2014年02月02日

宮ノ前『どん平』さんで、トンカツの創意工夫の余地を見るの事

「都電荒川線の宮ノ前停留場の近くに、面白いトンカツを出す店がある」という話は以前から耳にしていた。なかなか時間が取れなかったのだが、ようやく訪れる機会に恵まれた。

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どん平とんかつ / 宮ノ前駅小台駅熊野前駅

都電荒川線・宮ノ前停留場から徒歩数分。同停留所から東京女子医大の前を通り北東京変電所に突き当たる女子医大通りを南下すると到着するのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)今回の目的地である『どん平』さん。なお店名の読みは「どん“べ”い」と濁点がつく。物の本によれば、同地に店を構えて40年以上になるという。

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店頭のメニュー

事前の予約があれば別だが、基本的な同店のメニューは「特製とんかつ定食」と「むぎとろ定食」、そしてその両方をいただける「セット定食(大・ミニ)」の4種類のみ。

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店内の様子

店内はカウンターとテーブル席があり、宴会もできるため収容人数は思いのほか多い。カウンター席に座り、オーダーを通す。厨房で手際よく調理が行われていく様子を眺めていると……。

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セット定食(大:1470円:税込み)

セット定食(大)のご到着! トンカツ・トロロ・お櫃に入ったご飯・なめこ味噌汁・崩した豆腐の小鉢・香の物といった構成。

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トンカツには既にデミグラスソースが掛けられており、これだけでも普通のトンカツとは趣が異なる。お店の方に、お好みでウスターソースを上から掛けて食べることを勧められる。

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でもまぁ、その前にソースを掛けず食べてみたら……これが美味しい。普通のトンカツは生肉に衣を纏わせるが、同店のそれは長時間煮込んでから一晩寝かせた豚バラ肉に衣を纏わせて揚げている。そのため中の肉がまるで角煮のようにトロトロしているだ! それに煮込む過程で余分な脂が抜けているので、トンカツにありがちな後口のしつこさがない。サクサク衣とデミグラスソースの相性もバッチリだ。なおウスターソースを掛ければ味が引き締まるで、これもオススメ。

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トロロは下味がついているで、ダイレクトにご飯に掛けていただく。美味しい上に腹持ちが良い。単品でメニューになるのも分かるなぁ。


トンカツとは、豚肉に小麦粉・溶き卵・パン粉を纏わせて油で揚げる極めてシンプルで完成された料理……と思っていたら、こんな創意工夫の余地があることに驚いた。アカデミックな定義でいえば、同店の「トンカツ」はトンカツではないのかもしれない。しかし美味しいのは間違いない。皆様もお試しあれ。





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2014年02月01日

逗子『味の大善』さんで「古きよき昭和の大衆食堂」を味わうの事

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JR逗子駅

ある週末、ふと「普段行かないような所に行きたいなぁ」という衝動に駆られ、神奈川県の逗子市までやってきた。馴染みのない街を歩くのは、よい気分転換になる……。

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味の大善定食・食堂 / 新逗子駅逗子駅

今回ご紹介するのは、JR逗子駅もしくは京急逗子線・新逗子駅から徒歩6~7分、神奈川県道24号線沿いに店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『味の大善』さん。地元で40年以上の長きに渡って愛される食堂である。

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店内の様子

白熱灯の明かりに照らされる店内は、パイプ椅子やビニール製のテーブルクロスが置かれ、テレビも据えられた、古きよき昭和の大衆食堂そのものである。こうした光景に、なかなか都心では出会えなくなった。昼の部の閉店間際に入店したので他に人影はなし。ある意味で迷惑な時間での入店にも関わらず、快く出迎えていただけたのは有難かった。

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肉のショウガ焼き定食(950円:税込み)

今回は食堂の定番メニュー、生姜焼き定食を注文。添えられたスープが味噌汁ではなくミニラーメンなのが「和洋中なんでもござれ」の同店らしくて良い感じ。

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さて生姜焼きであるが、外見は「生姜焼き」というより「ポークソテーの生姜ソースかけ」といった趣。ソースに混ざるニンニクの香りが食欲を刺激する。

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表面はカリッと、中は肉汁タップリの豚肉は、ソースの美味しさと相まって実に美味しい。生姜焼きのような食堂の定番メニューを、他店と差別化しつつキチンと美味しく作れるというのは同店のレベルが高い証拠といえる。

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おかげ様でご飯も美味しく食べられるというものだ。もちろんボリューム面でも文句なし! 皆様も逗子にお立ち寄りの際は、お立ち寄りあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 03:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2014年01月04日

境港『割烹・味処 ことぶき』さんで、面目躍如の逸品を味わうの事

翌日に米子空港から帰京するスケジュールのため、この日は島根県を後にして鳥取県の米子市まで移動した。

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米子駅・0番線ホーム

そのついでと言ってしまうと語弊があるが、

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鬼太郎ファミリー列車

米子駅からローカル線に揺られること40分ほどの所にある

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JR境線・境港駅

鳥取県の西端にある境港(さかいみなと)にやってきた。弓ヶ浜半島の北端に位置する境港は、全国で3000弱ほどある漁港のうち僅か13しかない「特定3種漁港」に指定されるなど、日本有数の漁業の町として知られる。

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境港駅前にある水木しげる先生のブロンズ像

しかし近年では『ゲゲゲの鬼太郎』で有名な漫画家・水木しげる先生の故郷というほうが有名かもしれない。

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ポストの上にも鬼太郎像(一反木綿ではなくハガキに乗っている)

町のメインストリートである水木しげるロードを中心として、町のアチラコチラに

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ねずみ男

鬼太郎ファミリーや妖怪たちを象ったブロンズ像が設置されていたり

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目玉おやじを模した街灯

街灯や

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タクシーの上にも……

タクシーの屋根の上にある社名表示灯の意匠に水木作品のモチーフが取り入れられたりしている。

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鬼太郎のブロンズ像と本物(?)の子泣きじじい

なお運が良ければ鬼太郎ファミリーご本人(?)にも会える。

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割烹ことぶき割烹・小料理 / 境港駅馬場崎町駅

閑話休題、ひとしきり散策しているとお腹が空いてきたので、水木しげるロードを抜けた先にある住宅街の一画に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『割烹・味処 ことぶき』さんにやってきた。

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入り口に置かれた鬼太郎ブロンズ像の原型

物の本によれば、創業から約100年・4代に渡り営業を続ける老舗割烹料理店とのこと。

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店内の様子

店内には私のような観光客だけでなく、(店の人との会話やラフな服装から)地元の人達と思しき方々まで様々なお客さんが来店していた。

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境港丼(1800円:税込み)

