2018年11月03日

開聞『指宿市営 唐船峡そうめん流し』さんで、浅はかな思い込みを打ち砕かれるの事

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枚聞神社

鹿児島旅行2日め。早朝に目を覚ました私は、鉄道を乗り継ぎ、薩摩半島の南端、開聞岳を仰ぎ見る枚聞神社(ひらききじんじゃ)に参拝。

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唐船峡 そうめん流しそば・うどん・麺類(その他) / 開聞駅

その後、バスに乗り込んで北上し、10分少々で到着したのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『指宿市営 唐船峡そうめん流し』さん。

唐船峡とは、環境省による平成の名水百選にも選ばれた湧き水「唐船峡京田湧水」が豊富に湧き出る水資源豊かな渓谷。
しかし景勝地というよりも……。

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店内の様子

モーターの力で水流を発生させたドーナツ状の容器に、そうめんを流して食す、回転式そうめん流し発祥の地として知られる。
天然の湧き水が用いられた多数の回転式そうめん流し器が並んでいる店内の光景は壮観の一言。

私が訪れたのは季節外れの、しかも開店直後だったので人影はまばらだったが、オンシーズンともなると、この広々とした空間に90台以上も設置されたテーブルが盛況になるそうな。食券を購入し、席を選べば準備完了。

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A定食(1650円:税込み)

そうめん単品でも注文可能だが、お腹も空いていたので定食を注文。

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まず、一見すると刺し身のようだが鯉の洗い。酢味噌でいただくのだが川魚にありがちな臭みもなく美味しくいただける。
洗いならではの、コリコリとした食感も良い感じ。

※洗い:下ろした魚の切り身を、流水やぬるま湯で臭みや余分な脂分を洗い流したあと、冷水(氷水)に漬けて身を引き締めたもの。

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味噌汁かと思いきや鯉のアラ汁(メニューが「鯉こく(鯉の輪切りを入れて煮込んだ味噌汁)」記載なのはご愛嬌)。

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身が柔らかく香ばしいマスの塩焼き。

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握り飯との相性は抜群。

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そして、そうめんはザルに入れられ、回転式そうめん流し器の中央、つまり“ドーナツの穴”部分に置かれる。

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“ドーナツ”の中を、結構な勢いで反時計回りに回転(左利きの方用に時計回りで回転する場所もある)する流水に、そうめんを一口分ぐらい投入して少し泳がせる。
そうめんが流水の中で踊るように流れる姿は、宙を舞う羽衣のようでビジュアル的にも美しい。

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いつまでも見ていたい衝動に駆られるが、それを堪えて箸で掬う。流水の勢いがいいので、全て掬うには少々苦戦するので注意されたし。

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見事そうめんを箸で掬えたら、同店オリジナルという、少し甘口の麺つゆに漬けていただこう。
驚いたのは、そうめんを一度流水で流すことで、適度にほぐれる上に冷水で締まって、麺の美味しさがアップしていること。
「そうめん流しはエンタテインメント性重視の食べ方で味には影響を及ぼさない」と思っていた私の浅はかな思い込みは打ち砕かれてしまった。

とはいうものの、もちろんエンタテインメント性も十分。私のように一人で訪れるよりも、気心の知れたグループや、特に小さなお子様のいるご家族で訪れたら、大いに盛り上がると思う。

最後に、拾い物ではあるが動画をご紹介。
皆様も訪れてみては?








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2018年05月20日

新宿『粗挽き蕎麦 トキ』さんで、手打ちと見紛うばかりの製麺機製蕎麦を味わうの事

所用で新宿に出没。蒸し暑い所を長時間歩いていたので、冷たい蕎麦を食べたい気分になった。向かった先は……。

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粗挽き蕎麦 トキ居酒屋 / 南新宿駅新宿駅都庁前駅


JR新宿駅の南口から徒歩5~6分、甲州街道を初台方面に向かって歩みを進め、西新宿一丁目の交差点を代々木方面へ。マクドナルド南新宿店が見えたら、その角を右折して再び初台方面へ。暫く進むと交番が見えてくるが、その左側のビルの2階にあるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『粗挽き蕎麦 トキ』さん。山形県産のそば粉を用いた十割蕎麦と、日本酒が楽しめるお店である。

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店内の様子

店内は入口付近のテーブル席と、店の奥に伸びる長いカウンター席と厨房という構成。木目調の明るい店内が心地よい。

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お得セット(1100円:税込み)

今回の注文は、同店の定番メニューである、お得セット。

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メインとなるお蕎麦に、
※かけ(温)/せいろ(冷) を選択可能

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ウズラの卵入りが地味に嬉しいとろろご飯、

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そして揚げたてのかしわ(鶏肉)の天ぷらがセットになった、文字通りのお得なセットである。

余談になるが「かしわ天を添えるのは饂飩ではよく見かけるが蕎麦では珍しいなあ」と思ったら、ものの本によれば、同店のオーナーは饂飩文化圏の愛媛県出身とのこと。

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閑話休題、肝心の蕎麦は、そのザラついた表面や微妙な不揃いさ、何より実際に口にした際の、粗挽き蕎麦ならではの噛みごたえとザラッとした口当たり、なにより蕎麦の香りと味の力強さによって、実に美味しい蕎麦となっている。私は喉越し爽やかな江戸前の細切り蕎麦も大好物だが、ムシャムシャ噛んで食べる田舎の蕎麦も大好きなのだ。

何より驚くのは、同店の蕎麦は手打ちではなく製麺機で作られていること。これだけ「手打ち感」溢れる蕎麦にも関わらず、言われなければ製麺機で作られたとは気づかない人も少なくないのでは? うーん、技術の進歩恐るべし。

皆様もお試しあれ。





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2018年04月08日

中延『大和屋』さんでコロッケそばに舌鼓をうつの事

ある週末のこと、その前日が深夜残業だったため目が覚めるのが遅く、行動を開始したのは昼近くになってからとなった。
済ませたい用事もあったので食事は手早く済ませる事にした。時間が無いときの食事処として重宝するのが路麺店、いわゆる「立ち食いそば屋」だ。本日ご紹介するのも、私が折に触れて利用しているお店の一つだ。

