月21日

暑い夏は渋谷『魚山亭』さんの冷汁定食で乗り切ろう!

先週の土日に勤め先の行事へ出席する必要があった関係で、週の後半には木更津から東京へトンボ返り。実質的な夏期休暇最終日となった先週の金曜日、折角だから少し遠出しようかとも思ったのだが酷暑で断念し、現在の住まいから比較的近い渋谷へと出撃した。

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魚山亭 渋谷店居酒屋 / 神泉駅渋谷駅

目的地は渋谷駅から徒歩7~8分。渋谷東急デパート本店近くのビルの二階に店を構える『魚山亭』(ぎょっさんてい)さん(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)。宮崎県に本店がある郷土料理のお店で、こちらはその東京支店にあたる。

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店内の様子

お酒が飲めない私には敷居が高い“居酒屋”であり、そのうえランチタイムの営業は平日のみなので、これまで訪れる機会に恵まれなかった。今回夏期休暇を利用してようやく念願を叶えた。

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メニュー

とはいえ酷暑で少々バテ気味。そんな状態でも胃に収まるメニューとして、

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冷汁定食(1,200円:税込)

今回は冷汁定食をチョイス。冷たい味噌味の汁を温かいご飯(もしくは麦ごはん)にかけて食べる冷汁は、元々は時間の無いときに簡単に作って食べるための料理だったようだが、戦後に進化して今に至っているとのこと。

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メインとなるのはホッカホカの麦ごはんに

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冷たい冷汁。

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さらに、ちきん南蛮と

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アジの開きもつく大盤振る舞い。

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さっそく麦ごはんに冷汁をかけて…。

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準備完了!

その見た目から「ネコマンマ」呼ばわりされることもある冷汁。しかし冷汁には味噌とともにゴマや白身魚も擂り鉢で混ぜられるし、ダシを入れて伸ばした後にはシソやミョウガ、キュウリや豆腐も加えられる。その味わいは「ネコマンマ」とは比べ物にならぬほど複雑で上品、かつ後口もスッキリとして、夏場の食事には最適な美味しさだ。

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おかげでアツアツで肉汁タップリの、ちきん南蛮だって

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肉厚で旨味十分なアジの開きだって、続けて胃袋に収まってしまう。

冷汁そのものは夜の営業でも食べられるので、飲んだ後の〆にもよいのでは?駅から少し歩くが、お勧めの一軒。ぜひお試しを。


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2010年06月13日

川崎『島田屋』さんで朝からシッカリ食事を取ろう。

朝食を取ることの重要性は方々で指摘されているが、外食で「朝からシッカリ食事を取れる」お店となると、案外選択肢は少なくなるもの。今日は早朝から深夜まで営業している定食屋さんを一軒ご紹介したいので、ご活用いただきたい。

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島田屋(定食・食堂 / 川崎、京急川崎)

場所はJR川崎駅のすぐ近くにある『川崎駅前タワーリバーク』という地上22階建てのスタイリッシュで近代的な高層ビルの一階。視界に忽然と昭和の時代にタイムスリップした光景が目に飛び込んできたら、それが今回ご紹介する『島田屋』さん(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)。

ものの本によれば、その昔は「駅から近い一軒の食堂だった」とのこと。駅前再開発のような事情により、このビルにテナントとして収まったと思われる。

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店内の様子


私が入店したのは朝9時を少し廻ったころ。小洒落たステンドグラスが照明の傘に用いられ、長々としたカウンター席が配された店内では、既に何人かのお客さんがビールを片手にホロ酔い気分になっていた。

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壁に貼られたメニュー

壁に貼られた数々のメニューに書かれる値段は、どれもリーズナブルで普段使いに最適。同店は朝6時から深夜0時(24:00)まで営業しているので、一日三食同店で食事することもできる。

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豚汁定食(525円:税込)

早朝ということもあり、数多のメニューから今回選んだのは豚汁定食。盛りの良いライスと大きな椀に入った豚汁、そして納豆・生卵・お新香という構成。

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豚汁は「ちょっと豪華な味噌汁」という印象があるが、同店の豚汁は非常に具沢山!豚肉やコンニャクに加え、ゴボウやニンジンなどの根菜類がタップリと入っているため、単なる汁物ではなく「おかず」として美味しく大満足できる逸品だ。