今回の注文は、ご当地の名を冠した境港丼。

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白ご飯の上に刻み海苔と錦糸玉子を乗せ、その上に地元の旬の海産物をドッサリと乗せた海鮮丼である。なお具の種類は季節によって変わる模様。

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これに、一般的なものよりもドロッとしている醤油を回し掛けて

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食べる! その味や食感から、具となる海産物の一つひとつの鮮度が高いのがよく分かる。特にエビのような甲殻類、イカのような軟体類、イクラのような魚卵の類は、ちょっと鮮度が劣化すると直ぐに独特の臭気を発するので、よほど鮮度が高くないと美味しく食べられない。日本屈指の漁港・境港の面目躍如たる逸品だ。皆様もぜひお試しあれ。


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水木しげる記念館

余談:食事後、水木しげる記念館に入館しようとしたら、またも勤め先から連絡があり、約1時間をかけて業務に対応(苦笑)





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posted by 只今(橘カヲル) at 20:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2013年12月21日

吉祥寺『まるけん食堂』さんで「ご飯がすすむ」の事

ある日、忘年会の余興用のプレゼントを買い求めるべく吉祥寺まで足を運んだ。目的は達成したのだが、気がついたら周囲はすでに暗くなっていた。ならば夕食も済ませてしまおうと考え……。

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まるけん食堂定食・食堂 / 吉祥寺駅

吉祥寺駅からだと徒歩10分弱、同駅北口にあるアーケード街・サンロードを抜けて更に北上した先にある住宅地の一画に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『まるけん食堂』さんまでやってきた。実に半世紀以上の間、地元で支持され続けているお店である。

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店内の様子

小じんまりとした店内は、タイル張りの床にパイプ椅子と木製の机が置かれているという、映画のセットと見紛うレベルの典型的な大衆食堂。店内には年齢層も様々な何名かの先客がいたが、みな男性の一人客だった。「ヨメさんや子供は友達と遊びにいっちゃって、オトーサンは家に取り残されちゃったのかなぁ」などと自分勝手な想像をしていると……。

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焼肉定食と揚ニンニク(570+100円:税込み)
※写真は単品で揚ニンニクを追加オーダーした状態

今回のオーダー、焼肉定食のご到着! 定食屋の花型メニューが500円台とは、なんとも有難いではないか。

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一口サイズにカットされた焼き肉が、良い焼き色をみせて皿に並べられている。香ばしい匂いが食欲をそそる。

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十分にタレの染み込んだ肉は、一口サイズでもシッカリとした濃い味わい。表面はカリッと焼かれているが、肉自体は柔らかいのも嬉しい。もちろん単品で食べても美味しいのだが、

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その真価は、ご飯のおかずとして食べた時に発揮される。「ご飯がすすむ」とは、まさにこのこと! 最近めっきり胃の許容量が落ちた私が、ご飯を大盛りにしなかったことを悔やんだほどだ。

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さて近頃スタミナの低下を感じていたので、サイドメニューとして揚ニンニクをオーダーした。丸ごと1個のニンニクを素揚げした、居酒屋などで見かける料理である。

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ほじくり出すのに少々手間がかかるが、芯まで火の通ったニンニクは、ホクホクしていて良い感じ。匂いも気にならないのでスタミナ補給には最適の一品と思われる。

吉祥寺は人気エリアなので小洒落たお店は数多いが、『まるけん食堂』さんのような普段使いできるお店もあるのだ。皆様も訪れてみては?





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2013年11月17日

元町・中華街『活魚 千葉屋』さんで招き猫を愛でつつ新鮮な魚料理をいただくの事

ある日、横浜方面に用事があったので、いっしょにランチも済ませることにした。

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活魚 千葉屋定食・食堂 / 元町・中華街駅

みなとみらい線、元町・中華街駅から徒歩10分弱、横浜でも有数の観光地として知られる、港の見える丘公園の周辺にある住宅街の一画に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『活魚 千葉屋』さん。写真奥に見える鮮魚店が営む、海鮮モノがメインの食堂である。

なお横浜なのに“千葉”屋さんなのは、物の本によれば同店の初代が千葉県出身なのが由来とのこと。

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店内の様子

あまり周辺に飲食店がないこともあって、店内は盛況。店頭に行列ができることもしばしば。乳飲み子を背負った奥様がお茶を注いでくれるなど、家族経営ならではのアットホームな雰囲気がなんとも心地よい。

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招き猫(?)

注文を受けてから調理するので、配膳までには少々時間を要する(つまり作り置きをしていない)。その間、店内を闊歩するネコ達の様子を観察して時を過ごす。どうしてネコって、ああも毛繕いが好きなのだろうか……。

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近海鯵フライ定食(950円:税込み)

などと物思いに耽っているうちに、お目当ての近海鯵フライ定食が到着!

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近海で捕れたアジを板場で捌き、生パン粉を纏わせて揚げる。それが3尾もついているのだから有難い。

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口に運べば、サクッとした衣の旨さもさることながら、フンワリとしたアジの身の美味しさに目を見張る。これは「中までシッカリ火を通すが身のジューシーさは保つ」絶妙な加減を心得てなければできない芸当だ。そして新鮮なアジを使っているためか魚臭さが全く感じられないし、さらに揚げたてで熱々なのもご馳走のうちである。これは行列ができるのも納得だ。

皆様もぜひお試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 18:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2013年11月16日

二子玉川『ナチュラルクルー』さんで、お肉の唐揚げ? を食するの事

日頃不摂生な生活を続けている反動か、時折無性に「身体に良いもの」が食べたくなる。

ある日、そんな気分になったので……。

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ナチュラル クルーカフェ / 二子玉川駅二子新地駅

東急線の二子玉川駅から徒歩5~6分、駅前の喧騒を抜け、高島屋の裏手に位置する二子玉川商店街の一画に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『ナチュラルクルー』さんまでやってきた。同店は自然農法の玄米ごはんや野菜を中心にした食事を提供する自然食カフェである。

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店内の様子

店内はカウンター席とテーブル席がいくつかあるだけの小規模店舗。ただし外光を積極的に取り入れているからか、狭苦しさというか、圧迫感は感じられない。

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ベジタブルプレート・大豆ミートの鶏カラ風(1200円:税込み)
※平日は1050円で提供