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大和屋そば(蕎麦) / 中延駅荏原中延駅荏原町駅

東急大井町線・中延駅の改札を出るとすぐの所にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『大和屋』さん。ご覧の通り、外見はごくフツーの、ありふれた立ち食いそば屋さん。

しかし同店の特筆すべき所は、看板にも謳われているように「自家製天ぷら」という点。なにを隠そう、同店の前身は業者に天ぷらを卸す惣菜店だったのだ。このため同店は「天ぷら・揚げ物の美味しい立ち食いそば屋」として知られ、常連の方に愛されている。

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店内の様子

それ故、天ぷら・揚げ物の種類は豊富。写真では分かり辛いが、天ぷらの衣が薄めなので、素材の味がシッカリ楽しめるし、冷やし系のメニューに乗せても食べづらくない(衣が厚ぼったく、かつ作りおきの場合、衣が固くなってしまってしまう。冷やしメニューでなければ、温かいツユに浸して固い衣を柔らかくできる)。

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コロッケそば(380円:税込み)

そんな同店にて今回注文したのは、コロッケそば。立ち食いそば愛好家のなかでも賛否両論あるメニューなのは承知しているが、まず路麺店でなければお目にかかれないメニューなので、私は時折オーダーする。しかも『大和屋』さんのコロッケは言うまでもなく自家製。これは注文しないわけにはいかない(使命感)!

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そうはいっても、まずは麺から食す(苦笑)。他店と比べても穏やかで優しい味のツユに、標準的な味の麺という構成は、スタンダードな路麺店のソバの味。強烈に美味しい訳ではないが飽きのこない美味しさで、リピーター獲得を前提とする路麺店では良いチョイスと思う。

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そして主菜のコロッケ。ツユが染み込みつつあるのに衣のサックリ感が残っているのは見事。おかげで「ツユが染みてコロッケそばならではの味になっているのにコロッケとしての美味しさも保っている」理想的な状態になっている。そのまま口にしてジャガイモの甘味を堪能するもよし、コロッケを崩して芋と油の旨味が加わったツユに麺を絡めて食するもよし、だ。

皆様も訪れてみては?





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2017年11月26日

渋谷『そば酒房 笹陣 渋谷店』さんで「へぎそば」を初体験するの事

「へぎそば」とは、小麦粉の代わりに布海苔(ふのり)という海藻を繋ぎに使う新潟県のご当地蕎麦。
知ってはいたのだが、実際に食するのは、この度が初めてとなった。

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そば酒房 笹陣 渋谷店そば(蕎麦) / 渋谷駅明治神宮前駅神泉駅

JRほか渋谷駅から徒歩3~4分ほど。明治通りを原宿方面へ進み、宮下公園交差点付近にある複合ビル・渋谷メトロプラザの1階に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『そば酒房 笹陣 渋谷店』さん。東京近郊に数店舗展開する、蕎麦屋兼居酒屋といった感じのお店である。

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店内の様子

同店は渋谷の中心街からは微妙に外れた場所にあるのだが、それゆえに喧騒から逃れられ、ゆっくりと寛げる。
落ち着けるからだろうか、私が入店した際には思いのほか小さな子どもを連れたファミリー層の客が多かった。

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店頭の垂れ幕

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肉そばつけ麺(1058円:税込み)

今回の注文は、同店の店頭でも大々的に推されている、肉そばつけ麺。

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自社製麺のへぎそばに、茨城県筑波地方の国産ブランド豚「つくば美豚」がトッピング……の域を超えて景気良く盛られている。

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これらを、自社製ラー油をブレンドした麺つゆに――お好みで生卵を投入して――絡めて頂く。

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布海苔を繋ぎとしているため、蕎麦がうっすらと緑色をしている。ラー油の入った麺つゆや、豚肉の力強い味に負けない、ツルツル・シコシコの喉越しと食感、そして仄かに感じる爽やかな香りが、へぎそばの美味しさの醍醐味だ。量的に十分なのも嬉しいところ。

もちろん生玉子を麺つゆに投入して、蕎麦と絡めて食べても美味しい。ラー油の辛味はマイルドではあるが、それでも「辛いのは苦手……」という方は、積極的に生玉子INを試すべし。

皆様もお試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 16:49| 東京 ☀| Comment(0) | 食:蕎麦・うどん | 更新情報をチェックする

2017年10月21日

中目黒『芙蓉庵』さんで「当たり前」の有り難みを感じるの事

衆院選の期日前投票のため、小雨の降るなか、区役所のある中目黒に向かった。台風接近中のためか投票所には想定以上に人が列を成しており、投票を済ませるまで時間が掛かってしまった。このため投票終了後に来訪を計画していた当初の予定先が昼休みとなってしまい、計画変更で向かった先は……。

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芙蓉庵そば(蕎麦) / 中目黒駅代官山駅祐天寺駅

東急東横線ほか中目黒駅より徒歩1~2分、同駅のすぐ隣にあるビル、中目黒GTのGTテラス2階に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『芙蓉庵』さん。近代的なビルの中に忽然と現れる風情ある佇まい。今でこそビル内のテナントとして営業しているが、開業そのものは1985(昭和60)年なので、既に30年以上、同地で親しまれている評判の蕎麦屋さんである。

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店内の様子

店内にはノーマルなテーブル席のほか、一人客(相席)用の囲炉裏席、家族連れや酒宴時に嬉しい小上がりも用意されている。

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三色そば(1050円:税込み)

今回の注文は、三色そば。

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ベースとなる更科のほか、抹茶と芥子の実を打ち込んだ蕎麦の三点セット。

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手打ちのため、蕎麦の太さに微妙な違いがあるが、それが食感のアクセントになって飽きさせない。この蕎麦を、少し甘めでまろやかなツユに潜らせて口にすると、歯ごたえは若干固め、喉越しは上々の、オーソドックスだが出来の良い美味しいお蕎麦となって口福となるのである。

中でも白眉なのは茶蕎麦で、ちゃんと茶葉の香りと風味が感じられるのだ。「茶蕎麦なんだから当たり前」かもしれないが、タダの「緑色の蕎麦」になってしまっている茶蕎麦が多い中で、これは有り難い。

最後に、僅かに白濁した温かい蕎麦湯をツユに注いで頂いたのだが、元から汗っかきの私は顔中に汗をかいてハンカチで何度も汗を拭うことに……。

アクセス至便で中休みが無いので、利用機会は多いはず。皆様も訪れてみては?





