2007年02月28日

地球温暖化で人間は『茹でガエル』になる…のか?

地球温暖化の影響が叫ばれて久しいが、日常生活のなかで実感する機会は殆ど無い。しかし、こうして改めて報道されれば別である。

気象庁定義の「冬」きょうが最後、初の都心雪なし確実
読売新聞

気象庁では季節を三ヶ月単位で区分しており、冬は12~2月。その2月は本日で終わったが、遂に東京では“冬”に雪は降らなかった。これは気象庁が1876年(明治9年)に観測を開始して以来初めての、いわば異常な記録である。気象庁のコメントでは、3月中旬には遅まきながら東京でも初雪が観測される可能性が残っているというが…。これは明らかに地球温暖化の影響であろう。

そういえば、料理人である自分の父が地球温暖化に関して面白いことを言っていた。なんでも「常温における食材の痛み方が昔よりも早い」とのこと。長年の経験から「これは常温で○日間ぐらい保存できる」はずの食材の、鮮度の劣化が明らかに早いのだそうだ。夏ならまだしも、冬ですらこれまでの常識が通用しないほどなのだとか。だから父は「なんでも冷蔵庫に入れるようにしないと怖い」と先日久しぶりに会った際に話していた。

よく云われる例え話に、カエルを既に沸騰しているお湯に入れると熱さで飛び出してくるが、最初は水の中に入れて徐々に熱を加えて沸騰させていくと、カエルは逃げ出すことも無く茹で上がってしまう、というのがある。これが単なる例え話なのか実際に実験した結果がそうであったのかは寡聞にして知らないが、我々人類も、気がつけば茹でガエルと同じ運命になってしまうのではないか…。ふと、そんなことを思った。


重いテーマゆえに、ギャグを挟む余裕も無い


posted by 只今(橘カヲル) at 23:54| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする

2007年01月22日

気化冷凍法で害虫退治

自分の実家は食べ物屋で、我が家にとってゴキブリやハエなどの害虫は一般家庭以上に不倶戴天の敵だった。なぜならお客様の口に入るものを扱っているだけに、迂闊に殺虫剤を使えなかったからだ。それ故に、こうした商品の登場は嬉しい。

害虫を瞬時に“凍死” ライオン、日本初のスプレー
フジサンケイビジネスアイ

今年の3月に、一風変わった殺虫スプレーが発売されるそうだ。殺虫スプレーといっても化学物質のような人体に悪影響を及ぼしかねない成分は使わない。ではどのような手段で“殺虫”するのかというと、なんと凍死させるという。なんでも気化速度の違う2種類の冷却成分が虫の体表面から素早く大量の熱を奪うことで凍死させるとのこと。

気化とは液体が気体に変わることをいう(ドライアイスのように固体が液体を経ないで気体に変わる昇華という現象もこれに含まれる)。液体が蒸発するためには熱が必要であり、その熱は液体が接しているものから奪われる。そして液体の物質が気体になるときに周囲から吸収する熱のことを気化熱とよぶ。難しい理論のようだが、風呂上りに濡れたままでいるとドンドン体が冷えてくる理由、それが気化熱なのである。

気化熱を利用するが故に人体への影響を気にする必要も無く、また殺虫剤独特の臭いも残らないため抵抗力のない乳幼児や病人のいる家庭でも安心して使えるし、飲食店でも使いやすい。なにより石仮面の力を借りずともディオ・ブランドーのように気化冷凍法を使えるのが魅力的だ(笑)。当然、このスプレーを害虫に噴霧する際は

「貧弱!貧弱ゥ!」
(byディオ・ブランドー:ジョジョの奇妙な冒険第一部)

といったような決め台詞を叫んでDIO様気分に浸るべし。


最近JoJoネタが多いような気が…。
posted by 只今(橘カヲル) at 19:30| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(2) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする

2007年01月08日

現代にも猛威を振るう結核

『2006/11/16 狂犬病は過去の病気じゃない』でも触れたが、日本では既に過去の病気となった狂犬病が世界レベルでは未だ猛威を振るっていることに自分は驚いた。だが今回見つけた記事も、それに負けず劣らずの驚きをもたらすものだった。

若い世代に「結核」 欧米より30年遅れた日本
iza

上の記事によると、20~30代という若い世代の結核が減らないとのことだ。皆様は、時代劇を見ていたら劇中の人物がゴホゴホと咳をして血を吐いたりするシーンを見たことがないだろうか。あの病気が結核(正確には肺結核。当時は労咳=ろうがい、といった)である。自分はてっきり、結核患者は沖田総司で最後だと思っていた(注:若干の誇張あり)のだが、罹病(りびょう)者は減るどころか、若い世代では増加傾向にあるそうだ。

なぜ罹病者が減らないのか? データによると結核罹患(りかん)率は大都市で高い傾向があるそうだが、このために感染経路が特定しづらく、対応が後手に廻るのが理由としてまず挙げられる。そして若い世代は下手をすると結核という病気の存在そのものを知らないために危機意識が無く、感染・発症しても受診や診断が遅れてしまうとのこと。