今回の注文は同店のランチにおける主力商品である、ベジタブルプレート。

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有機玄米と

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味噌汁と

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数種類から選べるメインディッシュに加え、切干大根・ヒジキの煮物・キンピラゴボウなど数々のお惣菜が盛られたプレートのセット。なおメインディッシュは大豆ミートを鶏の唐揚げ風に調理したものをチョイスした。

ちなみに大豆ミートとは、大豆肉・ソイミート・べジミートなどとも呼ばれ、大豆タンパクや小麦グルテンなどを原材料として作られる食肉の代用品のこと。高タンパク・低脂肪の上に食物繊維やビタミンも多く含まれ、また最近では通販でも簡単に手に入るとあって、人気上昇中の食材である。

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口にしてみると、固めの麸のような面白い噛みごたえ。さすがに鶏の味はしないが塩をメインとした下味はシッカリついているので「お肉の唐揚げです」と言われたら納得してしまうだろう。これは美味しい。

そして他のお惣菜も、もちろんご飯も味噌汁も皆よいお味で、私のように「ちょっとずつでいいから色々な種類のものが食べたい」贅沢な人間でも十分満足できる。これで身体にも優しいのだから嬉しい限り。皆様もぜひお試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 19:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2013年10月06日

東京駅『豚捨 JPタワー店』さんで老舗の実力に感服するの事

前回のエントリーで伊勢神宮の式年遷宮について書いた影響からか、お伊勢さんに因む美味しい物が食べたくなり……。

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豚捨すき焼き / 東京駅二重橋前駅有楽町駅

JR東京駅の程近く、東京中央郵便局の跡地に建てられた超高層ビル・JPタワーにある複合商業施設『KITTE(キッテ)』の5階にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『豚捨 JPタワー店』にお邪魔することにした。伊勢市に本店を構え、和牛・伊勢牛(いせうし)を専門に扱う食肉・料理店として著名な、1909(明治42)年創業の老舗『豚捨』さんが東京に初出店させたお店である。

なお屋号は「ぶたすて」と読む。なんとも挑戦的なイメージのある屋号だが、これは養豚業を営んでいた森捨吉氏が創業したことに由来する。「“豚”を飼っている“捨”吉さんが始めた食肉店」なので『豚捨』となり、いつしか伊勢牛専門店になっていったそうだ。

ちなみに『豚捨』さんは、同店で扱っている牛肉が非常に美味しいので「豚なんか捨てちまえ!」と客が言ったから『豚捨』になった……という都市伝説を持っている。 

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店内の様子

入店したのはお昼時、しかも同店の入っているJPタワーは東京駅と地下道で直結しているといった立地の良さもあって、店内は盛況を極めていた。

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牛丼(1,260円:税込み)

今回の注文は、ランチ限定メニューの牛丼。紅生姜と赤出汁の味噌汁つき。おもむろに蓋を開けると……。

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麗しいダークブラウンに染まった、ザックリとした大きさの牛肉とタマネギが盛られた牛丼が顔を見せる~!

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見れば見るほど、そして漂い来る芳醇な香りを嗅げば嗅くほど、これが巷の牛丼屋の牛丼とは別次元の存在なのがヒシヒシと伝わってくる。

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そして味の上品で美味しいことといったら! 高級和牛の伊勢牛を同店秘伝のスキヤキダレで煮詰めて作られるので、牛丼というよりも牛すき焼き丼と表現したほうが理に適っている。タレの味がシッカリついているので肉が丹念に煮こまれているのが分かるのだが、しかし不思議ほど柔らかく、肉そのものの高級感あふれる味わいが伝わってくる。

牛丼という超庶民的な料理を、ここまで上品な味に仕上げる『豚捨』さんの実力を、皆さんもお試しあれ。





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2013年09月01日

大井町『丸八とんかつ店』さんで、ひと工夫施されたとんかつに感心するの事

とんかつは、豚肉に衣を付けて油に放り込むシンプルな調理法で作られる。故に店ごとの差を出すとすれば肉や油の質に拘るしかないのかな……と思っていたのだが、ちゃんと独自の工夫を凝らすお店もある。今日はそんなお店をご紹介したい。

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丸八とんかつ 本店とんかつ / 大井町駅鮫洲駅青物横丁駅

大井町駅東口から、アーケードのある駅前の大通りを東へ道なりに進むこと徒歩2~3分、ゼームス坂上の交差点近くに店を構えるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)今回の目的地である『丸八とんかつ店』さん。物の本によれば同地で60年近くに渡って愛され続ける老舗のとんかつ店である。

話は脇道に逸れるが、同店の近くにあるゼームス坂という変わった名前の坂は、明治時代に同地に住み、旧日本海軍の創設に貢献した英国人のジョン・M・ジェームスに由来する。深く日本を愛したジェームス氏は、自宅近くの急な坂道に近隣住民が難儀しているのを知り、私財を投じて現在のような緩やかな坂に直したのだとか。

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店内の様子

閑話休題、店内は白木のカウンター席のほか2階に座敷席があり、間口に比して収容人数は多い。駅前という好立地に加え、いわゆる中休みの時間が無いことも手伝って、ひっきりなしに人が訪れる。

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上ロースカツ定食(1,550円:税込)

今回注文したのは、同店の主力である上ロースカツ定食。とんかつ・付け合せのキャベツの千切り・ご飯・豚汁・香の物という構成。

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見るからにカラッと揚がったとんかつの色合いだけでも美味しそうなのだが……。

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もちろん食べても美味しい! 肉と衣の間に黄色い部分があるのが写真で確認できると思うが、これは衣をつけるとき溶き卵を二度付けしているため。これで肉が柔らかくなると共に、食べた時に微細ではあるが卵の甘みも加わり味がまろやかになる。

いわゆるブランド豚を使わない代わりに、肉に下味を付けてひと晩寝かせることで味を強化する工夫もされている。ラード100%でカラッと揚げたサクサクの衣とジューシーな豚肉という、とんかつの醍醐味を存分に味わえる。皆さんもお試しあれ。





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2013年08月11日

浅草『ときわ食堂』さんで朝からシッカリ食事をするの事

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雷門

ここ数年来、お盆期間の恒例となっている浅草寺詣でにやってきた。現地に到着したのは朝9時ごろと時間的に余裕があったので、朝食を取ってから参拝することに。

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浅草 ときわ食堂定食・食堂 / 浅草駅(東武・都営・メトロ)浅草駅(つくばEXP)田原町駅

東京メトロ銀座線浅草駅から徒歩数分、雷門通り沿い……というか雷門の正面左から2軒め、という驚くほどアクセスの良い場所に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『ときわ食堂』さんが今回の目的地。1922(大正12)年の営業開始以来、平日は朝9時から、土日祝日は朝8時から営業し、和食を中心とした様々な料理で昔も今も人々の胃袋を支え続けている老舗の大衆食堂である。