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2017年03月18日

秩父『そばの杜』さんで秩父名物を一度に楽しむの事

三峯神社への参拝を終え(前回エントリー参照)、秩父市街まで戻ってきた。
秩父市街を散策しつつ、向かった先は……。

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秩父ふるさと館

秩父鉄道秩父駅から徒歩5分のところにある、大正時代の問屋店舗兼母屋を改装した、地元の物産品や農作物などを販売する観光施設である『秩父ふるさと館』。

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そばの杜そば(蕎麦) / 秩父駅御花畑駅西武秩父駅

その2階に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『そばの杜』さん。
古くから蕎麦の栽培が盛んで、かつ荒川上流部という水資源に恵まれた秩父は蕎麦処として知られれ、蕎麦の名店も数多い。同店はそのうちの一件で、地元民にも観光客にも好評を得ている。

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店内の様子

店内は靴を脱いで上がる方式。元が大正時代の旧家だからか空間の造りに余裕があり、寛げる。

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ちちぶ御膳(1600円:税込み)

今回の注文は、秩父の名物が一度に楽しめる、ちちぶ御膳。

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メインとなる蕎麦に、

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野菜の天ぷら、

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麦とろ御飯、

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写真左から、みそポテト・おなめ(とキュウリ)・しゃくし菜の漬物

そして秩父の郷土料理、みそポテト・おなめ(とキュウリ)・しゃくし菜の漬物のセット。秩父では、農作業の合間など小腹がすいたときに食べる郷土料理を小昼飯(こぢゅうはん)と呼んでいるが、これらは小昼飯の代表例となる。

なおそれぞれの簡単な説明は以下の通り。
・みそポテト:蒸(ふか)してから揚げたジャガイモに甘味噌ダレを掛けたもの
・おなめ:刻み野菜などを入れた嘗味噌(なめみそ:それ自体を副菜として食べる味噌)
・しゃくし菜:正式名称は雪白体菜(せっぱくたいさい)。秩父地方で白菜の代わりに生産される葉物野菜

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蕎麦は二八の手打ちで、腰が強くやや太め。ツユは風味の強い部類に入るのだが、これに負けない美味しい蕎麦だ。

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もちろん天ぷらや、

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みそポテトも揚げたてで美味しいし、

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麦とろ御飯にも満足!

観光施設内というアクセスの良さも魅力。皆様も訪れてみては?





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2017年01月21日

上野『国産二八蕎麦 蕎香』さんで駅そばらしからぬ蕎麦を味わうの事

この日、父と会う約束があったので上野駅までやってきた。ただ約束の時間まで少々余裕があったので……。

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国産二八蕎麦 蕎香そば(蕎麦) / 上野駅京成上野駅稲荷町駅

昼総合点-

JR上野駅構内の3階にある商業施設「ecute(エキュート)上野」の一画にある(詳しい場所は上部リンク先または記事下の地図を参照)『国産二八蕎麦 蕎香』さん。

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店内の様子

駅構内の蕎麦店……いわゆる「駅そば」にも関わらず、店名通り国産蕎麦粉を使用した二八蕎麦を

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卓上のポップスタンド

エキュート館内の製麺室にて必要な分だけ作り提供しているという拘り系のお店である。

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5種野菜のかき揚げそば(750円:税込み)

今回の注文は、店頭券売機の左上隅ポジションに鎮座する同店の一番人気、5種野菜のかき揚げそば。
麺は温・冷を選べるが、今回は冷(もり)をチョイス。

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細身で艶やかな蕎麦は冷水でキュッと締まっており、これだけ見せられたら駅そばの蕎麦と見抜くのは至難の業と思われる。

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甘口のツユにつけて手繰れば、蕎麦の香りと美味しさを堪能できること請け合いだ。駅そばで蕎麦の香りまで堪能できるなんて……良い時代になったものだ(しみじみ)。

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一方かき揚げはタマネギをベースに5種類の野菜が混ぜ込んである。7~8センチがあろうかという大きさ(高さ)にも驚きだが、

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店内での揚げたてが提供されている事実には更に驚く事だろう! その大きさのため“解体”に苦労するという贅沢な悩みがあるぐらいで、実に美味しいかき揚げである。


上野駅というターミナルステーションの構内にあり、大荷物を持っての来客を想定しているためか店内の作りに余裕がある。駅そばにありがちな手狭感はなく寛げる空間になっているのもポイントが高い。皆様も訪れてみては?





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posted by 只今(橘カヲル) at 20:16| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:蕎麦・うどん | 更新情報をチェックする

2016年12月23日

春日『源太郎そば』さんで野菜をどっさり食べるの事

或る日のこと、所用で東京ドーム周辺に出かけることになったので、少々足を伸ばし、ちょっと気になっていたお店に向かった。

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源太郎そば 春日店そば(蕎麦) / 春日駅後楽園駅本郷三丁目駅

都営三田線、春日駅A2出口から徒歩1~2分。春日通り沿いに店を構える(詳しい場所は上部リンク先または記事下の地図を参照)『源太郎そば』さん。看板は『◯◯◯そば』だけど店名は『源太郎そば』。全面ガラス張りのお洒落な外観や、

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店内の様子

ユッタリとしたスペースで構成された開放的で清潔感がある店内は落ち着いた色合いと雰囲気を醸し出しており、一般的な路麺店(いわゆる「立ち食いそば」形式のお店のこと)が持つチープなイメージとは一線を画している。