そして、これは自分も知らなかったのだが、現代では結核は服薬で完治する病気なのだそうだ。しかし完治には半年間、毎日欠かさず4種類の抗結核薬を組み合わせて飲み続けることが必要で、途中でサボると再び服薬を始めても効かなくなる。危機意識の欠如が服薬をサボる原因だとするなら、治る病気をワザワザ治らなくしているといえるので、これは由々しき事態といえるだろう。

そう、新選組マニアの方々には改めて言うまでも無いが(笑)結核は恐ろしい病気だ。皆様もこれを期に危機意識を持っていただきたい。


動かねば闇にへだつや花と水」…新選組一番隊の長、沖田総司の辞世の句とされる。
posted by 只今(橘カヲル) at 17:35| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする

2007年01月06日

それでファイナルアンサー?魚の改名

「バカジャコ」はダメ、差別語含む魚30種を改名へ
読売新聞

魚類学の進歩と普及を図ることを目的につくられた学会である日本魚類学界は、差別的とされる言葉を含んだ魚の名前(学名ではなく標準和名の方)を改名すると発表した。

理由は「これらの語を含む差別的和名は、たとえ命名時に差別的な意図がなかったとしても、和名の利用者に対し、精神的に傷つけたり不快感をもたらすことがあります。また、一部の差別的和名は、博物館や水族館などの公共機関においてしばしば別名への言い換えがなされているだけでなく、言い換えの仕方に統一性が無く、混乱した状況にあります。これらのことは標準和名としての倫理性、安定性および独自性の面から好ましくないと考えられます。(以上緑字部分、日本魚類学界HPより抜粋)」ため。

改名されるのは名前の中にメクラ、オシ、バカ、テナシ、アシナシ、セムシ、イザリ、セッパリ、ミツクチを含む魚たちで、改名案も日本魚類学界のHPに載っていた。下にリンクを張っておく。これらは近く学会の評議員会で提案される。新しい標準和名は基本的に拘束力があるわけではないが、博物館や水族館などにも使用を呼びかていくそうだ。

差別魚名改名案
日本魚類学界

差別的とされた9つのキーワードの中には、既に死語と化している感もある言葉もある。この記事を読まれた方で、9つの言葉が表す意味を全て知っていたという人の方が少ないのではないだろうか。それにその言葉が差別に当たるか否かの判定に関しては多分に主観が混じるのは否めない。たとえば、改名案として示されていた中に

テナシゲンゲ → ヒレナシゲンゲ

というのがあったが、魚の立場に立てばヒレナシは差別に当たらないのか、とか

セムシダルマガレイ → オオクチヤリガレイ

に関しては、口が大きいことを気にしている人にとってオオクチは差別用語に当たらないのか

とか突っ込み所は多い。

まぁ、この件に関しては「名前に差別用語に分類される言葉が混じっている魚を放置し『差別を助長している!』と突っ込まれると学会として立つ瀬が無い」という大人の事情も多分に含まれていると思われる。いずれにしても、もっと良く議論して、再改名といった事態が起こらないようにするべきだと思う。


これらも当然、修正がはいるのだろう
posted by 只今(橘カヲル) at 20:01| 東京 ☔| Comment(6) | TrackBack(2) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする

2006年11月16日

狂犬病は過去の病気じゃない

何気なくネットサーフィンしていたら、こんな記事を見つけて驚いた。

男性が狂犬病で重体=フィリピンでかまれ感染-国内の発症は70年以来・厚労省
時事通信

いまどき狂犬病!?

京都市在住の60代の男性がフィリピンで犬にかまれ、狂犬病を発症したと厚生労働省から発表された。国内で狂犬病の発症が確認されたのは、1970年以来、実に36年ぶりなのだそうな。なぜなら、日本では野犬という存在が姿を消して久しく、また狂犬病予防法に元づく飼い犬の登録及び狂犬病ワクチン接種の義務化が徹底されているからである。

故に狂犬病など過去の病気…と自分は思っていたのだが、世界では毎年50,000人が死亡していると知ってなお驚いた。さらに、発病後の死亡率はほぼ100%で、有効な治療法は存在しないことに驚いた。そして狂犬病という名前に幻惑されがちだが、感染源は犬とは限らないことにも驚いた。いやぁ、今日は驚きの連発だ。

今年もあと一月半。そろそろ年末年始の海外旅行などを計画している人もいらっしゃることだろう。だが海外にいって、日本と同じ感覚で迂闊に現地の(特に野生)動物に手を出したりして噛まれでもすると、取り返しのつかない事態になりかねない。狂犬病はワクチン接種によって予防が可能であり、また感染後でもワクチンを接種すれば発症を抑えることができるとのことなので、肝に銘じておきたい。

ウィルスにはスタンド能力を発現させるものもあるが、人間の体に入り込むと恐ろしい病気を発症させて不幸の元凶となる方が圧倒的に多いのだ…。


Stand by me(そばに立つ)が名の由来
posted by 只今(橘カヲル) at 23:57| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(3) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする

2006年11月10日

ヒトとウニは70%一緒!