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店内の様子

「老舗の大衆食堂」とはいうものの、数年前に建て替えをした事もあって店内は明るく清潔。だが没個性的とはならず、壁に市松模様を取り入れたり、飾り羽子板をディスプレイしたりして、浅草に相応しい和風の雰囲気を演出している。

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とん皿(600円:税込)&ごはんセット(ごはん・味噌汁・お新香 400円:税込)

同店は大衆食堂らしく、刺身や焼き魚・煮魚、揚げ物や炒め物など一通り揃っているが、今回注文したのは同店の名物メニューのひとつである、とん皿。

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その正体は、豚肉をすき焼き風に調理したもの。

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このように溶き卵を絡めるのがオススメの食べ方とのことだが、甘辛い割下で味付けられた豚肉・ニラ・タマネギ・シラタキの和風テイストな美味しさは、そのまま食べても全く問題なく頂ける。もちろん溶き卵を絡めれば、まろやかな味わいへと変わるので、その違いを愉しむのも一興。

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濃い目の味付けなので、ごはんの友としても最適だ!

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浅草寺

胃の腑もシッカリ満たされ、浅草寺参詣も無事終了。皆様も浅草来訪の折には、訪れてみては?





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2013年07月06日

麻布十番『魚可津』さんで美味しい焼き魚を味わうの事

今週は勤め先で人事異動があったため、前の部署の仕事と新しい部署の仕事を同時並行して行うハードな週となった。加えて土曜日が全体会議で休日出勤となったので、撤収したころには疲労困憊となっていた。フラフラになりながらも、どうせなら美味しい物を食べてから帰ろうと思い、寄り道をした。

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魚可津魚介・海鮮料理 / 麻布十番駅六本木駅赤羽橋駅

地下鉄の麻布十番駅から徒歩数分、麻布十番商店街の通り沿いに店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『魚可津』さんが、今回の目的地。

元々は昭和の初めに同地で開店した鮮魚店が兼業として始めた食事処だったのだが、評判となり食事処に専念することになった、という経緯がある。

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店頭に貼られたランチメニュー

鮮魚店時代に培った目利きの力で、今も築地から仕入れる新鮮で良質な魚を確かな調理技術で食べられると評判のお店である。

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店内の様子

開店直後の入店であったが、既に地元民と覚しき何人かの方々が食事をされていた。一人客であることを告げ、カウンター席に腰を下ろして暫し待つ。

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さばの塩焼定食(1,000円:税込)

一人暮らしだと、なかなか焼き魚を食べる機会に恵まれないこともあり、今回は鯖の塩焼きを選んだ。ご飯に味噌汁、その他お刺身と小鉢が2品、香の物までついて1,000円とは有難いお値段設定。しかも、ご飯のお代わり自由とは嬉しい限り。

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香ばしく焼きあがった鯖の半身を見て、その美しい色ツヤをいつまでも眺めていたいという欲求と、一刻も早く口にしたいという相反する欲求の鬩(せめ)ぎ合いが心の中で起こり、しばし葛藤する。

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しかし程なく食欲が勝り(笑)、箸を入れて口に運ぶ。身は厚く脂が乗っており、一方で皮はパリっと焼き上げられている。「魚の美味しい国、日本に生まれてよかった…」としばし感動する美味しさだ。

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もちろん、ご飯にもこの上なく合う! 近年は寄る年波には勝てず食事量がメッキリ減った私でさえ、思わずご飯をお代わりしたほど。皆さんもお試しあれ。





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2013年04月09日

渋谷『魚べい』さんで「回らない回転寿司」を体験するの事

前回エントリーの続きです。

「これ握って」、回転寿司で注文派が急増 回転レーン全廃、「回らない」店も出現
(J-CASTニュース)
http://www.j-cast.com/2013/04/07172500.html?p=all

タッチパネル端末での注文方式が導入された結果、巷には「回らない回転寿司店」が現れてきている、との記事を読んで興味が湧いた私は、早速、記事中で紹介されていたお店に向かった。

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魚べい 渋谷道玄坂店回転寿司 / 渋谷駅神泉駅

JR渋谷駅から徒歩5~6分、渋谷109の裏手にあたる道玄坂小路の一画にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『魚べい』さんに到着。入店したときは7~8人が順番待ちの状態だったが、客の回転が良く思いのほか早く席に通された。

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店内の様子

店内の様子は、こんな感じ。タッチパネルが備え付けられたカウンターに向かって大勢の人がズラッと並んで着席している姿は、けっこう壮観。ちょっとIT機器の組立工場っぽく見えなくもない。

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カウンターに着席

一人用のスペースは、だいたいこんな感じ。目の前には、寿司が回るコンベアーの代わりに上下三段の棚(レーン)がある。醤油や箸、ガリ(生姜の酢漬)などは席の左右に用意されているが、醤油用の小皿はないので注意されたし。

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カウンターに備え付けられた注文と会計方法の説明に目を通しながら、

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タッチパネルで寿司の種類・ワサビの有無・注文数(一度に3皿まで可)を選択し、しばし待つと……。

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レーンで寿司が“運搬”されてきて、目の前に到着する仕組み。

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びん長まぐろねぎ塩たれ(105円:税込 以下同じ)

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炙り〆さば

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あぶらかれいねぎラー油

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合鴨マヨネーズ

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釜揚げしらす(ポン酢ジュレ付き)

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サーモンマヨ炙り

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海鮮ユッケ

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焼き豚カルビ

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げそめんたいマヨ炙り

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春の海苔レタス包み(釜揚げしらすと桜えび)

せっかくなので、ちょっと捻りを加えたメニューを中心に食べてみた。もちろん本格的な寿司店の寿司と比べればツッコミどころはある。しかし105円(税込)均一という値段を考えれば十二分に美味しい。それは、職人の手による手打ち蕎麦と、立ち食いソバの味を比べる行為が野暮であることに似ている。つまりは“守備範囲”の違いなのだ。

アルコールやデザートなど寿司以外のメニューも充実しており、また定番もの以外に季節もののメニューがあるのも有難い。ビジネスでの接待やデートには不向きなのかもしれないが、気のおけない仲間同士での食事や、小さい子供向けの家族サービスには大きな力を発揮してくれるだろう。

もちろん一人で「寿司でも食べたいな…」と思った時にもオススメだ。私も、また寿司を食べたくなったら立ち寄ると思う。ただし、頼んだネタによっては出てくるまでに時間が掛かるので注意されたし。