ところで、豚汁から放たれる豚脂と根菜と味噌の香りは、どうして食欲をこんなに刺激するのだろう…。

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そんな「食欲を刺激する」豚汁をおかずにすれば、早朝からでも納豆と生卵をかけたライスをガシガシ頬張れる。朝型人間の方はもちろん「朝はなんとなく食欲がなくて…」という方にこそお試しいただきたい。

なお『島田屋』さんは、その外見や内装から接客も大雑把な大衆食堂のように感じられるかもしれないが、クシャミをしたお客さんがいたら店員さんが即座にクーラーを止めるなど、細かい気遣いをしてくれるのも魅力。川崎にお越しの際は、お立ち寄りあれ。


島田屋 [ その他 ] - Yahoo!グルメ





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2010年03月22日

朝食に日比谷『たまごん家』さんの「基本のたまかけセット」はいかが?

昔は朝の食卓の定番だった卵かけご飯。しかし日本人の食が洋風化したことや、朝食にゆっくり時間をかけられない人が増えたことから、卵かけご飯を家庭で食べる機会は減ったのではないだろうか。かくいう私も暫く口にしてはいなかった。しかし今日の朝、どうにも卵かけご飯が恋しくなって…。

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東京メトロ日比谷線・日比谷駅

日比谷までやってきた。祝日の朝ゆえ普段とは掛け離れた静かな雰囲気のなか、日比谷駅A13出口から日生劇場と帝国ホテルの間の通りを有楽町方面に向かって進むと、

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たまごん家(居酒屋 / 日比谷、銀座、有楽町)

こちら『たまごん家』さんに到着する。店名は「たまごんち」と読む。一時爆発的なブームとなった携帯型電子ペット育成ゲーム「たまごっち」とは何の関係もない…はず(笑)。

同店は早朝から深夜まで「卵かけご飯が味わえる」のを売りにする一風変わった料理店で、朝7:30(土日祝日は8:00)から11:00にランチタイムが始まるまでの時間帯は、ズバリ卵かけご飯専門店となる。なお夕方からは「アルコールからおつまみまで何を頼んでも値段は一緒」なタイプの居酒屋として営業しているが、もちろん卵かけご飯はオーダー可能だ。

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店内の様子

夕方からは居酒屋になるというものの、カウンター席を中心とし、また飲食スペースと厨房が区分けされている部分で注文と料理の受け取りが行われて勘定まで済ませるという同店の作りは、居酒屋というよりも立ち食い蕎麦屋によく見られる作り。

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店内に掲示された同店の理念

居酒屋として考えた場合「グループで来店して長時間利用する」のが難しい店の作りになっているのはどうかと思うが、同店の設立目的は店内掲示にもあるように「朝食に卵かけご飯を食べる日本人の食生活を取り戻す」ことにある。朝食であれば「パッと来てサッと食べてスッと立ち去る」立ち食い蕎麦屋形式の方がベターな選択であろう。

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基本のたまかけセット+野沢菜しらす(300+100円:税込)

さて講釈はこれぐらいにして、肝心の卵かけご飯の説明に移りたい。白米・生卵・味噌汁は“三種の神器”だが、珍しいのはパックに入った粒海苔。板海苔とは違い細胞が壊れないので栄養価が高いそうだ。

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300円という値段もGOODだが、ご飯も卵も拘りの逸品。店内掲示によれば、米は「一番開花」という、長野県木島平地区で育てられたコシヒカリのなかから粒の大きいものを厳選したもの。卵は徹底した衛生管理のもと飼育方法や餌にまで気を配ったものである。

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さらに今回は基本セットに追加トッピングとして野沢菜しらすをチョイス。トッピングはオクラや鮭フレークなど小鉢形式で(私が来店した際は)9種類用意されていた。基本セットだけでもよいが、トッピングを変えることで飽きないようにしているのは嬉しい配慮である。

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備え付けの箸

それでは、さっそく箸で卵を掻き混ぜよう!。昨今流行のリユース箸だが、先端部分に滑り止めがついている。ヌルヌルした卵かけご飯に合わせたチョイスと思われる。

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おっと、箸でかき混ぜる前に醤油を入れなければ。卓上に「卵かけご飯にあう醤油」なるものが置かれていたので、折角だからこれを使おう。

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うーん、いい感じ。

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箸でよく掻き混ぜたら、ご飯へ投入!

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続いて野沢菜しらすを投入!