こういう話は、結構好き

<ウニ>遺伝子数、ヒトとほぼ同じ 欧米研究チームが解明
毎日新聞

米ベイラー医科大やカリフォルニア工科大などの国際研究チームから、ウニ(海栗)のゲノム(全遺伝情報)解読を完了したとの発表があったそうだ。何でも遺伝子の70%がヒトと共通していたとのことで、研究チームの弁によれば蝿や線虫(回虫・蟯虫の類)に比べて人間に近いらしい。

しかし、なぜウニが研究対象に?と思われる方も多いだろうが、ウニは入手しやすいうえに人工授精が容易であるため、動物の発生過程の研究によく使われるのである。またウニのような棘皮動物は、人間に代表される脊索動物と祖先が共通で、進化系統上近いことも研究対象として選択される理由なのだそうだ。

こうした遺伝子の解明は遺伝病の研究などに応用されるのが常だが、ウニは生まれながらに病原体を認識するよう働く遺伝子をヒトの20倍多い200個以上持つことも判明したとのことで、ヒトの感染防御の仕組み解明に役立つのではないかと期待されている。寿司屋ではお馴染みのウニが、こんなにもすごい生き物だったとは! これからは値段もさることながら、医学的にも価値がある生き物だという点でもありがたがりながら口にすることにしよう。
≠( ̄-( ̄)モグモグモグ

と、綺麗にまとめようとおもったが、どうしても「ハエやギョウチュウと比べて人間に『近い』といわれてもなぁ」というのが正直なところ。遺伝子が30%違うだけで、人間とウニがこれだけ姿形が違う存在になってしまうというのも…いや、まてよ、確か使徒も固有波形パターンの99.89%までは、人類と共通だったよな(笑)。それであれだけバリエーションがある存在になるのだから、30%も違えば人間とウニぐらい違っても不思議じゃないか。
(@⌒ο⌒@)b ウフッ


と、またもやエヴァねたでオチをつけたのだった。
posted by 只今(橘カヲル) at 22:48| 東京 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする

2006年10月31日

ゾウは鏡に映った自分が判る

ゾウ:鏡の姿見て「自分だゾウ」自己認識能力あり
毎日新聞

米国の研究チームが、象が「鏡に映った自分」を認識できる能力があることを確認したと発表した。鏡に映った姿を敵や仲間ではなく自分自身であると認識できる自己認識能力のことを鏡映認知といい、これまで人間のほか、チンパンジーなどの大型類人猿やイルカがこの能力を持っていることが確認されているが、象でこれが確認されたのは初めてなのだそうな。

昔から、ゾウは頭のいい動物だといわれてきた。サーカスに代表されるように様々な芸を覚えたり、群れで団結して子供を守るというのは序の口で、なんと危害を加えようとした人間の顔のみならず、話している言語(英語、日本語等)まで覚えていて、その人物を避けようとしたり、或いは逆に攻撃を仕掛けるという。

イタズラした相手を覚えていて個別に復讐すると言えばカラスが有名だが、ゾウにもそんな能力があるとは知らなかった。ヒンズー教にはゾウの頭を持つガネーシャと呼ばれる神様がいたりするように、ゾウを神聖視する国・地域は多いが、こうした話を聞くと昔の人がゾウを特別な存在として崇めたのも判るような気がする。ただ、そんな頭の良さが「ゾウは死に場所を選ぶ」というゾウの墓場伝説を生み、象牙目当ての心無い人間をも増やしたのかと思うと、複雑な思いだ

しかし、この記事の見出し『自分だゾウ』って、ベタなシャレですなぁ(笑)警察犬が手柄を立てた際の『お手柄だワン』にも匹敵する見出しの定番


やはり、定番は抑えないと
posted by 只今(橘カヲル) at 22:44| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする

2006年10月12日

米天文学会のリベンジ?土星に新たな輪が見つかる

土星に「新たな輪」3本…米探査機が発見
読売新聞

米航空宇宙局(NASA)は11日、米探査機カッシーニによる観測で「土星の輪が新たに3本見つかったと発表した」とのこと。『2006/08/24 冥王星が格下げされても“冥王”の地位は揺るがない』でも取り上げた冥王星降格騒動で意気消沈しているかと思われた米天文学会だったが、どっこいキッチリ仕事はしているというわけだ。

マンガなどではしばしば土星の輪は一枚の平たい板のように描かれることが多いが、実は複数の輪で構成されている。それを発見したのがカッシーニという人で、前述した米探査機カッシーニは彼の名にちなんで名づけられた…といったウンチクを書いたところで「土星の輪が新しく発見されたからといって、俺たちの人生には何の関係も無いし~」と切り返される方もいらっしゃるだろう。

