アメリカ東部のコネティカット州ニュータウンにあるサンディフック小学校で、14日午前、若い男が校舎に侵入し銃を乱射。5~10歳の子供20人と学校長を含む教職員6人の計26人が死亡するという痛ましい事件が起こった。銃を乱射したアダム・ランザ容疑者(20)も現場で死亡しており、自殺と見られている。米国の学校で頻発する銃乱射事件の中でも史上2番目の死者数を出す悲劇となった。
犠牲となった方々には、この場を借りて謹んで哀悼の意を表したい。
米小学校乱射:胸張り裂ける思い…オバマ大統領、涙の声明
(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20121215k0000e030186000c.html
この事件を受け、オバマ大統領は時折言葉を詰まらせ、何度も指で涙を拭いながら、オバマ大統領は「私は大統領としてできる限りの手助けをする」との緊急声明を発表。また銃規制の強化に意欲を示したという。
米小学校乱射:銃社会、困難な規制
(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20121215k0000e030187000c.html
こうした事件が起こるたびにアメリカでは銃規制の話が持ち上がるのだが、反対派の意見も根強く、実現には至っていない。記事中にもあるように、銃規制に反対の立場を取る全米ライフル協会(NRA)などが政治的な影響力を保持していることも理由の1つだが、本質はもっと根源的な所にある。
アメリカ合衆国憲法修正第2条には「規律ある民兵は自由な国家の安全保障にとって必要であるから、国民が武器を保持する権利は侵してはならない」と記されている。つまりアメリカは、憲法で明記するぐらいに「武器を保持する(銃を持つ)ことは、自分と家族の安全を守るために必要な権利」という考え方が浸透しているのだ。
これを覆すのは容易ではないことは承知している。そして異国の人間である私が口を挟むのは、お門違いであろう事も承知の上で、オバマ大統領を含むアメリカ人の皆様に申し上げたいのは
「まだ犠牲が欲しいのですか?」
(by.ラクス・クライン:機動戦士ガンダムSEED より)

ガンダムヒロインシリーズ12 ラクス・クライン ( 1/7スケール ポリストーン製塗装済み完成品 ) No.2497
ということ。
銃乱射事件の悲劇は、もうこれで最後にして欲しい。アメリカにおける銃規制強化の実現を、切に願うものである・・・。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。

米小学校で銃乱射、子ども20人を含む26人死亡 犯人自殺か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121215-35025791-cnn-int