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卵の自然なコク甘みに醤油がよいアクセントとなり、さらに野沢菜しらすの適度な歯ごたえと塩気が味を盛り立てる。幼少のころより幾度となく食べてきたはずの卵かけご飯なのに、この美味しさ、忘れていたなぁ…。強烈な驚きはないが、しみじみと五体に染み入るような味である。

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最後に一つ。粒海苔は卵かけご飯にかけてもよいが、味噌汁に投入してもまたよい。磯の香りが鼻腔をくすぐり、味噌汁の味がアップする。

近年、卵かけご飯に着目してメニューに載せる店が増えているようだが、「卵かけご飯をメインに食べに行く」ことに対し、ここまで敷居が低いお店は有難い。皆さんも朝食に、ランチに、飲みの〆にいかが?





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2010年03月07日

中目黒『魚家 おらい』さんの「The 刺身定食」に興奮し、我を忘れるの事

濡れた傘を持ちながら混んだ電車に乗るのを好まない私は、昨日に続き天候に恵まれなかった本日も遠出を断念。そこで、ランチはかねてよりWebでの情報で目をつけていた中目黒の某店に向かったのだが、Web上では「定休日・年中無休」との記載があったにもかかわらず閉まっていた。

更新日が不明確なWeb情報を頼りにするとしばしば起こることなので常日頃から覚悟はしているものの、やはり意気消沈してしまうのは避けられない。傘を持つ手も重く、とぼとぼと中目黒駅前の目黒銀座商店街を歩いていたところ…。

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おらい 中目黒店(居酒屋 / 中目黒、祐天寺、代官山)

ランチ営業をしている『魚家 おらい』さんを発見(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)。

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店名の「おらい」は、千葉県・銚子の方言で「俺の家」を意味する。銚子直送の新鮮な魚を用いた料理を出す居酒屋としてWebでの情報をみたことがあるものの、ランチ営業については記載されていなかったので嬉しい誤算に歓喜。早速入店することに。

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店内の様子

天候に恵まれず、開店直後でもあったため、入店時の客は私一人。ただその後は何人か入店してきた。高い天井と木目調の店内は、居酒屋というより魚河岸近くの鮮魚店兼食堂といった趣。

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メニュー(一部)


メニューに書かれていた料理は何れも魅力的だったのだが「銚子港直送」の文字に惹かれたことと、初めて入店したお店なので「無難な選択」の意味合いもあって刺身定食をオーダーした。

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The 刺身定食(1,000円:税込)

「1,000円の刺身定食だから、赤身と白身と光物がそれぞれ3切れぐらいかな」と勝手に予想していたところ、運ばれてきた刺身定食を見てビックリ!

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5種類もの魚の刺身が豪勢に
盛られていたのだ!その壮大な光景に我を忘れて興奮してしまい、スタッフの方が親切にも魚の種類について説明してくれたのに、大部分が頭から吹き飛んでしまった(笑)。

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写真はマグロの刺身

刺身の鮮度も申し分なし!私はワサビに抵抗感のない人間であるが、薬味としてのワサビが特に必要ないぐらいの美味しさだ。もちろん少量のワサビと共に食べるとまた違った味が楽しめる。

同店のWebサイトによれば「千葉県の銚子に現地スタッフを置き、毎日直送で仕入れをしております」とのこと。スタッフが刺身の種類について説明するのは、その日に水揚げされた魚によって盛り合わせる刺身の種類が変わるためであろうか。

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アジの刺身と共に

この新鮮さであれば、ご飯に合うのも自明の理。ご飯の大盛りサービスもあるので活用するのもよいだろう。

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味噌汁に魚のアラが入っているのもポイントが高い。これは美味しさもさることながら、包丁を使って魚を捌ける料理人が同店にいる証でもある。同店の味の確かさの傍証である。

アルコールもあるので、飲める方は刺身を肴にしながら…なんて楽しみ方ができるのもよい。訪れてみて欲しい一軒である。


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2010年02月20日

下北沢『なんばん亭』さんにて、お好み焼きの味の変化を楽しむ。

関東では、お好み焼きは「縁日の屋台で買って食べる軽食」であり、きちんとした食事として食べる機会はあまりない。家庭で作らない上に「料理としてお好み焼きを出す」店が少ないからだと思う。お好み焼き好きの私としては無念でならない。今日は皆様にもお好み焼きの美味しさに目覚めていただきたく「料理店としてのお好み焼き屋さん」を一軒ご紹介したい。

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なんばん亭(鉄板焼き / 下北沢、池ノ上、新代田)