しかし人間の趣味嗜好とは千差万別。自分は夢見がちな人間であるせいか、こういった天文学的な話が大好きなのである。特に土星の輪というと、自分は学生時代、帰宅部にも関わらす地学天文部の合宿にノコノコ押しかけて長野の山の上から望遠鏡で観察した経験があるだけに感慨もあるし。それに、この間の冥王星の時のようにこうした天文学上の発見などは占星術師の方々にとっても重大な関心ごとかもしれない。占星学(Astrology)と天文学(Astronomy)の綴りが似ていることからも判るように、占星術は天文学の親ともいえる存在だからだ。

そう考えると、決して天文学は天文学者だけのものではない。どんなことも最初から否定せず、興味と関心を持って取り組めば、意外な面白さを発見できることもあるのだから「何の関係も無い」などと言わずに、まずは夜空を眺めてみることから始めてみませんか? キレイなオネーチャンのいる飲み屋のネオンサインには無いワクワク感(笑)が、そこには待っているかもしれませんよ。
(*'ー'*)ふふっ♪


さぁ、準備を整えて
posted by 只今(橘カヲル) at 23:09| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする

2006年10月07日

謎の怪音波“モスキート音”

先日、会社で仕事をしていると謎の怪音波が聞こえてきた。思わず「これ、何の音?」と口にすると、同僚の一人が「え、只今さん、この音聞こえるの?」と手にした携帯電話を自分の耳元まで近づけてきた。すると「キーン」という丁度聴覚検査の際に聞かされるような奇妙な音がする。その同僚は事も無げに「これ、大人には聞こえない音のはずなんだけどなぁ」と語っていたのだか…。下に彼から貰った音声ファイルを置いたので、皆さんも聞いてみて欲しい。


※ボリュームを上げると結構だれにでも聞こえる模様


注:2007年11月17日追記
上のファイルは15,000ヘルツ(Hz)の音のようです。以下に17,000ヘルツ(Hz)のバージョンをアップすると共に、お詫びして訂正いたします。なお、パソコンのスピーカーによっては17,000ヘルツ(Hz)の音域に非対応のものもあるようです。



この音の正体はイギリスのとある会社が開発した高周波数の不快音を出す装置『モスキート(英語で“蚊”の意)』が発する17000ヘルツ(Hz)の高周波。開発目的は、繁華街などで意味も無く集団でとぐろを巻いて町の治安と規律を乱している若者を追い払う為。人間が聞き取れる音の範囲を可聴域というが、これは年齢を重ねるごとに上限が低下する。これを利用して路上や店先などにこの機械を設置し、大人には聞こえないけれども若者には聞き取れる不快な音を流すことで彼らを追い払おうというわけだ。

この音が同僚の携帯電話から発せられたのは、「若者にしか聞こえない」点を逆手にとって若者たちが秘密の暗号的に携帯電話の着信音として利用し始めたからだという。学校で着信音がなっても先生には気づかれないというわけだ。

なお既に三十路となった自分がこの音を聞き取れたのは可聴域の低下には個人差があるためで、決して自分が幼稚な人間だからではないので誤解なきように。
(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

それはさておき、『モスキート』開発の功績が認められ、発明した会社経営の男性にノーベル賞のパロディであるイグノーベル賞が授与されたという。

“蚊の羽音発生装置”がイグ・ノーベル平和賞
iza

イグノーベル賞
Wikipedia

このイグノーベル賞、仮想ペット飼育玩具『たまごっち』や犬語翻訳装置『バウリンガル』も受賞している栄誉ある(?)賞。あのドクター中松も受賞している賞なので、だいたいどのような系統の研究(笑)に贈られる賞なのか察していただけると思う。

参考:イグノーベル賞受賞者の一覧
Wikipedia

彼らを話の肴にして笑うのは容易いかもしれないが、リンゴが木から落ちるのを見て万有引力の法則を発見したといわれているアイザック・ニュートン(このエピソードは創作という説もあるようだが)のように、

アイザック・ニュートン
Wikipedia

フツーの人なら気にも留めないことを突き詰める人たちがいるからこそ、人類は科学を発展させることができたのを忘れてはならないと思う。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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posted by 只今(橘カヲル) at 12:02| 東京 ☁| Comment(36) | TrackBack(10) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする

2006年10月05日

『飲んだ後にはラーメン』なのはなぜ?

飲んだあとのラーメンは食べても太らないってホント?
Excite Bit コネタ

自分はアルコールを受け付けない身体である。つまり下戸だ。なので、酒を飲んだ後にラーメンが食べたくなるという気分になった経験はないのだが、ラーメンは好物の一つなので「酒を飲んだ後にラーメンが食べたくなる」という話は知っていた。その理由は記事中でもサラリと触れられているが、もう少し詳しく書いてみる。なお、例によってうろ覚えの知識をフル回転させて書いているので、間違いがあった場合は優しくご指導いただければ幸いである。
よろしく(^ー゚)ノ

アルコールが体内に入ると、肝臓でアルコール脱水素酵素(ADH)によりアセトアルデヒドという物質に分解され、更にアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)によって酢酸に変わり、更にさらに炭酸ガスと水に分解され、体外に排出される。肝臓はこの一連の作業のエネルギー源としてブドウ糖を消費し、血液中の血糖値が減少する。すると下がった血糖値を食物摂取によって補おうとするので食欲が沸く。