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手荷物入れ

高級志向の蕎麦屋ならいざしらず、路麺店で手荷物入れが備え付けられているのは結構レアなケースだと思う。

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野菜どっさりそば(480円:税込み)

そんな店内で今回頂くのは、同店の人気メニューである野菜どっさりそば。

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モヤシ・キャベツ・ニンジンが計150グラムも盛られ、一日に必要とされる野菜摂取量(350グラム)の40%がいただけてしまう優れもの。

なんでも同店がある文京区では、「ぶんきょうHappy Vegetable大作戦(外部リンク)」、通称を「ハピベジ」として、1食あたり野菜は120グラム以上とれるメニューを提供するお店を加盟店として登録し、外食で野菜をタップリ摂れる環境づくりを目指しているのだそうな。

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味についての感想は「タンメンの日本そばバージョン」といったところ。野菜のそのものの味を活かすアッサリとした味付けが日本そばの穏やかな美味しさによく合う。味付けが軽やかなだけに、中華ベースのタンメンより量を食べても胃にもたれないのが嬉しい。

店舗の作りからして女性の一人客でも入りやすいと思う。皆様もお試しあれ。





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2016年04月02日

新宿三丁目『香味つけ蕎麦 七並』さんのパクチーつけ麺が意外にマッチしているの事

カレー南蛮は、まだ馴染みの無かったカレーという国外の食文化を日本人が受け入れるのに一役買ったのは間違いないと思う。今回ご紹介するお店も、そんな可能性のある一件。

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香味つけ蕎麦 七並そば(蕎麦) / 新宿三丁目駅新宿御苑前駅新宿駅

東京メトロ他新宿三丁目駅・C5出口の近くにある雑居ビルの一階に店を構える(詳しい場所は上部リンク先または記事下の地図を参照)『香味つけ蕎麦 七並』さん。一風変わった蕎麦を食べさせてくれることで話題のお店だ。

店内は黒を基調とした小洒落たBARのような作り。棚に並べられた各種アルコール類は言うに及ばず、特にワイングラスハンガーまであるカウンター部分は、どう見てもBARそのもので、とても蕎麦屋とは思えない。なお店内の写真はピントが合っていなかったので省略(苦笑)。店頭の券売機で食券を購入し、席につく。

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パクチーつけ麺(850円:税込み)

今回の注文は、同店自慢のパクチーつけ麺。

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中国や東南アジア、またインドやメキシコ、ポルトガルなど世界中の様々な国で料理に用いられるが、日本料理では馴染みがあるとは言えないコリアンダーの生葉・パクチー(正確には「パクチー」はコリアンダーのタイ語)が、冷水で締めた蕎麦の上にタップリと盛られている。

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これをピリ辛のタレにつけて食べるのだ。

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見た目は思いっきり東南アジア系なのだが、食べてみると意外にマッチしているので驚く。思えば蕎麦はネギとワサビを投入した蕎麦汁につけて頂くが、ネギの代わりにパクチー、ワサビを溶かした蕎麦汁の代わりがピリ辛ダレと考えれば合点がいくかもしれない。東南アジア風の味付け全開なのに和風な味で着地するのは蕎麦の効用だろう。

日本人にとってパクチーは好みが割れるのは認める。春菊やミツバが苦手な人が少なくないことでもわかるように、香草類は好き嫌いの差がハッキリ出てしまうものだ。しかしパクチーを「食わず嫌い」の人がいたら、同店のパクチーつけ麺はよい入門編になると思う。皆様も訪れてみては?





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2015年12月19日

中目黒『豊前房』さんで、口当たりの優しいうどんに出会うの事

或る日のこと、今年最後の散髪を終えた帰り道、ランチのため中目黒に寄り道をした。

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豊前房うどん / 池尻大橋駅中目黒駅

東急東横線ほか中目黒駅から徒歩10分ほど。同駅の正面口を出て山手通りを池尻大橋方面に向かい、郵便局の入っているビルの先の交差点を左折して暫くすると到着するのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)、目的地の『豊前房』さん。最近では東京でもちょくちょく散見されるようになってきた饂飩専門店である。

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店内の様子

ただ白を基調とし、オシャレなテーブルが置かれ、絵画が飾られていたりする明るく開放的な店内は小洒落たカフェのような雰囲気であり、ここだけを見たらとても饂飩屋さんとは思えない。しかし東京でも屈指の饂飩の名店としてメディアにも度々露出する実力派のお店なのである。

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豊前房うどん

今回の注文は、店名を冠した豊前房うどん。

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おぼろ昆布、複数の練り物、そして軽く炙った京揚げ(中身の生地部分に厚みがある油揚げの一種)と、具沢山な同店の看板商品だ。

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なお訪問したのはランチタイムだったので炊き込みご飯がセットでついてくる。

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アッサリだが滋味あふれるダシは、おぼろ昆布によりトロ味と深みが増してしみじみと染み渡る美味しさ。

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饂飩は手延べで、物の本によれば岡山から直送されるとのこと。手延べ……つまり庖丁で切っていないので角に丸みがあり、口当たりがとても優しい。そして噛み切る際のモチモチした食感もあくまでソフトで柔らかく、しかし自己主張もあるというレベルの高さで、こちらも上出来の美味しさだ。

駅から多少歩くのが難点だが、ルートは比較的分かりやすいはず。皆様も訪れてみては?