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posted by 只今(橘カヲル) at 23:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2013年03月24日

有楽町『玉菊』さんで「手間隙に見合う」まぐろカマ焼き定食を味わうの事

このところ肉料理を食べる機会が多かったので、無性に魚料理を食べたくなった。しかし美味しい魚料理を(ここが重要だが)手頃な値段で食べられるお店は案外と少ない。今日は、貴重な「美味しい魚料理を手頃な値段で食べられるお店」をご紹介したい。

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玉菊居酒屋 / 有楽町駅銀座一丁目駅日比谷駅

JR有楽町駅の国際フォーラム口(北西側)から徒歩1~2分、線路伝いに東京駅方面へ向う途中のガード下にあるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)、今回ご紹介する『玉菊』さん。

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店外のランチメニュー

夜は居酒屋だが、昼は定食や丼物メニューを提供している。物の本によれば、特に築地から仕入れるインドマグロを用いた定食が人気とのこと。

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店内の様子

店内は、ガード下という立地のため細く長~い。開店時間直後の入店に加え、土曜日の来訪だったので他にお客はいなかった。早速席に着いて、注文を通す。

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まぐろカマ焼き定食(800円:税込)

今回の注文は、まぐろカマ焼き定食。カマとは魚の胸ビレ(鰭)あたりの部分で、鎌形なのでカマという。

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マグロは広大な海域を泳ぎ回って暮らす回遊魚。その胸ビレは必然的に運動量が多くなるので肉質が良く、さらに脂も乗っている。しかもマグロのカマといえば、中トロやカマトロ・大トロに隣接する部位なのだ。

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となれば、美味しさは保障されたも同然! 事実、レモンの絞り汁をかけて食べれば、マグロ肉そのものの美味しさと、よく染みた醤油味の美味しさで身悶えするほどだ。骨から肉を外したり、ほじったりするのに多少の労力を必要とするが、その手間隙に見合う味である。

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もちろん、ご飯との相性も抜群だ。皆さんも是非お試しを。





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posted by 只今(橘カヲル) at 09:47| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2012年11月18日

沖縄空港『空港食堂』さんで「沖縄ちゃんぽん」を堪能し、沖縄旅行の締めくくりとするの事

沖縄旅行追想記も、いよいよ完結編・・・。

東京への帰宅日、飛行機に乗るために沖縄空港へ到着したが、出発までには時間があったので、少し早めとなるが昼食を済ませることにした。というより、昼食を早めに済ませるために空港へ先乗りしたのだ。

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お目当ての店は、沖縄空港ターミナルの1階ロビー、琉球銀行の営業所脇の通路を進んだ先という、少々分かりにくい場所にある。

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空港食堂沖縄料理 / 那覇空港駅

その名はズバリ『空港食堂』さん。沖縄の食材を使った家庭料理を扱う食堂である。えらくストレートなネーミングなのは「一般客も利用可能な職員食堂」という位置づけだから。そのためか沖縄空港内のフロア案内図には記載されていない。

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店内の様子

入店したのは11時ごろ。この時間から朝食メニュー以外の一般メニューも取り扱いを開始するので、その時間に合わせたのだ。店内には私のように大きなキャリーバッグと共に来店した旅行者もいれば、明らかに空港職員と覚しき方もいらっしゃった。入り口で食券を購入し、席につく。

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ちゃんぽん(600円:税込)

今回の注文は、ちゃんぽん。といっても、沖縄の「ちゃんぽん」は麺料理ではない。

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店によって具に若干の差異はあるようだが、簡単に言えば「野菜炒めの卵綴じ掛けご飯」で、スプーンで頂くのが基本。食堂では定番のメニューだったり、またコンビニの惣菜メニューとして販売されるなど、沖縄ではメジャーな存在だ。

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同店のちゃんぽんは、モヤシ・タマネギ・キャベツ・ニンジン・豚肉など具が多彩で、しかも豊富。火の通し加減や味付けも最適で、ご飯との相性もよく、箸が・・・もといスプーンが止まらない美味しさだ。量的にも十分で、成人男子でも一皿で十分満足できる。

『空港食堂』さんは、値段的にも手頃だし、料理が提供されるスピードも早い。沖縄観光のスタートに、また締めくくりに活用されたし。なお同店は、多くの職員(社員)食堂がそうであるように、食器の返却などについてはセルフサービスなのでご注意を。





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posted by 只今(橘カヲル) at 19:21| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2012年11月17日

牧志『花笠食堂』さんでソーミンチャンプルーのシンプルな美味しさに感心するの事

沖縄旅行追想記シリーズ、ラストスパート・・・。

沖縄旅行の実質最終日の夜。昼食を取るのが遅かったこともあり、日が傾いても小腹が空いている程度だった。よって「近場で軽めに済ませよう」と考え、市場通りというホテル近くのアーケード街へと繰り出した。

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花笠食堂定食・食堂 / 牧志駅美栄橋駅安里駅

沖縄三越の向かいにあるアーケード街、市場通りを進んでいくと程なく発見できるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『花笠食堂』さん。創業40数年、地元の方々に愛されるだけでなく国内外からの観光客も多く訪れる、沖縄の大衆食堂の見本のようなお店である。

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花笠食堂入口

ショーウインドウ横の小路を進み、店内に入る。

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店内の様子

本格的な夕食時には少々早い時間だったこともあり、店内の人影は疎ら。席について、卓上のポットに入れられたアイスティーをコップに注いで口に運び、喉を潤す。同店のアイスティーは『花笠食堂アイスティー』して飲料メーカーとのコラボ商品が販売されている、ちょっとした名物である。

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ソーメンチャンプルー(500円:税込)
※メニュー表記に準拠

前述のとおり小腹が空いている程度だったので、ソーメンチャンプルーを注文。

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茹でた素麺にツナとネギを加えて炒め、塩で味を整えたシンプルなメニューで、沖縄料理の定番のひとつ。ソーミンチャンプルーとか、ソーミンタシヤー(タシヤー:沖縄方言で、ご飯や素麺のようなデンプン質の炒め物を表す言葉)とも呼ぶ。

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こうしたシンプルな料理ほど調理する人の腕前が明確に出てしまうものだが、塩加減が濃すぎず薄すぎず、実に良い塩梅で美味しい。炒め物なのに油が強すぎることもないし、火が通りすぎてベシャベシャにもなっていない。食欲旺盛な人なら2皿ぐらいは簡単に平らげてしまうのではないか。食欲の無いときでも胃に収まるし、ビールの摘みにも合いそうだ(私は全くの下戸なので試せないけど・・・)。