そこでラーメンを食べると、ラーメンの麺は炭水化物なので消化の過程でブドウ糖などに分解されて減少した血糖値が戻り、満腹感が得られる。またアルコールが肝臓で分解された結果生じた水分は尿となって排出され、結果として体から水分が失われる。すると体が失われた水分を補給しようとする。ラーメンのスープはこの際の水分補給源となる。

しかし血糖値と水分の問題だけなら、なにもラーメンでなければならない理由は無い。甘いお菓子とジュースを摂取すれば事足りる。ラーメンを体が欲する理由は、Excite記事中では触れられていなかった以下の理由による。

肝臓でアルコールを分解する役目を果たすADHとALDHの働きを助けるものにイノシン酸がある。これは肉類に含まれるうま味成分のことで、トリガラやトンコツでダシを取るラーメンスープにはこれが豊富にある。アルコールを摂取した後でラーメンを食べるとイノシン酸を摂取できるので、アルコールの分解には都合が良い。つまり酒を飲んだ後にラーメンが欲しくなるのはブドウ糖・水分・イノシン酸の三つを効率的に摂取できるからなのだ。

もっとも、夜遅くまで酒を飲んだあとで何か食べようと思っても、営業しているのは深夜営業のラーメン屋ぐらいという現実的な事情もあるのだろうが…。

なお、表題にもある「酒を飲んだ後のラーメンは太らない」という話は眉唾物だと考えたほうが良い。記事中にもあるように体から不足したものを補った場合でも、カロリーを摂取していることには変わりがない。それに酒を飲み、肴も食べている段階で既に十分すぎるほどカロリーを摂取しているのだから、そのうえ小腹がすいたからといってラーメンを食べたらカロリーオーバーになるのが当たり前。しかも前述したように、酒を飲んだ後で小腹が空くのは血糖値が低下したからであって、本当に空腹になったからではないのだから。

そう、何度となくこの手の「○○を食べても太らない」というキャッチフレーズを信じ、
その結果タップリと体脂肪を溜め込んだ自分がいうのだから間違いない(笑)。

。≠( ̄~ ̄ )モグモグモグモグモグ


毎日の健康管理が大事
posted by 只今(橘カヲル) at 22:10| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(2) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする

2006年09月15日

幻の第10惑星「エリス」と黄金のリンゴ

幻の第10惑星は「エリス」=「不和の女神」にちなみ-国際天文学連合
時事通信

国際天文学連合(IAU)は、このたび小惑星2003UB313を『エリス』と正式に命名したと発表したとのこと。小惑星2003UB313とは、冥王星よりも大きな星だということで、発見された当初は太陽系第10惑星に推す声も挙がった星である。

しかし、この星の発見が惑星の定義というものを再考させるキッカケとなり、やがて当ブログでも『2006/08/17 太陽系に仲間が増えるかも!?』や『2006/08/24 冥王星が格下げされても“冥王”の地位は揺るがない』で取り上げたような世界レベルでの大論争に発展。ついには冥王星が惑星の地位から降格されるに至ったという、いわくつきの星だ。その星にIAUがギリシャ神話における不和と争いの女神である「エリス」の名を与えたというのは、自戒の意を込めたものか、はたまた自ら笑いを取りにいこうとする芸人チックな行為か、あるいは自虐的マゾヒズムの発露なのか、どうにも判断しかねる(笑)。

ギリシャ神話でのエリスは、黄金のリンゴのエピソードで有名だ。神々が集う或る結婚式の席に招かれなかった腹いせとして、エリスは「最も美しい女神へ捧げる!」と叫んで(または「最も美しい女神へ捧げる」と書かれた)黄金のリンゴを会場に投げ入れた。これにより、結婚と母性の神ヘラ、戦の守護神アテナ、美と愛の神アフロディテの三女神による激しい対立が引き起こされたのだ。

その「エリス」が、このたびは黄金のリンゴではなく『惑星の定義問題』によって人間界に騒乱を巻き起こした。しかし結果として、主に政治的な理由から決着がつけられずにいた問題に科学的見地から一定の解が出たのは喜ばしいことのはずだ。そのことに対してアナタが人類を代表して感謝の一つもしてみれば、彼女は大いに喜んで、アナタ自身に黄金のリンゴを授けてくれる可能性だってある。なにしろ「エリス」は地球から遥か遠い闇の中にいるのだ。神話の時代、黄金のリンゴで不和を巻き起こしたのも、寂しさの裏返しだったのかもしれない…。


映画版第一作の敵役はエリスだったと記憶している
posted by 只今(橘カヲル) at 19:14| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(13) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする

2006年09月12日

利用者の声が集まらなくても、改善点はハッキリしている

コンセントをネット端子に 電力線通信、解禁は不透明
朝日新聞

電源コードをインターネットの配線代わりにする高速電力線通信(PLC)という技術を解禁するかどうかの最終判断がもうすぐ出るらしい。コンセントと電源コードの間にPLCモデムという装置をはさむだけで、他に特別な配線工事をすることなく手軽に高速インターネット回線が家庭に引けるとして政府主導で推進してきたものの、反対意見が噴出してしまっている。このPLCは電源コードに本来の使い道でないインターネット接続回線の真似事をさせるため、コードがまるでアンテナのようになってしまい、ノイズが漏れてしまうとの事だ。

光ファイバー回線の普及に伴いADSL(非対称デジタル加入者線)などDSL(デジタル加入者線)の契約数すら減少に転じ始めている現状、少なくとも自分はこの技術に魅力を感じない。光ファイバー回線よりも遣り取りできる情報量が少ない上に、ノイズが漏れるとアマチュア無線や短波放送などを受信する際に影響が出る恐れがあるというのでは、ちょっと腰が引けてしまう。自分はアマチュア無線もしないし短波放送も聞かないが、自分がPLCを使うことで、アマチュア無線や短波放送を楽しみたい隣人に影響が出てしまう…という事態に陥ったらトラブルの元だからだ。

ADSLなどDSL契約数、初の減少…光が急増
読売新聞

高速電力線通信(PLC)とは?
高速電力線通信推進評議会

ただ記事を読む限り、一部のメーカーはPLCにかなりの投資をしているとのこと。それゆえ今まで推進してきた政府筋同様、なんとか解禁に漕ぎ着けたいという気持ちは分からないでもない。だがメーカー筋から出てきたこの台詞を見てしまうと『まず解禁ありき』に執着しているかのようなイメージを抱いてしまうのも事実だ。

ノイズが出るのは事実だが、市場に製品が出れば利用者の声も集まり、改善点もはっきりしてくる

改善点はノイズを何とかすることではないのか? 扱う情報が日増しに巨大になる昨今、インターネットへの接続技術は1にも2にも速さが求められる。その点ではPLCもDSLも光ファイバー回線までのショートリリーフでしかない。それなのにメーカー側が自ら「見切り発車」と取られかねない発言をするのは得策ではないと思うが…。


参考資料(になるかな?)
posted by 只今(橘カヲル) at 19:44| 東京 ☔| Comment(1) | TrackBack(1) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする

2006年08月24日

冥王星が格下げされても“冥王”の地位は揺るがない

太陽系惑星:冥王星を除外 最終案を賛成多数で IAU
毎日新聞

『2006/08/17 太陽系に仲間が増えるかも!?』で、太陽系の惑星を増やそうという議論が行われていることをブログに書いた。ところが事態は急転直下、増えるどころか冥王星を惑星から格下げする最終案が通過し、太陽系の惑星は従来の9から8へと減ることとなった。

他の惑星と比べ、その大きさや軌道の特殊さから冥王星の処遇に関しては天文学者の間でも議論が絶えなかったのは事実。それでも今まで冥王星が惑星とされてきたのは「今まで惑星として親しまれてきた」といった心情的な側面もさることながら、米国人が発見した唯一の新惑星であることから、政治的な理由も無いわけではなかったようだ。

ただこれまでも“冥王星降格論”は論議されてきたらしいが、今回この案が通ったのは観測技術の向上により「冥王星クラスの星をイチイチ惑星と認定していたら、今後どれだけの新惑星が出てくるか分からない」といった科学的な視点もさることながら、それに伴う混乱を封じようとする天文学者としての良心が大きく影響しているのかもしれないと、ふと思った。

自分は『2006/08/17 太陽系に仲間が増えるかも!?』で「新惑星発見の可能性があったほうが夢があっていい」と書いたが、それはよく考えれば天文学者の間で生臭い手柄競争が勃発する危険性も孕んでいる。それを天文学者たち自身が一番認識していたからこそ、今回このような決定が下されたのではないのだろうか? それならば国際天文学連合(IAU:天文学の最高機関)の英断には頭が下がる。博物館や教科書会社や占星術師など、関連業者は色々大変だろうが、天文学上の歴史的転換点に立ち会えたのを寧ろ喜びとして、頑張っていただきたい。

まぁいずれにせよ、惑星から格下げになったからといって冥王星そのものが消えてなくなるわけではない。そして有史以来地球と共に太陽の周りを回ってきた冥王星にとって、人間サイドの一方的な都合によるランク付けなど瑣末な問題に過ぎないだろう。ご存知の方も多いだろうが冥王星の英語名Plutoは、太陽から遥か遠い暗闇の中に位置するとの意味を篭め、ローマ神話のプルート=ギリシャ神話で冥界の王として名高いハデスより命名されている。そう、人は、いや生きとし生ける物は皆、いずれ“冥王”にひれ伏すのだから…。


冥王といえば(笑)
posted by 只今(橘カヲル) at 23:02| 東京 ☀| Comment(11) | TrackBack(34) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする

アメリカザリガニとカルピスが同じ味!?

アメリカザリガニ:食べる会を開催--大崎・田尻大貫 /宮城
毎日新聞

宮城県大崎市で、畦に穴を開け、イネの根を食い荒らす害獣として嫌われるアメリカザリガニを捕まえ、食べる会が開かれたとのこと。『水田に害をなすザリガニを少しでも減らす趣旨』とのことだが、主催したのは地元で長い間メダカの保護などに取り組んでいらっしゃる人らしいので、メダカ保護の目的もあるのだろう。このアメリカザリガニ、じつは原産地アメリカでは食用にされているいうし、日本も戦後の食糧難のころはよく食べられていたとのこと。なぜ日本では食べられなくなったのかは定かでは無いが、泥の中に住んでいるので、寄生虫が巣くっていることが多かったのかもしれない。

さて、アメリカザリガニは元々ウシガエル(食用ガエル)のエサとして持ち込まれたものが逃げ出して繁殖したもの。本来日本に生息していない、いわゆる外来種が本来の生態系を破壊して問題になっているが、ただ闇雲に駆除するのではなく食用として有効活用するのは一つの可能性としては面白いかもしれない。今回の会はデモンストレーションの域を出ないようだが、前述した寄生虫の問題などをクリアーして、地元の名産品にでもすれば…いや、同じ淡水生物ならコイだのアユだの選択肢はもっと色々ある。ザリガニでは高級感がないから売り物にするのは難しいか。

それはさておき自分が驚愕したのは、記事中にあったザリガニを食べた人の感想である。

「半世紀ぶりに食べた。初恋の味のよう

!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?

「カルピスは初恋の味」という有名な宣伝コピーがあるけれど、アメリカザリガニとカルピスは同じ味がするのか!!!
( ̄□( ̄□( ̄□ ̄;)!!ガーンガーンガーン………

いや、まて、落ち着け(笑)。これはなにも、アメリカザリガニとカルピスは同じ味がするということではない。人によって、初恋の味とは様々だということだ。カルピスのように甘酸っぱかったり、ザリガニのように歯ごたえがあったり、と。


そういえば、自分の初恋はカルピスの味とは似ても似つかぬ、とても苦いものだったなぁ…。
p(´⌒`。q)グスン



同じ味
posted by 只今(橘カヲル) at 00:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする

2006年08月19日

真に健康な人とは

牛乳:「有害」本が波紋 でもやっぱり「有益」は多数派
毎日新聞

健康食品の代名詞的存在である牛乳。子供のころ、親に「体にいいから牛乳を飲みなさい」と口うるさく言われた人は多いと思う。自分は牛乳が好きで、子供のころは1日1リットルは当たり前のように飲んでいた。しかも値段の張る低音殺菌牛乳だとかを好んで飲んでいたので、あるとき母に「もったいないからそんなに牛乳を飲むな」と叱られたことがあるぐらいだ。古今東西「牛乳を飲め」と言われた子供は数多いだろうが「牛乳を飲むな」と言われたのは自分ぐらいだろう

ところが、この牛乳が「健康に有害」であるという説が浮上して、議論を呼んでいるという。

詳細は上部リンクの記事に譲るが、自分はこういう話が出るたびに「また始まったか…」と思う人間である。この手の話は大概「動物に○○を与え続けたらガン細胞が増えた」といった実験結果を元に「だから○○は体に悪い」という結論が出てくるのだが、どんな食べ物でも、それだけをひたすら摂取し続けていたら体調を崩すに決まっているではないか。与える物が牛乳だってコーラだってスナック菓子だって海苔だってハンバーガーだって結果は同じだ。こうした研究をする人たちは「食事はバランスよく摂りなさい」と学校の給食で習わなかったのだろうか?

まぁ医学・栄養学が全て間違っているとは言わないが、所詮は人が行っているものだからミスもある。昨日まで「体に悪い」といわれていた食べ物が、いつのまにやら「健康にいい」と宣伝されていたなんてしょっちゅうだ。自分が印象に残っている典型的な例がタマゴ。以前はコレステロールが溜まるからと、一日三個(だったかな?)以上食べてはいけないといわれてたものが、いつのまにやら健康に良いからドンドン食べなさいになっていた。なんでもタマゴの黄身にはレシチンという物質が含まれていて、それは脳細胞の40%を形作っているアセチルコリンの元の元なのだとか。だから健康にいいという理屈なのだが、それではタマゴ悪玉説が喧伝されていたころ、それを信じてタマゴをあまり摂取しなかった人は脳細胞に悪影響が出ていることになるのか? ひどい話だ、この責任をどう取るつもりだ、栄養学の先生(笑)。

そんな調子だから、この牛乳悪玉説もそのうち下火になると自分は思っている。そして新たな悪玉が出現するだろう。そんなコロコロ変わるものを参考にイチイチ「これは悪玉食品、これは善玉食品…」なんて気にしていたら、それこそストレスが溜まって病気になってしまう。健康のため食べ物にこだわるのを完全否定するつもりは無いが、やはり食べ物同様、こだわりにもバランスが必要だろう。

悪玉食品・善玉食品を気にするなんて偏食と同じ。そんな些細なこだわりを持っている人間より「なんでも美味しいと思って食べるのが一番健康に良いんだよ」と言える人間の方が余程心身共に健康だと思う


つまり、こうゆうことかな?
posted by 只今(橘カヲル) at 05:33| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(5) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする

2006年08月17日

太陽系に仲間が増えるかも!?

太陽系惑星9個→12個へ、惑星の定義変更案を公表
読売新聞

天文学の最高機関「国際天文学連合」(IAU、本部・パリ)で、これまで明確でなかった惑星の定義案が示されたとのこと。『太陽(恒星)を周回する自己重力で球形の天体』というこの案に従えば、昨年冥王星の外周で発見された「2003 UB313(仮称:ゼナ)」、従来まで冥王星の衛星とされていたが二重惑星との解釈もある「カロン」、火星~木星間の小惑星帯(アステロイドベルト)最大の「セレス」が惑星に昇格し、惑星数は現在の9個から12個に増えるそうだ。

ただ、この案をそのまま採用してしまうと、天文観測技術も(天文学だけに)日進月歩しているため、今後続々と新惑星が発見されてしまう可能性もあるので議論を呼んでいるらしい。そのため「今後冥王星よりも大きい星が見つかっても惑星とはしない」という案もでているそうだ。個人的には「新惑星発見!」の可能性を残していたほうが夢があっていいし、天文学者サイドにしてもヤル気の源になると思うのだが如何だろうか。

このニュースを耳にして、自分が疑問に思ったのが西洋占星術の世界。新たに3つも惑星が増えるとなると、これまでの定義づけが根底から覆ってしまわないのか? まぁおそらく何らかの形で新解釈がなされるとは思うが、考えてみれば「2003 UB313」も「カロン」も「セレス」も有史以来存在していたにも関わらず、いまさら思い出したように運命に影響してくるというのも変だよなぁ。

それとも「それまで何の痛みも感じなかったのに『怪我をしている、血が出ている』と気がついた途端、急に痛み出す」のと同じ理屈で、人々が意識を向けるから、その星に意味ができ、影響を及ぼし始めるのだろうか。あぁ、だとすれば、人生に影響を与えるのは星の位置よりも人の意識・人の意思の方がウエイトが大きいということになるか…困ったなぁ(笑)。

それはさておき、気になるのはこれら新惑星候補たちの日本名だ。なにしろ例の「水金地火木…」に加えなければならないから語呂がいいものを希望したいが、最近の日本人は外来語をそのまま使うため、翻訳能力が落ちているから少々不安。


今日のお題の参考資料に…
posted by 只今(橘カヲル) at 15:30| 東京 🌁| Comment(13) | TrackBack(25) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする

2006年08月07日

環境保全と伝統文化継承の狭間で

灯籠流し:水に溶ける商品…「環境問題」で揺れる
毎日新聞

灯籠(とうろう)流し――地域によっては精霊(しょうりょう)流しとも呼ばれる。お盆に帰ってきた死者の魂を現世からふたたびあの世へと送り出すために、死者の魂を乗せた灯篭やお盆のお供え物を流す。日本の夏の風物詩のひとつとなっている。

この灯篭、最近は回収の手間を省くためと、流した灯篭を回収する光景が目に入るのは心苦しいという理由から、水溶性の物質で作られたものを使うところが増えている。だが環境NPO(非営利組織)などが「川が汚れる」と問題視し、国土交通省や自治体も「回収できず不適当」と主催者側に見直しを求める事態になっているとのことだ。

灯篭流しと漂流ゴミ問題
NPO『荒川クリーンエイド・フォーラム

ここのHPによると、水溶性の灯篭が水に溶ける過程で強アルカリ性の物質に変化することが問題のようである。水の酸性、アルカリ性の度合いはpH(ピーエイチ、またはペーハー:水素イオン濃度)で表され、pH7.0を中性とし、それより数値が小さければ酸性、大きければアルカリ性という。川や湖ではpH6.5~8.5の間にあるのが望ましく、この範囲外では生物への影響、水道水として使った場合には水道管に影響がでるとのことだ。

人間だって強い塩酸や硫酸、水酸化ナトリウムなどが皮膚にかかると火傷したようになってしまう。問題の水溶性灯篭のpHは9.5超。また流される灯篭の数も相当なものだろうからから、年に一度のこととはいえ魚など水棲生物への影響は必至であろう。灯篭流しのあとに魚が腹を向けて浮かんでいたりしたらそれこそ目も当てられない。やはり一考すべきかもしれない。

ただ、前述したように水溶性灯篭が生まれた背景には「流した灯篭を回収する光景が目に入るのは心苦しい」という先祖伝来の風習への想いがあるのも事実。型どおりの意見で恐縮だが、当面は人目につかぬところでヒッソリと灯篭を回収しつつ、水に溶けても無害な灯篭の登場を待つ…というのがベストだと思われる。


むっ、灯篭(とうろう)の登場(とうじょう)
(。・w・。 ) ププッ オチも決まった!


どちらも切実な問題です
posted by 只今(橘カヲル) at 09:29| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(3) | 雑感:サイエンス | 更新情報をチェックする
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