下北沢駅南口から徒歩数分、入り組んだ路地の一角に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『なんばん亭』さん。演劇関係者が多く在住する下北沢の土地柄を反映してか、芸能人もお忍びで訪れることも多いという評判のお店である。

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店内の様子(写真ブレちゃった…)

訪れた当日は生憎の空模様、しかも昼の開店直後だったため客の入りはそれほどでもなかったが、夜の部は「予約が無難」(スタッフ談)なほどの盛況となる。

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リエット(600円:税込)

お好み焼きを注文しようとしたら「お好み焼きは出来上がりまでに時間がかかりますから…」ということで、お凌ぎとしてスタッフに勧められたのが、このリエット。豚バラ肉のパテのことで、スタッフの説明によれば池尻大橋のフレンチレストラン『OGINO』謹製とのこと。

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テーブルに備え付けられた鉄板で、スタッフがヘラを使い器用にパンをカットして焼き上げてくれる。それにリエットを塗って食べるのだが、ツナのような味で小腹を満たすには丁度良い。

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さて、いよいよメインディッシュのご登場。まずは徐(おもむろ)に材料を鉄板上に投下する。前述のとおり各テーブルに鉄板が据え付けられているが、これは各卓上にてスタッフが目の前で調理してくれるため。スタッフの手馴れた手さばきが間近で見られるのも楽しい。これも味のうちだ。

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ある程度火が通ったら形を整え、ひっくり返す。余談だが、お好み焼きを四角く形成するのは珍しいと思う。

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暫く経ったら、更にひっくり返す。これをもう一往復繰り返し…。

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お好み焼き(ミックス焼き:900円 写真は+500円でネギ・玉子・そばを追加)

十分に火が通ったらヘラで小分けにして、仕上げに自家製のソースとマヨネーズそして削り節を掛けて完成!今回は奮発してネギ・玉子・そばのトッピングセットをプラスした。

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完成までの所要時間は20分弱。待った分だけ期待も高まる。個人用の小ヘラを用いて小皿にとりわけ、箸を持つ手ももどかしく口に運ぶ。店頭メニューの記載によれば特殊な下ろし金で摩り下ろした長芋が入った生地は「表面はカリッと中はトロリ」とした対比が面白く、縁日の屋台で売られているお好み焼きとは次元の違う美味しさを味わえる。

また完成後もお好み焼きは熱された鉄板の上に置かれているため、最後まで熱々の状態で食べられるだけでなく、時間の経過とともにお好み焼きへ余熱で火が通り続けるので「表面はカリッと中はトロリ」が「表面はカリッと中はフンワリ」に変わり、味に変化がつくのも魅力だ。

お好み焼きフリークの方は言うに及ばず、これまでお好み焼きを「縁日の屋台で買って食べる軽食」と軽く見ていた方に『なんばん亭』さんのお好み焼きを試して欲しいと思う。


なんばん亭 [ お好み焼き、もんじゃ ] - Yahoo!グルメ





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2010年02月06日

吉祥寺『里ノ宿』さんにて尾頭付きの鯛を定食で堪能

人生経験を積んだためか、寄る年波のためか(笑)、近頃は「美味しい魚料理」を食べたくなることが多くなった。今日は私と同様の想いを抱く皆様に、お知らせしたい一軒のお店をご紹介したい。

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里ノ宿(魚介料理・海鮮料理 / 吉祥寺、井の頭公園)

吉祥寺駅南口から徒歩数分、井の頭通りを西荻窪方面に暫く進んでから一本入った路地に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)、『里ノ宿』さん。吉祥寺駅前の喧騒が落ち着いてきた地区にヒッソリとした外観で店を構えているため、お店そのものを一発で視認するのは難しいのだが、写真のように行列ができているので初報でも発見は比較的容易だ。

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店頭に貼られているメニュー

行列している人たちも、身なりや会話から察すれば近隣住民・サラリーマン・学生と多岐に渡っており、幅広い客層に支持されているのが分かる。良質な魚料理がリーズナブルな値段で食べられるとなれば、それも当然か。

店内は和風で、共同利用の比較的大きなテーブル席が一組と個別のテーブル席が二組あるだけの小規模店舗。店頭に行列ができていることからも分かるように店内も盛況で、店内写真を撮るのは断念。この繁盛店を会話から察するにご夫婦と思しきお二人(注:未確認)で切り盛りしているが、注文した料理が出てくるまでの手際がかなりよいのは好印象だ。