那覇市随一の繁華街にあるので観光でも来訪は容易のはず。皆さんもお試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 19:27| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2012年11月04日

首里『ぶくぶく茶屋 嘉例山房』さんで福を頂くの事

首里城見学の帰り道、沖縄伝統のお茶が楽しめるお店があるとの情報をもとに、或るお店に向かった。

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ぶくぶく茶屋 嘉例山房沖縄料理 / 儀保駅首里駅市立病院前駅

沖縄都市モノレール(ゆいレール)首里駅から徒歩10分ほど、首里城公園の入り口からなら徒歩3分ほど、龍潭池近くにある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『ぶくぶく茶屋 嘉例山房』さん。屋号は「かりーさんふぁん」と読む。琉球王朝時代、冊封使(さくほうし:付庸国の国王に封爵を授けるため中国王朝の皇帝が派遣する使節)を饗すために振舞われた、ぶくぶく茶をいただけるお店である。

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店内の様子

坂道の途中にあるからか、店内は二階建て構造になっている。壁にタバコのパッケージのコレクションが飾られていたり、また沖縄の昔話の絵本や観光案内の雑誌など、実に様々なものが置かれていたりする。

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卓上のメニュー

ぶくぶく茶には色々な種類がある。今回は、お店の方から「一番基本的」と説明いただいた玄米さんぴん茶をチョイス。なおホットとアイスは選択できる。

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さて注文を通すと、すり鉢のように頑丈な木椀と、それに見合うだけの大型茶筅が運ばれてきた。木椀の中には、香りから察すればお茶であろう液体が入っている。これが、ぶくぶく茶?

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いや、ぶくぶく茶を今から作るのだ! 木椀内の液体は、煎米湯(せんまいゆ:煎った米の煮汁)と中国茶、山原茶(やんばるちゃ:沖縄の緑茶)をブレンドしたもの。これを、まるでブラシのようなサイズの茶筅で撹拌して、ブクブクと泡立てていくのである。

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お店の方に教えていただいた上手く泡立てるコツは「茶筅を、容器の縁にこすりつけるようにして、細かく左右に振る」。そのアドバイスに従い、作業に没頭すること約5分ほどで、写真のように木椀内がブクブクとした泡で満ちてくる。手首に結構な疲労が溜まる重労働であるが、その甲斐があったというものだ。

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ぶくぶく茶セット(700円:税込)
※付け合せは、ちんびん(写真左上:沖縄風黒糖入りクレープ)とシークァーサーゼリー(写真右下)だが、時々によって変わる模様。

こちら側で一通り泡が立て終わったころを見計らって、ぶくぶく茶のセットが運ばれてくる。おそらく上手く泡を立てられない人もいるためだろう、写真左下の玄米さんぴん茶の器には、お店側で泡立てた泡が盛られている。

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そして、こちら側で泡立てた泡を茶筅を用いて追加で盛りつけ、

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その上から、写真右上の琉球ガラスの器に入れられた、砕いたピーナッツと黒糖を混ぜたものを適宜振りかけ、

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泡が口周りに付くことも気にせず、お茶を啜る・・・というか、こんもり盛られた泡に齧り付くという方が正解かもしれない。ちょっと食感は違うが、まるで縁日の綿飴を食べているかのように、童心に帰れる楽しくも面白く美味しいお茶である。

泡が減ってきたら、再度泡立てて追加すればよい。なお木椀内の泡に直接ピーナッツの粉末を振りかけるのは御法度なので注意されたし。

ぶくぶく茶には「泡がブクブク」の意味だけでなく、福が重なる「福々」の意味も含まれているのだとか。皆さんも『ぶくぶく茶屋 嘉例山房』さんで福を頂いてみては?





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posted by 只今(橘カヲル) at 17:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする

2012年10月08日

牧志『きらく』さんで沖縄料理の洗礼を受けるの事

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那覇空港

遅まきながら夏期休暇を取れたので、これを生かして沖縄までやってきた。去年の夏期休暇は札幌に遠征したので「北の次は南だよなぁ」と沖縄遠征は早くから決めていた。しかし勤め先の都合でなかなか休暇が取れず、10月までズレ込んでしまった。

しかも本当は週末には沖縄入りしたかったのだが諸般の事情により叶わず、さらに今週の週末は別の予定が入っているので金曜日(12日)には帰京しなければならない。かなりの強行軍となるので一時は諦めかけたのだが、初志貫徹することにした。

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沖縄都市モノレール線(ゆいレール)牧志駅

予約したホテルの最寄り駅・牧志駅までモノレールで移動。そこから那覇最大の繁華街である国際通りを歩いてホテルに向かいチェックイン。逸(はや)る気持ちを抑えて荷を解き、パソコンを引っ張りだしてインターネットへの接続を確保したのち、さっそく夕食を取りに出撃した。

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市場本通り

国際通りから、市場本通りというアーケード街を抜け、

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第一牧志公設市場・入口

沖縄の珍しい食材が集う、那覇市民の台所的存在である第一牧志公設市場の

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第一牧志公設市場・2階

2階にある、多くの飲食店が軒を連ねる食堂スペースで、

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きらく沖縄料理 / 牧志駅美栄橋駅安里駅

ひときわ賑わいを見せているのが(詳しい場所は上部リンク先または記事下の地図を参照)、今回の目的地である『きらく』さん。

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メニュー

ものの本によれば台湾出身の店主が営むお店とのことで、沖縄料理から台湾の大衆料理まで幅広く扱っている。それゆえ外国の方の来訪も多いようで、私が相席となった方々も、話す言葉から中国系の方と察せられた。

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ラフティ(800円:税込)
※メニュー表記に準拠

メニューに掲載された総ての料理を食べてみたい衝動に駆られたが、さすがに非現実的であると気を落ち着かせて、肉料理と魚料理を一品ずつ注文。まずは沖縄風豚の角煮であるラフテー(ラフティ)。元々は琉球王朝の宮廷料理だったとか。

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一般的な豚の角煮との相違点は、煮込み汁に泡盛を加えること。これにより、結構な厚みがあるにも関わらず、箸で苦もなく切れるほど柔らかくなる。もちろんシットリとした豚肉の質感はそのままだ。煮汁の味を強く感じることは無いのに、非常に印象に残る味で、おそらく豚肉自体が良質で味があるのだろう。

東京でも幾度となく豚の角煮を食べたが、このラフテーは屈指の美味しさである。ドンブリにライスを盛って、これを上に乗せて「ラフテー丼」として東京で売り出したら好評を博すに違いない。