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2015年12月12日

調布『湧水』さんで上出来の蕎麦とオリジナル甘味を味わうの事

繰り返しになるが、先日亡くなられた水木しげる先生を偲び、私は調布・深大寺を訪れた。ご存知の方も多いと思うが、深大寺周辺は東京でも屈指の蕎麦屋密集地帯。ここを訪れたからには蕎麦を手繰らずには帰れない。

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湧水そば(蕎麦) / 調布駅西調布駅

京王線調布駅から深大寺行きバスに乗り、終点で下車。そこから武蔵境通りに向かってバスで来た道(深大寺通り)を戻っていくと見えてくるのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『湧水(ゆうすい)』さん。名店が集う深大寺周辺の老舗蕎麦屋の中でも、行列の耐えないお店として知られる。

訪れたのはお昼前だったが早くも長蛇の列が出来ていた。寒空の下で待つ客の為、待機用腰掛けの側に膝掛けを用意している辺りは、さすが老舗の心配り。

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店内の様子

30分ほど待機した後、二階の座敷席に通された。床の間があったりして、まるで親戚の家にお邪魔したかのような気分で寛げる。

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湧水天ざる(1450円:税込み)

今回の注文は、メニューに「当店一番のオススメ!!人気No.1!」と書かれた、湧水天ざる。

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同店では九割もしくは二八で蕎麦が手打ちされており、店名である「湧水」を冠するメニューが九割そばとなる。細く切り揃えられた正統派の日本蕎麦に、

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エビや季節野菜の天ぷらがついてくる。なお天ツユが蕎麦ツユとは別に出てくるのは「老舗だから当たり前」なのかもしれないが、やはり嬉しいもの。

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幾分固めの茹で加減な蕎麦は歯ごたえ、喉越し共に上出来。もちろん蕎麦の味や香りも申し分なし。やや辛めの蕎麦ツユとの相性も抜群な美味しい蕎麦だ。

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衣はサックリ・タネは新鮮な天ぷらと共に食べ進めば、あっという間に蕎麦を完食してしまうことだろう。そう考えると、予め蕎麦を大盛り(プラス200円)にしておくのが正解かもしれない。

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そばようかん(360円:税込み)

そして、食後のスイーツには同店のオリジナル甘味・そばようかんをお勧めしたい。

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蕎麦湯に蕎麦粉(甘皮粉)を加えて固めた生地で羊羹を挟んだ三層構造の菓子だ。

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両サイドのモッチリプニプニした食感と羊羹の上品な甘さの調和が見事な美味しさ。羊羹だけだと蕎麦を食べた直後の甘味としては強すぎるかもしれないが、両サイドのモッチリプニプニ部分が良い緩衝材となっており、「口直し」という食後のスイーツ本来の目的にピッタリと思われる。皆様もお試しあれ。





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2015年10月24日

恵比寿『板蕎麦 香り家』さんで板蕎麦を初体験するの事

或る日のこと、散髪の帰り道で書店に寄ったところ、新しいグルメガイド本を発見したので購入。早速パラパラとめくりながら、その本に掲載されていた一件のお店に向かった。

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板蕎麦 香り家そば(蕎麦) / 恵比寿駅代官山駅

JR恵比寿駅から徒歩2~3分、大通りから脇道に入って直ぐの所にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『板蕎麦 香り家』さん。山形県の内陸部で食べられている板蕎麦を都内で楽しめる貴重なお店だ。

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店内の様子

小料理屋のような小粋な外見や内装、さらに店内流れるジャズの調べ……これらから醸し出される“高級感”に尻込みしてしまいそうだが、あに図らんやラフな格好のお一人様や幼い子供を連れた家族連れなども来店しているので、心配ご無用。

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おためし蕎麦切り(850円:税別)

今回の注文は、おためし蕎麦切り。板蕎麦の大きな特徴は、蕎麦がセイロ(蒸籠)ではなく長方形の木箱に盛られていること。板が蕎麦の余分な水分を吸収してくれるのが蒸籠より優れている部分なのだという。

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なにが「おためし」なのかというと、ノーマルの蕎麦汁と胡麻ダレの二種類で蕎麦を「おためし」できるから。

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今回、蕎麦は太打ちの田舎そばを選択しているが、細打ちも選べる。

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物の本によれば、蕎麦は王道の二八蕎麦。太打ちならではの弾力のある歯ごたえと、太打ちには珍しい鮮やかな喉越しが両立されており、レベルの高い美味しい蕎麦となっている。蕎麦汁はともかく、胡麻ダレは個性が強いので蕎麦自体の出来が良くないと胡麻ダレに負けてしまうのだが、この蕎麦なら問題なく楽しめる。

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なおランチタイムにはサービスとして季節の炊き込みご飯(この日はサツマイモの炊き込みご飯)がついて来る。こちらもサービス品とは思えないシッカリとした出来栄え。

普段使いからハレの日まで、使い勝手の良いお店だと思う。皆様も訪れてみては?





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2015年09月27日

学芸大学『恩家』さんで「行列ができるのも納得」のうどんに出会うのこと

或る日のこと、荒天を押して外出した。かねてから訪れてみたいお店があったのだが、人気店のうえに営業時間が短く、なかなかタイミングを掴めずにいたのだ。

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讃岐饂飩 恩家うどん / 学芸大学駅祐天寺駅

東急東横線・学芸大学駅から徒歩数分、学大十字路という路地の一画に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『恩家』さん。讃岐うどんのお店としては都内でも屈指の評判店で、ガイドブックやムック本に掲載されること枚挙に暇(いとま)がない。

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店内の様子

ご覧のとおり、生憎の空模様で、しかもコアなランチタイムは過ぎたというのに、店内はほぼ満席で順番待ちも出るほど。確かにカウンターとテーブルを合わせても12~3席程度の小規模店舗ではあるが、学芸大学駅周辺は住宅地であってビジネス街ではないことを考えれば驚愕の集客力だと思う。

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醤油うどん(550円:税込み)
※写真は大盛り(プラス100円)

今回は、一番シンプルな醤油うどんをオーダー。

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角が立ち、表面がツヤツヤのうどんは、その白さも相俟って随分と艶(なま)めかしい。その他は大根おろしと削り節、刻み海苔に酢橘(すだち)という少数精鋭。

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これに醤油をサッと掛け回して麺を啜り込む。物の本によれば醤油は、うどん県……じゃなかった(笑)香川県の地場メーカーの薄口醤油を取り寄せて使っているとのこと。冷水で〆られて心地よい弾力と喉越しを実現した麺と相まって、讃岐うどんとして高い完成度を誇る美味しさとなっている。シンプルなれど飽きの来ない逸品で、行列ができるのも納得だ。

繰り返しになるが営業時間が短い(11:00~14:00ごろ:売り切れ仕舞い、日・月・祝休)ので予定を合わせにくいのが難点だが、皆様もお試しあれ。





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2015年09月12日

八丈島『名代一休庵』さんで明日葉うどんを堪能するの事

『すし処 銀八』さんで島寿司をいただき(前回エントリー参照)、宿に戻るべくバス停を目指して歩いていると……。

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名代一休庵うどん / 八丈島)

東京都八丈支庁の隣で(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『名代一休庵』さんを発見。明日葉を練り込んだ饂飩(うどん)が名物とのこと。ポッコリお腹が気になる年頃ではあるが、胃袋にはまだ余裕があったし、雨脚が強くなってきたので雨宿りも兼ねて(注:言い訳)入店することに。

ちなみに明日葉とは伊豆諸島などに自生している多年草。「きょう葉を摘んでも明日には芽が出ている」と称されるほどの発育力の強さから「明日葉」と名付けられたほど。近年では健康食品として注目されているのでご存知の方も多いと思う。

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店内の様子

閑話休題、店内にはカウンター、テーブル、座敷席と一通り揃っており、収容人数は決して少なく無いはずだが、地元の人から観光客まで大勢の客で賑わっており満席状態。店外で少し待機したのち入店し、カウンター席に座って注文を通す。厨房にある大型冷蔵庫の扉に貼られた『ひょっこりひょうたん島(かつてNHKで放送されていた人形劇で八丈島がモデルとされる)』のキャラクターが写った八丈島の宣伝ポスターを眺めながら暫く待つ。

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一休天ざるうどん(1350円:税抜き)

そして待望の天ざるうどんが到着~♪

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うどんには明日葉が練り込まれている。仄かな緑色が美しい。

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そして大きなエビが一尾と明日葉の天ぷらがついている。

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手打ちのうどんはかなりの太麺。モッチリした歯ごたえで食べごたえ十分。卓上の島唐辛子を漬け汁に入れると、また違った美味しさが楽しめる。

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明日葉は味にちょっと苦味があるが、天ぷらにすることでそれも消えて美味しくいただける。もちろんエビの天ぷらも上出来ですぞ。

八丈島には場所が分かりにくい(というより目印となる建物が少ないので説明しづらい)お店もあるが、八丈支庁の隣という抜群の分かりやすさも魅力的。難点を言えば、お店のご主人がお一人で厨房を取り仕切っているので混雑時には料理の提供に少々時間が掛かるぐらいか? 皆様も訪れてみては?





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2015年06月27日

田端『かしやま』さんで、路麺店らしからぬ拘りを感じるの事

或る日のこと、珍しく早朝の田端駅周辺に出没した。かねてから気になっていたお店に向かうためである。

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立喰そば かしやまそば(蕎麦) / 田端駅赤土小学校前駅西日暮里駅

JR田端駅北口から徒歩数分、駅前右手にかかる陸橋に付随する歩行者専用橋を渡り、駅前ホテル近くにある急な階段を降りた付近に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『かしやま』さん。1968(昭和43)年の創業以来、40年以上営業を続けている路麺店(いわゆる「立ち食いそば屋」)である。

店内は立ち食いスペースのみで収容人数は6~7名、お世辞にも広いとは言えず、また客の入りも良かったため店内写真の撮影は断念。

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天ぷらそば(320円:税込み)

さて注文を通してから、ものの1分も経たないうちに天ぷらそばが到着。このスピーディーさは有難い。

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アミエビやイカが入った掻き揚げは彩りも良好。褐色のツユ・白めの蕎麦との対比も見事で全体の調和がとれている。「路麺店の天ぷら蕎麦かくあるべし」といった見本品のようなビジュアルだ。

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もちろん見た目がよいだけでなく、味のレベルも相当なもの。同店のHP(http://www3.kitanet.ne.jp/~kashi/)によれば、

・そば、うどんは自家製麺
・つゆは化学調味料等不使用
・塩は天然塩
・天ぷらも自家製(店揚げ)
・ネギは国産
 ……etc

など、路麺店らしからぬ拘り。ダシの香りが効いたツユは関東風の辛口なれどスッキリした味わい、麺は歯ごたえ・喉越し共に申し分なし。掻き揚げはダシを適度に吸って一層風味を増し、舌を大満足させる美味しさになっている。

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特に驚くのは豊かで膨らみのあるツユの美味しさで、思わず飲み干してしまったほど。一般的な路麺店の蕎麦ツユでは塩分が強すぎ、飲み干したら直後に水を求めて彷徨うことは必定なことを考えれば驚愕ものだろう。これだけのクオリティなのに価格は路麺店にしても安めの部類に入る。足繁く通う常連が多いのも納得だ。皆様も訪れてみては?





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2015年06月14日

新宿『釜揚げうどん 水山』さんで野菜タップリのちゃんぽんうどんに満足するの事

一人暮らしをしていると、どうしても食事に野菜が不足しがちになる。この日も、野菜不足を補おうと、あるお店に向かった。

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釜揚げうどん 水山 新宿うどん / 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅

JRほか新宿駅の東口から徒歩5分ほど。紀伊國屋書店新宿店のビル地下1階にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『釜揚げうどん 水山』さん。繁華街の真ん中にも関わらず、美味しい手延べうどんを食べられると評判のお店である。

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店内の様子

30席以上ある店内は、地下店舗にありがちな圧迫感は感じられず、天井も高めで広々とした印象を受ける。地下道直結の好立地も手伝って客の入りは良く、開店直後に入店した私の後を追うようにグループ客が何組か来店し、店内は瞬く間に盛況となった。

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水山ちゃんぽんうどん(750円:税込み)

今回の注文は、同店の看板メニューである、ちゃんぽんうどん

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艶やかなうどんと、豚肉・イカ・白菜といった大量の具が、醤油を利かせた温かいツユに入っているという構成。パッと見ではうどんというより、ちゃんぽんそのもののようだ。

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物の本によれば、毎朝取るダシには胡麻油を加え、更に胡椒も利かせているという。なるほど、肉・海鮮・野菜が持つ旨味に負けず、寧ろ美味しさを膨らましているのはツユの効用か。もちろん、主賓のうどんもフンワリ・ムッチリとした歯ざわりで喉越しも良く、ツユもよく絡む出来の良さ。全体的に、とても完成度の高い一杯に仕上がっている。

ビル地下ということで、厨房の大きさなど諸々制限の有る中で、一定以上のクオリティを保っているのは素晴らしいと思う。皆様もお試しあれ。





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2015年05月10日

旗の台『百々亭』さんでバーチャル信州体験をするの事

現在は長野市の一部となっている戸隠村で食べられてきた「戸隠(とがくし)そば」は、岩手県の「わんこそば」、島根県の「出雲そば」と共に、日本三大そばの一つと言われている。今日は、都内で戸隠そばが食べられるお店のなかの一件をご紹介。

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百々亭そば(蕎麦) / 旗の台駅荏原町駅荏原中延駅

東急大井町線・旗の台駅から徒歩7~8分ほど、同駅東口にある旗が丘商店街の一画に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『百々亭(ももてい)』さん。蕎麦処兼酒処といった感じのお店である。実際、蕎麦以外の一品メニューも充実している。

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店内の様子

物の本によれば、同店は「長野県の民宿で食べた蕎麦の美味しさに感動した店主が、長野県戸隠で修行して」開店したお店とのこと。店内が古民家風(民宿風?)の造りなのは、そうした経緯が反映されているのかもしれない。

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蕎麦せんべい(揚げそば)

近隣には居酒屋的なお店が少ないためか、グループで事前予約し、来店早々酒肴とアルコールを注文するお客さんが複数見受けられた。突き出しの蕎麦せんべいを摘み、蕎麦茶を啜りながら出来上がりを待つ。

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天麩羅蕎麦 (1836円:税込み)

今回は写真映えも考慮し、奮発して蕎麦屋の花形メニューである天ぷら蕎麦をオーダー。

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戸隠そばは、馬蹄のような形に整えた一口大の蕎麦を、円形の笊(ざる)に5束並べて盛り付ける「ぼっち盛り」で饗されるのが基本。

まず、なぜ馬蹄状に形成されるかだが、こうすることで切れたり折れたりした蕎麦が自然と選り分けられるからなのだそうだ。これは戸隠地方における蕎麦が、神様へのお供え物や身分の高い人への饗(もてな)し料理だったためである。また5束なのは戸隠地方にある戸隠神社の御祭神が5柱なのに由来するとのこと。

さらに「ぼっち盛り」の「ぼっち」とは「法師(もしくは坊主)」の意味。同地は霊峰戸隠山への信仰を背景に修験道場として栄えた場所。山奥に一人籠もって「ひとりぼっち」で修行する法師の携帯食が蕎麦だったことが語源と考えられているようだ。

【参考】
戸隠神社Webサイト
http://www.togakushi-jinja.jp/shrine/history/togakushisoba/

長野県・戸隠そば【山口屋】Webサイト
http://www.togakushisoba.com/app/Blogarticleview/index/ArticleId/163

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閑話休題、天麩羅はタネが8種類も盛られて豪華!

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キュッと締まった蕎麦はツルンとした舌触りで喉越しも抜群。濃い口のツユとの相性もよく、噛めば蕎麦の香りと美味しさが口いっぱいに広がる。天麩羅はタネの選択が絶妙で、8種類もあるのに最後まで飽きることなく食べられる。もちろん天麩羅自体の出来も良いので、日本酒のアテにも良いだろう(私は下戸なので試せないけど 苦笑)

古民家風の店内で戸隠そばを手繰れば、バーチャル信州体験ができること間違いなし!? 皆様もお試しあれ。





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2015年04月29日

中野『田舎そば かさい』さんで食べごたえ満点のソバを愉しむの事

統一地方選挙後半戦、最後の追い込みとなった先週末の土曜日、所用があって中野に出かけた。再開発が進んで綺麗になった中野駅北口駅前の広場では、各候補者および応援者の演説が入れ替わり立ち代わりで行われていた。

その様子を横目で見ながら向かった先は……。

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田舎そば かさいそば(蕎麦) / 中野駅

中野駅北口から駅前広場を挟んで直ぐ、アーケードでお馴染み中野サンモール商店街入り口の向かって右側に位置(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)する『田舎そば かさい』さん。同地で約40年もの間、不動の“ポールポジション”を守り続ける路麺店(立ち食いそば屋)である。

相も変わらず客の入りは良く、スペースが空くまで近場で暫し待機。更に空きスペースに入り込んでからも、ワンオペ仕事で些かテンパリ気味だった従業員のオバチャン……もといオネエサマに余裕ができるまで待つこととなった。

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メニュー

同店は、基本となる「田舎そば」にトッピングを組み合わせて注文する方式。組み合わせ自由の上に、トッピング2種類以上で割引となるサービスもある。料金体系が複雑になる上に食券制ではないため暗算で代金の遣り取りをしなければならない。ハクション大魔王なみに暗算の苦手な私(笑)は「従業員さんのストレスは相当なものでは?」と心配してしまう。

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田舎そば+いか天+わかめ(計460円:税込み)

今回の注文は、同店の花形トッピング・いか天と、写真映えを考慮してわかめをプラス。

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丼からハミ出す巨大いか天と、威勢よく盛られたわかめ。費用対効果抜群のビジュアルである。

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同店はソバの薬味としては珍しく下ろし生姜を置いてあるのでそれを適量投入したのち……。

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食す!「田舎そば」と銘打つだけあり、麺は相当太めであり、濃い目で若干甘目のツユをよく絡める。食べごたえが有って美味しい。下ろし生姜の功徳で後口もサッパリして良い。いか天も歯切れが良くイカの美味しさを楽しめるし、ボリューム的にも満点。皆様も中野に訪れの際には、ぜひお試しを。


以下余談

常連客の一人が従業員のオ…ネエサンに「選挙演説がうるさい」旨の話を振ったら「政策内容じゃなく名前を連呼しているだけだからうるさく感じるのよ」との返事。色々考えさせられる一言だ。政治家および政治家を志す皆様、今後の参考にされたし。