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小鯛定食(1,200円:税込)

今回の注文は小鯛定食。メインとなる小鯛の塩焼きに、ライスと粗汁、小鉢(切り干し大根)に香の物という構成。

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小ぶりとはいえ尾頭付きの鯛を食べるなんて、いつ以来だろうか…。

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塩焼きは魚の種類によっては味が淡白すぎることもあるが、この小鯛の塩焼きは醤油をかけなくても十分に美味しいし、もちろん醤油をかければ味が更に膨らむ。ものの本によれば「毎朝市場で仕入れた魚しか使わない」という拘りがあるとのこと。朝に市場で仕入れたばかりの、刺身でも食べられるであろう新鮮な鯛が塩焼きで食べられるなんて、とても贅沢。

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ライスのお代わりが無料なのも嬉しいかぎり。箸が進むのも当たり前!

行列はあるが客の回転がよく、結果的にそれほど待たないので、行列に並ぶのが苦手な人にもお勧めしたい一軒である。


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2010年01月17日

新橋『なんどき屋』さんは昼夜を問わず営業する大衆食堂

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JR・新橋駅前

週末の朝、ある事情から予定変更となり一時間ほど余裕ができたので「ならば朝食でも」と思い、新橋駅で途中下車した。ファストフードにしようかとも思ったのだが「せっかく新橋界隈にいるのだから」と思い直し、

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なんどき屋(居酒屋 / 新橋、汐留、内幸町)

新橋駅から浜松町方面へ少し下ったところにある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)、『なんどき屋』さんへ向かった。

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メニュー

店頭のメニューを見ても分かるように、同店は「酒の飲める大衆食堂」である。それだけならビジネス街にはありがちなお店なのだが、特筆すべきは早朝から深夜まで24時間常に営業中というコンビニのような営業時間のお店だというところ(注:日曜の夜から月曜の夕方にかけては休み)。

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店内の様子

おかげで同店は、早朝は出勤前のサラリーマンや夜勤明けの水商売の方などが利用し、昼間は近隣で働く人たちがランチを食べるべく押し寄せ、夕方からは「ちょっと帰宅前に一杯お酒を…」という方々で常に利用客がいる。このたび私が同店を訪れたのは朝の9時前ぐらいだったのだが、何人かの方々が、軽く飲んでおられた。

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牛めし 並(530円:税込)

定食メニューもあるのだが、私が同店を訪れると、ついつい頼んでしまうのが牛めし。味噌汁と香の物がついて、この価格。調理場の隅にある寸胴鍋でジックリと煮込まれた各種の具は、いかにも味が染み込んでいそうな色をしており、見た目もよい。

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具材は牛肉のほか、タマネギ、豆腐、コンニャクという構成。居酒屋の定番メニューである肉豆腐に通じる内容となっている。チェーン店の牛丼屋が低価格競争の代償として具の盛り付けをセーブしている(…ように感じるのは私だけ!?)なか、ご飯が隠れるほどに具材が盛り付けられているのも嬉しい。

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見た目どおり、醤油ベースの煮汁の味が各具材に染み込んでいる。だが見た目に反してアッサリした後口で醤油臭さや塩辛さはない。おかげで肉の味はもとよりタマネギや豆腐、それにコンニャクの個性も残っているので美味しく食べることができる。

同店では、ご飯は昆布と炭を入れた上で羽釜で炊かれていると物の本に記載があった。街角の大衆食堂らしからぬ拘りもある『なんどき屋』さん、牛めしだけでなく各種定食にも定評があるので、試してみて欲しい。

なんどき屋 ( 新橋 / 定食・食堂 )
★★★★★5.0
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2009年12月27日

御徒町『御徒町食堂』さんの、大衆食堂のイメージを守る部分と、そうでない部分

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JR御徒町駅

年の瀬でもあり「家族に顔を見せておこう」と両親の住まう田端まで向かう途中、昼食をとろうと御徒町駅で途中下車した。全国的に有名な商店街であるアメ横(アメヤ横丁)の最寄り駅でもある御徒町駅周辺は、期待に違わず良質な飲食店が多い。今日ご紹介するのは、そのうちの一軒である。

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御徒町食堂(定食・食堂 / 御徒町、仲御徒町、上野御徒町)

御徒町駅南口の西側から出て、そのまま秋葉原駅方向に南下していけば、程なく高架下に『御徒町食堂』さんの姿を発見できるだろう(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)。店頭のショーケースに和洋中のジャンルを選ばない様々な料理見本が並べられている、一昔前ではよく見かけた、しかし今や貴重な存在となった“大衆食堂”そのものである。

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店内の様子

目だった装飾が見当たらない極めて簡素にまとめられた店内も「手早く食事を済ませる所」という一般的な大衆食堂のイメージそのものだ。

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大衆食堂のイメージの一つに「出される料理にボリュームがある」が、この点でも同店は期待を裏切らない。各種定食には更に一品、おかずが付いてくるのだ。

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おろしハンバーグ定食(880円:税込)

追加のおかずも量的に十分なので、実際に配膳されると、まるで2品おかずがついてくる定食のようなビジュアルになるのだ!

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メインディッシュのおろしハンバーグは、ハンバーグの上に大根おろしを乗せ、上から和風ダレをかけた一品

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皿の下に敷物を置いて、タレがハンバーグの方へ重点的にかかるようにしているあたり、芸が細かい。こうした配慮からも分かるように同店は味にも拘りがあり、一般的な大衆食堂が持つ「味よりも満腹感が優先される」イメージは良い意味で裏切られる。

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おろしハンバーグは、大根おろしと和風ダレのおけげで肉厚のハンバーグがさっぱりとした後口となり美味しく食べられる。しかも和風な味のおかげで、ご飯のおかずとして最適な一品となっている。あぁ、箸が進む…。

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サイドディッシュであるはずのカキフライにも抜かりはない。

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アツアツの揚げたてなのが嬉しい。サイドディッシュだからといって作り置きをしない同店の味に対するスタンスが伝わり、一層嬉しい。

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惜しげもなくシジミの味噌汁を提供してくれるのも有難い。

市井の人々の空腹を満たしてきた大衆食堂が時の流れと共に次々と姿を消していくなか、ガード下で燦然と輝きを放つ『御徒町食堂』さん。アメ横散策のときなどに利用されてみてはいかが?


御徒町食堂 [ その他 ] - Yahoo!グルメ





posted by 只今(橘カヲル) at 18:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2009年12月06日

下戸の救世主!?駒沢大学『かっぱ』さんで煮込みを食べよう

私は飲み屋で出される煮込みが好きなのだが、いかんせんアルコールを受け付けない身体なので飲み屋にいくのは躊躇する。私と同じ想いを抱く皆様に、今日は「飲み屋ではないのに煮込みが食べられるお店」をご紹介したい。

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東急田園都市線・駒沢大学駅

最寄り駅は駒沢大学駅。

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かっぱ(定食・食堂 / 駒沢大学)

駒澤大学や駒沢オリンピック公園の入り口がある駒沢公園通りから伸びた路地に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『かっぱ』さん。

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店内の様子

店内はカウンター席のみ。夕方からの営業なのにアルコールを置いておらず、メインメニューは煮込みのみ、といった特殊な営業形態にもかかわらず、同店には食事やテイクアウトを目的としてサラリーマンや学生が足を運び、店内は常に盛況である。

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煮込み(並 600円:税込)
ごはん(並 200円:税込)
つけもの(100円:税込)

さて、席について程なく、お目当ての煮込みがご登場。

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煮込み(並)の「並」は「普通の」という意味ではなく「並外れた」の略ではないかと思われるほど、皿一杯に盛られた煮込みに感動を覚える。

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具は牛肉、コンニャク、豆腐のみ。大きな鍋の中で徹底的に煮込まれることで味が良く馴染んでおり、とても美味しい。具が少数精鋭のためか、下手な煮込みにありがちな「どの具を食べても同じ印象」ではなく、各々の個性が感じ取れるのも嬉しい。

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ごはんも「並」なのに景気のよい盛り付け。こんな美味しい煮込みである。米の飯との相性も抜群だ。

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別々に食べるのもよいが、このように煮込みをごはんの上にかけて

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煮込み丼にすれば、煮込みの具だけでなく汁まで余すことなく食べられる。同時に食べることで一層美味しさが膨らむのだ!

…と書いていくと、無骨な男の料理屋のような印象になる『かっぱ』さんであるが、同店には――身なりなどから類推すると、おそらく駒澤大学の学生さんであろう――若い女性客の姿も見受けられるで、女性でも気兼ねなく来店されたし。





posted by 只今(橘カヲル) at 18:27| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | 食:和食 | 更新情報をチェックする