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グルクン唐揚げ(800円:税込)

お次は魚料理。沖縄の県魚・グルクン(標準和名:タカサゴ)に包丁を入れて素揚げにしたもの。メニュー写真では一皿に一尾だったが、二尾も出てきたのは嬉しい誤算。

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これに、沖縄を代表する柑橘類として有名なシークヮーサーの果汁を掛けて

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豪快に頭から齧り付く! フンワリとした白身の部分だけでなく、ヒレや骨までシッカリ熱が通っているから苦もなく噛み砕ける。身にシッカリと塩味が――やや塩っぱいぐらいに――ついているので、追加の調味料は特に必要ないが、卓上のコーレーグス(泡盛に島唐辛子を漬けた沖縄の調味料)を身に少し垂らしても美味しい。

こうして、沖縄来訪初日は大成功のうちに幕を閉じた。 暫くは『ただいまに生きる 那覇スペシャル』となりますので、お付き合いください。
m(_ _)m





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2012年06月10日

大塚『ぼんご』さんで、食べ応え満点のオニギリを頬張るの事

昨日は所用で外出していたので、昼食を取るタイミングを逃した。ようやく時間ができたのは15時ごろだったのだが、この時間だと中休みに入っている料理店も多く、また然程お腹も空いていなかったので、軽く済ませることにした。

コンビニでパンかオニギリを適当に購入しようかとも思ったのだが、「まてよ、オニギリなら、この近くにいい店があるぞ・・・」と思い当たり、そこへ向かうことに。

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ぼんごおにぎり / 大塚駅大塚駅前駅巣鴨新田駅

JR大塚駅から徒歩数分、宮仲公園通り沿いに店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『ぼんご』さん。一風変わった店名は、物の本によれば、キューバの民族楽器ボンゴ(口径の異なる2つの太鼓を繋げた打楽器。太ももの間に挟んで手で打って鳴らす)に由来しているとのこと。

オニギリ専門店という、ありそうだがあまり見かけない業態のお店だがメディアで取り上げられる機会も多く、繁盛している。なにしろ私が入店したのは15時過ぎだったにも関わらす、店内には食事中の方だけでなくテイクアウト目的で出来上がりを待っている方々もいて、決して広くない店内の人口密度は高く、そのため店内の様子を写真に納めるのを諦めたほどだ。

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しゃけ、おかか(共に230円:税込)と豆腐の味噌汁(170円:税込)

オニギリの具は、梅やタラコのような定番モノからツナや明太マヨネーズといったハイカラなものまであり、全部で50近くの種類がある。

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一部の特殊な具を除けば、値段が230円均一(2012年6月現在)なのも嬉しい限り。今回は定番モノの鮭(しゃけ)、おかかをチョイス。

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おかか

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しゃけ

作り方は「ご飯に具を詰めて握る」のではなく「ご飯で具を挟んだ後に形を整える」ようなイメージ。このため具がタップリ入っているだけでなく、力任せにご飯を握らないので飯粒同士に適度な隙間ができる。よって成人男性である私の手のひらに余るほど大きなサイズのオニギリなのに、口にすると優しくほぐれていくのだ。

なにしろオニギリというシンプルなものだけに、米は新潟県岩船産のコシヒカリ、海苔は有明産の高級品、塩は沖縄産の自然塩(店内で販売もされている)というように、素材は厳選されたものばかり。コンビのオニギリとは一味違う美味しさの秘密は、ここにある。

深夜零時と、夜遅くまで営業しているので、飲んだ後の締めに訪れる方も多いそうだ。皆様もお試しあれ。





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2012年04月21日

お台場海浜公園『会津屋』さんの元祖たこ焼きに、スナック菓子との共通点を感じるの事

週末だというのに、今日は勤め先で全体会議があった関係で休日出勤となった。昼過ぎには閉幕したので、そのまま帰宅しようかとも思ったのだが、せっかくだから・・・と、少し足を伸ばすことにした。

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ダイバーシティ東京・南側のフェスティバル広場に設置されたガンダム立像

お台場まで出向き、今月19日にオープンしたダイバーシティ東京を訪れた。ひとしきりガンダム像を写真に収めたのち、同施設のなかにあるレストランか何かで食事を取ろうと思ったら、

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ダイバーシティ東京2階・フードコートの様子

どこの食事処も真夏の海水浴場を彷彿とさせるかのような凄まじい人出だったので断念(マクドナルトや吉野家といったチェーン店舗にまで行列ができるほどだった!)。とはいえ予想の範囲内ではあったので、次善の策として考えてていた場所に向かった。

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デックス東京ビーチ

向かった先は、これもお台場にある複合施設のひとつである、デックス東京ビーチ。ゆりかもめ・お台場海浜公園駅が最寄り駅となるので、ダイバーシティ東京の最寄り駅である、ゆりかもめ・台場駅からは少し歩くが、10分はかからないので徒歩で移動できる範囲だ。

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お台場たこ焼きミュージアム

そのまま同施設の4階にある、5件の有名たこ焼き店が軒を連ねるフードテーマパーク、お台場たこ焼きミュージアムまで足を運ぶ(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)。

近年の複合施設では定番となった感のあるフードテーマパークだが、ここは「ミュージアム(museum:博物館)」を名乗るだけあって、たこ焼き店だけでなく、たこ焼きのルーツや歴史を知るブースがあったり、たこ焼き器を始めとする関連グッズが買える所も用意されている。

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たこやきやの元祖 本家 会津屋 お台場店たこ焼き / お台場海浜公園駅東京テレポート駅台場駅

今回のターゲットは、たこ焼き発祥のお店として知られる『会津屋』さん。TVや雑誌といった各種メディアで取り上げられた回数は数知れず。

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『会津屋』店頭に掲示された『美味しんぼ』のワンシーン

日本を代表する食コミック『美味しんぼ』でも紹介されている名店だ。

同店は1933(昭和8)年に創業し、当初はラヂオ焼き(たこ焼きの原型。タコの入っていないたこ焼きのようなもの)を扱っていた。同店の初代店主はラヂオ焼きに肉やコンニャクを入れるなどの工夫をしていたが、その後1935(昭和10)年に、ラヂオ焼きを改良する形でタコを入れて、たこ焼きが誕生したのだとか。

参考:『会津屋』公式サイト
http://www.aiduya.com/

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たこ焼き作成中

券売機で食券を購入してスタッフに渡す。たこ焼きが手際よく作られていく様を眺めていると程無く完成だ。

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元祖たこ焼きとドリンク(350円+150円:税込)
そこそこ店内は混んでいたが、席が確保できないほどではない。たこ焼きを受け取って席に移動する。

