しかし男性は気絶するほど強烈に後頭部を殴られたはずのに、救急搬送された病院での診断結果は外傷は認められなかった。またマンション1階の防犯カメラにも不審な人物は映っていなかった。それもそのはず……。
自作自演:Xマス贈り物代「強奪」、実は父の作り話 大阪の会社員、パチンコですり
(毎日新聞)
「強盗に襲われた」というのは男性の狂言だったのだ!。男性は20日の朝に夜勤明けで帰宅した際、子供へのクリスマスプレゼント代として3万円を預かったものの、事もあろうに妻の外出中にパチンコに出かけ、すってしまったのだという。男性曰く「本当のことが言えず、とっさに思い付いた。こんな大騒ぎになるとは思わなかった」といい、謝罪したとのことである。
狂言とは日本の古典芸能である喜劇のこと。転じて人を騙すために仕組んだ作り事のことも表すが、元々は道理に合わない言葉と巧みに飾った言葉を意味する仏教用語の狂言綺語(きょうげんきご)からきている。
つまり狂言とはもともと「道理に合わない言葉」を意味しているのだが、本来は子供のために使うためのおカネをパチンコで浪費しておきながらバツが悪くなって「強盗にあった」などと、その場しのぎの底の浅い嘘をつくなどというのは、道理に合わない行動そのもので、格好悪いことこの上ない。奥さんや警察の方々も、怒るより先に失笑してしまったのではないだろうか。
もっとも、この男性が奥さんらに失笑されても
「笑わないでくれ、レディ…。人々の為には、これくらいの三文芝居は見せてやらねばな」
(by.トレーズ・クシュリナーダ:新機動戦記ガンダムW より)

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ぐらいの言葉で切り返したら、少しは褒めてあげる気に……ならないよなぁ、やっぱり(苦笑)。
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