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2014年12月31日

西武新宿『いわもとQ』さんのリーズナブルな茹でたて・揚げたての天ぷら蕎麦を大晦日に食するの事

今日は大晦日、ということで年越し蕎麦を食べるために外出したのだが、お目当てとしていたお店が臨時休業だったりメニューが限定されていたりという空振りが続いた。こんな時に頼りになるのが路麺店(いわゆる“立ち食いそば”タイプのお店)。夏季休暇シーズンや年の瀬であっても通常営業している所が多いからだ。

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いわもとQ 歌舞伎町店そば(蕎麦) / 新宿三丁目駅西武新宿駅新宿西口駅

やって来たのは西武新宿線・西武新宿駅から徒歩数分、メフィスト病院……じゃなかった(汗)、新宿区役所の裏手にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『いわもとQ 歌舞伎町店』さん。住所が歌舞伎町なので便宜上西武新宿駅を最寄り駅としたが、JR新宿駅や地下鉄の新宿三丁目駅からも十分に徒歩圏内である。

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店内の様子

歌舞伎町は「夜の街」のイメージが強いかもしれないが、昼の人口も相当なもの(区役所あるぐらいだしね)。さらに大晦日ということもあり、店内は盛況だった。

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店内の掲示

もちろん盛況の理由はそれだけではない。同店はツユも蕎麦も自社製とするなど、最近増えてきた「味に拘るタイプの路麺店」なのだ。

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また場所柄、日本語の不得手な客が少なくないのか、かけ・もり・ひやの違いが写真つきで説明されていた。

かけ=Hot
もり=Cold(Without soup)
ひや=Cold(Within soup)

もりとひやの違いは、英語表記にするとわかりやすいと再発見……。

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天ぷらセット大盛り(590円:税込み)

それはさておき今回の注文は、蕎麦屋の花形メニューである天ぷら蕎麦。

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嬉しいのは、路麺店にありがちな「茹で麺の温め直し」ではなく「生麺の茹でたて」の蕎麦であり、

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刮目すべきは「作りおき」ではなく「揚げたて」の天ぷらであること! また蕎麦ツユと天ツユが別々なのは、路麺店では相当に珍しいと思う。

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同店運営会社のWebサイトによれば、同店の基本コンセプトは「鮮度は熟練に勝る」。素人が作ったけれど茹でたて・揚げたての蕎麦・天ぷらの方が、熟練の職人が作ったけれど時間が経ってしまったものより美味しいという考え方だ。異論はあるかもしれないが、確かに作りたての持つ美味しさは他に代えがたい。実際、茹でたてを冷水で締めた蕎麦は喉越し良く、サックリ衣で熱々の天ぷらはそれだけで御馳走だ。

茹でたて・揚げたての天ぷら蕎麦を普通の蕎麦屋で食べようと思ったら、相当な出費を覚悟しなければならないが、ここならリーズナブルに楽しめる。皆様もお試しあれ。





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2014年12月14日

荻窪『MASAKIYA』さんで味もボリュームも満足な肉汁うどんに大満足するの事

某所で所用を済ませた帰り道、列車乗り換えのため荻窪まで来たのだが、同地には暫く訪れていなかったので、散歩がてら途中下車してみることにした。

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MASAKIYA  荻窪店うどん / 荻窪駅

JR荻窪駅の南口、すずらん通りを歩いていると「~武蔵野うどん~ コシ自慢 肉汁うどん」と大書された看板を発見(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)。興味をもったので、そのまま吸い込まれるように『MASAKIYA』さんに入店した。

なお、ご存じない方に説明しておくと「武蔵野うどん」とは東京都多摩地域と埼玉県西部に伝わるご当地うどんである。

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店内の様子

店頭の券売機で食券を購入し、接客スタッフの方に渡して席につく。黒を基調としたスタイリッシュな店内やリユース箸を用意しているところなどは、うどん屋さんというよりイマドキの小洒落たラーメン店といわれたほうがシックリ来る。

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肉汁つけうどんDX(1000円:税込)

注文したのは、券売機の小さな写真でもインパクト十分だった肉汁つけうどんDX。なお注文時に「(うどんは)中盛まで無料」と告げられたので、うどんは有り難く中盛にしてもらった。

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なにより目を引くのは、丼を覆い尽くさんばかりの巨大さを誇る鶏の唐揚げ。ちょっと見た感じでは台湾名物の排骨麺のようだ(排骨は豚のスペアリブだけど……)。その辺りから着想を得たのだろうか?

※調べてみたら、この唐揚げは「メガ唐」と称する某ラーメン店の人気商品。このメニューは、その某店とのコラボで誕生したのだとか。

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さて漬け汁は豚肉が入った、いわゆる肉汁。温かい漬け汁に冷水で締めた麺をつけて食べるのが武蔵野うどんのスタンダード。

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さっそく麺を啜ってみる。武蔵野うどんならではの、食べ慣れていなければ「生煮えか?」と疑うぐらいの力強いなコシが心地よい。また表面のゴツゴツした感じと麺の不揃いさは、口中を程よく刺激して食欲を増進させるだけでなく漬け汁を上手く絡めて美味しさの向上に繋がっている。卓上にある胡麻や唐辛子で味に変化をつけても良い。

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そして唐揚げであるが、予め醤油ベースのタレに漬け込んで下拵えしてあるとのこと。そのまま食べても十分に美味しいが、漬け汁に浸してから食べても美味しい。揚げたてで熱々なのもポイントが高い。

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麺を食べ終わった後の漬け汁は、卓上のポットにある魚介ダシで割って飲むと、これまた美味しいのでオススメ。

モッチリしたコシとツルンとした喉越しを特徴とする讃岐うどんも好みだが、無骨で小麦粉の味をダイレクトに愉しむ事を目的とした麺料理といえる武蔵野うどんも、もっとメジャーになって欲しいと願うばかりである。皆様も訪れてみては?





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