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改めて眺めて見ると、他店と比べて一回り小ぶりなサイズと、ソースも何も掛かっていないシンプルな外見に拍子抜けするかもしれない。

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しかし口にしてみると、まず醤油とダシの効いたサクッとした薄い外皮の、まるで上出来のスナック菓子のような味を舌に感じたのも束の間、中のトロリとした生地と天カス、そしてタコの味が次々とやって来る。

さり気ないが印象に残る美味しさで、ついつい「もう一口・・・」と手を伸ばしてしまい、気がついたら一舟が空になってしまっていた。こうした軽い中毒性があるのもスナック菓子に通じるところがある。うーん、これならもう一人前ぐらい食べられたなぁ・・・。

大ぶりの具と豪華な味付けで、食事としてシッカリ食べるタイプのたこ焼きも良いが、『会津屋』さんの、まるでスナック菓子のように「いつでも手近にあって、気がつくと口にしている」たこ焼きも私はすごく好きだ。皆さんも試してみては?





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2012年03月17日

渋谷『富士宮焼きそば こころ』さんで、ご当地グルメの雄を満喫するの事

ご当地グルメ・B級グルメブームの立役者といえるのが、静岡県富士宮市のソウルフードである富士宮やきそば。コンビニ弁当やカップ麺にもなったので口にした方は多いと思う。一方で「やっぱり本物を食べてみたい」という方もいらっしゃるのではないか。

しかし諸般の事情により現地まで足を運ぶのは厳しい方も多いはず。そんな皆様のために、今日は東京で富士宮やきそばを食べられるお店をご紹介したい。

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富士宮焼きそばこころ 渋谷店焼きそば / 渋谷駅表参道駅



JRほか渋谷駅を降りて宮益坂を登り、登りきったら金王坂の方へ横断。そこから一本裏の通りに入ると見えてくるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『富士宮焼きそば こころ』さん。同店は富士宮やきそば学会が認定する木下製麺所の麺を使用するなどした、同学会正規登録(※)のお店である。

※「富士宮やきそば」は登録商標なので勝手に看板に掲げることはできない。

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店内の様子

本日の天候が本格的な雨模様だったこともあり、人影はまばら。しかしテイクアウト用の注文を受けている光景に出くわしたので、土曜日ではあるが需要は思いのほかあるようだ。

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ランチセット(やきそば並盛 750円:税込)

今回の注文は、11~15までのランチタイム限定となるランチセット。その内訳は

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並盛・中盛・大盛から選べる、やきそば

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サラダ

結構な量があるのが嬉しい、サラダ

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玉子スープ

まだ肌寒い季節なのでありがたい、暖かい玉子スープ

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ジンジャーエール

ジュース(やきそばへのトッピングと選択式)

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杏仁豆腐

デザート(肉ごはんとの選択式)という豪勢なラインアップ。

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卓上に用意された魚粉(イワシの削り粉)を適宜ふりかけたら、早速食べてみよう! ラードで炒められた麺は、他の焼きそばとは違うピンとした張りのある食感。また味付けも一般的な焼きそばがソースのみであるのと違い、魚粉や肉かす(豚の背脂や豚バラからラードを搾った後に残ったものを油で揚げたもの。一般的には「油かす」という)が加わっているので力強さがある。具として用いられている、歯ごたえ位のよい細切りキャベツが良いアクセントだ。

現地に足を運ぶの辛くても、交通至便な渋谷であれば来訪のチャンスを作るのは難しくないのでは? 見体験の方も、現地で食べた味が忘れられない方も、お試しあれ。





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2012年01月22日

新高島平『あぺたいと』さんで「両面焼きそば」の謎に迫るの事

焼きそばといえば、縁日などの屋台では花形メニューである。しかし、これをメインに据えて提供する店は意外と少ない。ラーメンなどと違い、焼きそばは他店との差別化が図りづらい料理だからだと私は考えている。ところが、独自の工夫で他店との差別化に成功しているお店もある。今日は、そんなお店をご紹介したい。

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あぺたいと 本店高島平店焼きそば / 新高島平駅高島平駅西高島平駅

都営地下鉄三田線・新高島平駅の改札を出て、進行方向右側の出口より徒歩2~3分のところにある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『あぺたいと』さん。看板に「両面焼きそば専門」との見慣れない文字が踊るが、これは同店における焼きそばの調理法から来ている。

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店内の様子

諸般の事情により入店したのは14時を過ぎたころだったが、店内が満員御礼状態だったのには驚きを禁じ得なかった。確かに同店の周辺は飲食店の少ない地域ではあるが、それにしてもコアなランチタイムからは外れた14時過ぎにも関わらず、これほど盛況とは!

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焼きそば・中、玉子あり
(焼きそば単品760円。玉子はプラス50円。写真は餃子、スープとのセットメニューなのでトータル1,000円)

朝食を食いっぱぐれていたこともあり、餃子とのセットメニューを注文。メインの焼きそばは、他の客もそのように注文していた人が多かったので、プラス50円して生玉子を乗せる形にした。

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焼きそばを注意深く観察してみると麺の色が違っている部分があることに気づくはず。これは麺が「焼かれて」いるため。麺を鉄板の上で「炒める」前に両面を焼き固めているのだ。詳細な作り方は、同店の公式HPにもあった、下の動画を参照していただきたい。



横浜中華街の名店『梅蘭』さんの名物「梅蘭やきそば」も、同じように麺に火を通して表面を焼き固めるのだが、『あぺたいと』さんでは表面を焼いた後で麺をほぐし、具と一緒に炒める点が異なる。

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食べてみると、麺が焼かれたカリッとした部分と、それ以外のモッチリした部分と、一つの皿で2つの味わいが楽しめる。秘伝の特製ソースもよく絡み、なるほど屋台の焼きそばとは、ひと味もふた味も違う面白くて美味しい味だ。途中で玉子を割って絡めると、まろやかな味もプラスされて更に箸が進む。14時過ぎても客足が途切れないわけだ・・・。

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なお、サイドメニューの餃子も侮れない。店内に「酢にコショウを振って、それにつけて食べる」旨のことが掲示されていたので試してみた。

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すると、それだけでも十分美味しい。餃子そのものに確り味がついているためだと思われる。

店名になっているアペタイト【appetite】とは英語で「食欲」を意味する単語。皆さんも『あぺたいと』さんで食欲を満たしてみては?





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posted by 只今(橘カヲル) at 09:44| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする