2008年11月04日

小室哲哉容疑者逮捕の報に寄せて

「近頃はカネ回りが悪く、保有財産を切り売りして食い繋いでいるような状態である」と、数年前からチラホラと噂は耳にしていた。だが“時代の寵児”と呼ばれ、思うままの栄誉栄華を手にしたはずの彼が、まさか司直の手に掛かる日がこようとは…。


音楽プロデューサーの小室哲哉容疑者が逮捕された。既に権利喪失しているはずの、自らの楽曲に関する著作権の譲渡を或る人物に持ちかけ、前金として振り込ませた5億円を騙し取り、民事訴訟での和解を経ても返金しなかったためである。騙し取った金銭は、借金の返済に充てていたという。

90年代の音楽シーンを大きくリードし、一時代を築いた小室容疑者。しかし

「赤い彗星も地に堕ちたものだな」
(byキシリア・ザビ:機動戦士ガンダム より)

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機動戦士ガンダムDVD-BOX 2

と思わず言いたくなるほどの、絵に描いたような転落人生となってしまった。海外進出の失敗や、離婚による多額の慰謝料の支払いなどで資金繰りが悪化したことが原因として挙げられているが、なんといっても近年はヒット曲を生み出せなかったことが一番の原因であろう。一般の企業でもそうだが、本業で順調に業績を伸ばし、売り上げが上がり、利益が出続けていれば、資金繰りが多少悪化する時期があっても乗り越えられるものだ。

とはいえ、何しろ彼の音楽の特徴は高速・高音域・高密度、そして転調である。もう少し平たく言うと

・スピードが早く
・使われているキーも高い曲に
・めいっぱい歌詞が詰め込まれている

だから、歌い手はさながら「非情に高い声で早口言葉を捲くし立てる」ような状態になる。そのうえ途中でコロンと曲のテンポが変わるのだから歌い手は大変だ。要するに彼の音楽は歌い手を選んでしまうのである。まぁ別の視点から見れば「カラオケで歌いきったら自慢できる歌」だから、特に若い世代は小室ファミリーのCDを購入して練習に努めたものでもあるのだが。

しかし若者が携帯電話におカネを掛けるようになってからというもの音楽CDの売り上げは落ち、J-POPそのものが冬の時代に突入した。とてもじゃないがカラオケの練習用にCDを買う余裕などないというわけだ。そんな感じで市場規模が縮小しているのに歌い手を選ぶ楽曲を作っていては、新曲・新人のプロデュースもままならず売り上げが先細りになるのも、ある意味必然だったのかもしれない。

これだけの人だから歌い手に合わせた楽曲を作ることも可能だったと思うのだが、成功を収めてしまったことでそんなガッツも無くなり、今回のように安直な詐欺行為でカネを稼ごうとしたのだとすれば、余りにも惨めな末路である。しっかりと罪を償って欲しいと思う。


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【小室逮捕】「Departureからarrivalへ」 告訴人の訴え原文
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081104-00000552-san-soci

<小室哲哉容疑者>妻のKEIKOさん「大変ショック」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081104-00000118-mai-soci
posted by 只今(橘カヲル) at 21:45| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(21) | 雑感:芸能 | 更新情報をチェックする

2008年05月25日

春風亭小朝師匠と泰葉女史に見る、恋が終わる理由の所在

今日は久しぶりに高校時代の同級生数人と会い、旧交を温めた。そして皆でテレビを見ていたとき、この話題を目にする機会に恵まれた。普段こうした番組に縁のない自分であるが(というよりTV番組そのものをあまり見なくなった)、それだけに或る意味新鮮ではあった。

泰葉、元夫・春風亭小朝に生放送で激怒!
オリコン

080525_01.jpg
オリコンHPより)

タレントの泰葉さんが生放送番組に出演し、元夫で落語家の春風亭小朝師匠のインタビュー映像を見て不満をぶちまけていた。詳細は上のリンク先にある記事を読んでもらうとして、内容を掻い摘んでいえば、己をないがしろにした元夫および彼と親密な関係にあるとされる女性への不満である。

まぁこれに関してだけなら、こうしたコメントを述べてもらうために彼女はキャスティングされたのだろうから「心の傷を話のタネにしなければならないなんて、芸能人とは大変は職業だなぁ」で終わったのかもしれない。しかし問題はその後番組が進行して他の話題になった後でも、彼女は話を向けられるたびに離婚に絡んだ愚痴や不平や不満へと話を蒸し返したのだ。

これには正直辟易した。そしてその様子を共に見ていた友人たちとの間で「これはちょっとしつこいな…」「普段からこの調子だったとしたら、小朝師匠はかなわんな…」といった感じで意見が一致したのだった。

「ま、恋の始まりに理由はないが、終わりには理由があるってことだな」
(by加持リョウジ:新世紀エヴァンゲリオン より)

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NEON GENESIS EVANGELION vol.08

とはよく言ったもので、かつては、好いた惚れたで添い遂げたはずであったにもかかわらず、泰葉女史の小朝師匠に対する恨み節の数々は、恋の終わりの理由を想起させるのに十分なものがあった。彼女的には、非は向こうにあって、己は一方的な被害者なのだろう。しかしそれを言えば小朝師匠にも恋の終わりの理由はあるはずなのだ…。

自分は、今どき「女遊びは芸人にとって芸の肥やしになるから、黙認するのが芸人の妻としての器量だ」というつもりは無い。寧ろ女性問題で失敗して芸人としての人生をダメにする人間も散見される現状を考えれば、女性問題も含めてキチンと夫をコントロールできるかどうかが芸人の妻としての力量を問われる所ではないかとも思う。

それが上手く行かず結婚生活が破綻したからといって、相手側に一方的に非があるように言い立てるのは、己に芸人の妻としての力量が無かったことを間接的に白状しているに等しく、かえって恥の上塗りになってしまうのでは無いかと愚考するのだがいかがだろうか? それとも私生活のトラブルを暴露してワイドショーやゴシップ誌に取り上げてもらうことで芸能界で生きながらえる作戦なのだろうか? それは長続きしないのではないかと思うのだが…。


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ラベル:春風亭小朝 泰葉
posted by 只今(橘カヲル) at 21:09| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(2) | 雑感:芸能 | 更新情報をチェックする

2008年04月30日

自称22歳グラビアアイドル“証明”で自沈

アキバ露出逮捕女、ホントは22歳?30歳?
日刊スポーツ

秋葉原の歩行者天国で『路上撮影会』と称して下着を露出するなどして御用となった、自称グラビアアイドル(なんだかなぁ…)の沢本あすか容疑者。それだけならまだ名が売れたとして芸能活動にプラスだったのかもしれないが、22歳としていた自身の年齢が、マスコミ報道により30歳だと判明してしまった。芸能人が年齢を詐称するのはよくあることだが、それにしても8歳もサバを読んでいたとは凄い…と各所で話題になった。

しかし当人はマスコミによる年齢発表を誤りと主張。自身が22歳であることの証明を公表した。ところが…。

沢本あすか「22歳」証明で卒業証書公開も墓穴!?
産経新聞

彼女が“年齢の証明”として自身のブログに掲載したもの。それは大学の卒業証書(の写真)だった。彼女曰く

なぜ今日までだしたくなかったかというと、あすかは明治大学卒業を最終学歴にするつもりはないのだ(予定)。早稲田大学大学院法務研究科か慶應義塾大学法科大学院に進学するつもりなの(希望)


とのこと。だが公開された卒業証書には、下記のごとく疑問点が満載だった。

・名前の部分を隠している(本物の卒業証書なら名前を公表してもよいのでは?)
・押印が黒(普通は朱だよね)
・生年月日が1985年9月7日、証書の発行日が2007年3月26日(21歳で大学卒業?)
・記載されている学長名が違う(2007年3月時点での学長である納谷廣美氏ではなく、先代の山田雄一氏)


おそらく、どこぞでコピーした卒業証書にチョコチョコとハンドメイドで細工をしたのだろう。そんな泥縄的な“証明”が通用するはずも無く、方々でツッコミをかけられる始末。釈明どころか自ら掘った墓穴に嵌る愚を犯し“証明写真”は速攻で削除されることと相成った。

まぁ、芸能界メジャーデビューという目標に向かって、彼女なりに努力しているのだろう。年齢の件然り、路上パフォーマンス然り。しかし厄介なのは、人間は己の努力の方向性が間違っていたことが判明しても、方向転換を行うのが難しいことだ。それは面子やプライドといったものがジャマをしてしまうからである。だが方向性が間違っていた場合、軌道修正は早めに行わないと往生際の悪さばかりが人の印象に残ってしまい、マイナスにしかならない

こうなると、実年齢をきちんと公表した上で

「女はね、実年齢を言われると、その分だけ若さが減るの」
(byスメラギ・李・ノリエガ:機動戦士ガンダム00 より)

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機動戦士ガンダム00 DXヒロインフィギュア2 スメラギ

といって開き直るほうが、よほどプラスだと思うのだが…。


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ラベル:沢本あすか
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2008年02月02日

倖田來未さんの舌禍騒動について思うこと

騒動は、収まるどころか燎原の火のごとく燃え広がっている。そう、歌手の倖田來未嬢による舌禍事件である。

事の発端は、出演したラジオ番組でのトーク中に倖田嬢が、自身のマネージャーが結婚したことに触れ「やっぱ35(歳)ぐらいまわると、お母さんの羊水が腐ってくるんですね。なので、ちゃう、ホントに! いや、例えば汚れてくるんですよね。だから、できれば35歳ぐらいまでに子供を作って欲しいなって話をしてたんですけど」と発言したこと。



これにより「高齢出産をした(またはする予定の)女性への配慮に欠けた発言だ」として倖田嬢への批判が高まった。そのため倖田嬢側は公式サイトに謝罪文を掲載したが事は収まらず、以下の記事で報じられているような事態にまで発展ている。

倖田來未がラジオ番組で失言、謝罪…プロモーション活動自粛へ
サンケイスポーツ

倖田來未「羊水腐る」発言で広告主がサイト休止
産経新聞

俗に35歳以上での出産が高齢出産とされているが、実は何歳からが高齢出産にあたるのか、という定義はイマイチ曖昧のようだ。ただし一般的には30歳を越えたら気をつけた方が良いとされている。そして高齢出産のリスクとして挙げられるのは、主に以下のとおり。

・妊娠中毒症の増加
・前置胎盤・常位胎盤早期剥離の増加
・子宮内胎児発育遅延・早産
・内科疾患(糖尿病、肥満など)の合併
・黄体嚢胞(ルテイン嚢胞)
・卵巣腫瘍
・卵巣腫瘍合併症
・子宮筋腫合併妊娠の増加
・羊水過多症
・流産
・高齢分娩による母体への危険度増加
・新生児のダウン症発症率の増加
・新生児の自閉症発症率の増加
・新生児の小人症(軟骨形成不全症)発症率の増加

※参考サイト
高齢出産体験者が語る高齢出産のすべて
http://高齢出産.net/

ただし医学の進歩もあって、上記のようなリスクが必ず発生するとは限らない。そして倖田嬢の発言は、高齢出産へのリスクに関して言及する意図であったとしても、あまりにデリカシーに欠ける表現と言わざるを得ない。ましてや、彼女は歌…つまり言葉によって他人にメッセージを伝えることを生業とする言葉のプロフェッショナルのはずなのだ。おそらくは軽い気持ちで何気なく発した言葉なのだろうが、ほんの些細なフレーズ(成句)であっても他人に与える影響がいかに大きいかに関して「知らない」とは言えない立場である。やはり言葉を選ぶべきだったのではないか。

ところで余談かもしれないが、仮に今回の彼女の発言内容が男性をターゲットにしたものであれば、ここまで騒ぎは大きくならなかっただろう。同性、しかも自分より年上の同性を敵に回してしまったことが、今回の騒動の原因である。

「女は女に対して厳しいの。男には手心を加えても、女には容赦しないわ。動物の世界では、オスとオス、メスとメス同士の戦いの方が熾烈なもの。場所が宇宙になっても、人間同士でもそれは変わらない。」
(byメーテル:銀河鉄道999 より)

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Real Artwork Series 劇場版「銀河鉄道999 (The Galaxy Express 999)」立体ポスターアート



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posted by 只今(橘カヲル) at 20:26| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(6) | 雑感:芸能 | 更新情報をチェックする

2008年01月16日

ジョニー・デップ氏がイギリスの病院に寄付。聞いてビックリ、その金額は…

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジャック・スパロウ船長役などで、日本でもお馴染みの米国俳優ジョニー・デップ氏。そのデップ氏がゴールデングローブ賞・主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受賞した映画『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』の撮影で、家族と共にイギリスに滞在していたときのこと。8歳になる氏の娘さんが病原性大腸菌・O(オー)157による腎機能停止に陥るという不幸に見舞われた。

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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

幸いにして娘さんは本復したのだが、愛娘の命を救ってくれたことに感動したデップ氏は、何と…。

デップさんが2億円寄付 娘の命救った英病院に
共同通信

「娘の命を救ってくれた御礼」として100万ポンド――本日の為替レートで日本円に換算すると約2億0800万円――をポンと病院に寄付したのだ!

さすが海外の大スター、スケールが大きい。自分も常日頃から、

「ダチと同じ病気の子供を治して "金なんかいらねェ" ってそのコの親に言ってやるのがオレの夢だった。」
(byレオリオ:HUNTERxHUNTER より)

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HUNTER×HUNTER ― キャラクターIN CDシリーズVol.5 「レオリオ」

という願いを持っているのだが、如何せん典型的な“貧乏ヒマ無し”のため、実現できないでいる(笑)。

まぁアメリカの大スターや実業家が、こぞって多額のチャリティーや寄付を行うのは税金と深い関係がある。寄付金が控除の対象となるため、彼らは「税金としてお上に召し上げられて得体の知れない使われ方をするよりも、自らの意思で慈善事業に使ったほうがいい」という選択をしているのだ。

これはなにも高所得者層に限ったことではなく、例えば一般市民でも、教会に礼拝にいって献金すれば控除の対象になる。教会から寄付金の領収書を貰って、年度末にはそれを元に控除額を計算するというように。

…と、こんなことを書くと、みな税金対策のために寄付をしているかのような印象を与えるが、それはちょっと違う。こうした制度があるので、各種慈善事業に国家が税金を割かなくでも運営が可能になっているのだ。

自分はなんでもかんでも「欧米の真似をしろ」というつもりのない人間ではあるが、日本でもこうした制度を導入できないものであろうか?


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posted by 只今(橘カヲル) at 22:58| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 雑感:芸能 | 更新情報をチェックする

2008年01月03日

紅白歌合戦の視聴率回復に必要なもの

新春恒例の話題はいくつもあるが、毎年語られるこの話題も既にその一つに数えられるようになってしまっている感もある。

紅白の視聴率、第2部はワースト2位…K─1が14・7%tm
読売新聞

昨年の大晦日に放送されたNHK『第58回紅白歌合戦』の視聴率が、関東地区で第1部32.8%、第2部39.5%となり、第2部は2004年に次ぐワースト2位だったことが判明したそうだ。

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紅白歌合戦公式HP
※画像はNHKHPからのスクリーンショットです

そして近年、紅白歌合戦の視聴率が発表されるたび、当たり前のように「歴代ワースト○位」という言葉が付いてくる。ほとんどコンビ芸人のように、常に二つが一セットとして語られるのだ。

確かに、紅白歌合戦の視聴率調査開始以来最高の視聴率は1963年(第14回)の81.4%。これと比べてしまうと半分程度なのだから凋落を指摘されても不思議ではない。しかし娯楽の選択の余地が少なかった1960年代当時ならいざしらず、テレビゲームやインターネットやレンタルDVDといった紅白歌合戦視聴の妨げになるであろうライバルが多くなっている2000年代の世の中で、40%近い視聴率を叩きだせることは逆に凄いことなのではないか?

2006年 年間高世帯視聴率番組30(関東地区)
http://www.videor.co.jp/data/ratedata/06best30.htm

上で紹介したURLは、視聴率調査会社である株式会社ビデオリサーチが纏めた2006年の視聴率年間ランキング(2007年版は現時点ではまだ公表されていない)。これを見ると、紅白歌合戦を超える視聴率をマークしたのはワールドカップのようなスポーツ中継でいくつか散見されるぐらい。毎年のように視聴率でダメ出しをされる紅白歌合戦であるが、なんのことはない、現代においては十分高視聴率番組の一員なのである。

ではなぜ、こうまで毎年のように紅白歌合戦の視聴率は非難されるのだろうか?もちろん民放各局を中心とする、NHK以外のマスメディアによるへのライバル心が批判を煽っているという部分もあるであろう。

しかし一番非難しているのは、実は当のNHK内部ではないかという気がする。要するに、局内のお偉いさん辺りが、時代の変化に気づかず過去の栄光にしがみついて「自分が現役で紅白歌合戦を担当していたころは…」と御高説を述べて悦に入り、部下に自分の存在をアピールしているといったような。

しかし一般の会社でもそうだが、この手の「己の過去の自慢話」によって、部下にハッパがかかった試しはない。それどころか影口を叩かれるのがオチだろう。もし、NHKの上層部が本当に紅白歌合戦の視聴率を回復させたいと望むのであれば、

「もう過去の栄光はいらねえ・・・新たな勝利をつかむために・・・オレは生命をかけるのだあッ!」
(by氷炎将軍フレイザード:ドラゴンクエスト ダイの大冒険 より)

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Dragon quest―ダイの大冒険 (5)

といった心意気を見せてみることではないか。紅白歌合戦だけにとどまらす、受信料問題を始めとするNHK改革の根底は、実は上層部の意識改革にあると思う。


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2007年12月31日

中川翔子嬢のチャック閉め忘れ“事件”とポータルサイトのワイドショー化

あまりにも開いた口が塞がらなかったので、急遽アップを決意した記事がこちら。

しょこたんパンツ見えた? 紅白リハでチャック全開
産経新聞

内容は、“しょこたん”ことタレントの中川翔子さんが、着ていたワンピースの脇のチャックを閉じないまま紅白歌合戦のリハーサルに参加していたので、ややもすると

「パン 2 ○ 見え」
(by花京院典明:ジョジョの奇妙な冒険第三部 より)

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ジョジョの奇妙な冒険 (19) (ジャンプ・コミックス)

状態だったかも!? ということだそうだ…。

(ノ_-;)ハア…

これ、東○ポの記事ではない。他のスポーツ新聞の記事でもない。エンタメ情報というカテゴリーには入っているものの、msn産経ニュース発の記事であり、しかもポータルサイトであるmsnのトップに「しょこたんチャック全開事件」と写真つきで掲載されているのだ。

今日び、ポータルサイトのトップに載る記事といえば、新聞で言えば一般紙の一面記事に相当するぐらいのステータスがあると考えてもいいぐらいではないのか。いくら中川嬢がタレントで、しかも時の人とはいえ、うら若き女性である。そんな彼女に恥をかかせるような、しかも衣装のチャックの閉め忘れなどという非常に些細な話を、さも重大な話であるかのように“一面記事”に載っける前に、もっと他に載せる記事はなかったのだろうか?

TVのニュース番組が、事の真偽よりも瞬間的な場の盛り上がりを優先させるワイドショーのような状態になってしまい、物議を醸し出すようになって久しいが、ポータルサイトが同じ轍を踏むことはあってはならないと思う。人間が学習も成長も出来ない生き物であることになってしまうから…。

まぁ、こんな記事がポータルサイトのトップを飾っているうちは日本が平和であるという格好の証明でもあるのだが(笑)


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2007年10月30日

元「光GENJI」メンバー逮捕の報に寄せて

光GENJIといえば、1980年代後半から1990年代初めにかけて一世を風靡した男性アイドルグループであった。自分の従妹もメンバーの一人に入れ込んで「バレンタインデーにチョコレートを送った」というようなことを言っていたのを覚えている。

そんな彼らも“卒業”(解散)してからというもの、時がたつと共にそれまでの注目がウソのように消息を聞かなくなっていった。しかし今日、久々にその名を耳にする事になった。しかも、極めて不名誉なことでだ。

「光GENJI」誕生20周年 記念の年に赤坂晃逮捕の衝撃
J-CASTニュース

元「光GENJI」メンバーの赤坂晃容疑者が覚醒剤所持で現行犯逮捕されたそうだ。なんでも深夜1時過ぎに路上で警官から職務質問を受けた際、覚醒剤をズボンのポケットに所持していたのが発覚したのだとか。本人は素直に、今年4月下旬以降数回にわたり覚醒剤を購入し、使用した事実を認めたとのこと。この件に関し、非常に素早い対応をとったのが赤坂容疑者が所属するジャニーズ事務所。即日解雇処分としたそうだ。

ファンの間では「ショックで涙止まりません」、「もう会えないかもしれない…」といった声があるようだが、残念ながらドラッグの所持(使用)で逮捕というのでは

「君の歌は好きだったがね。だが、世界は歌のように優しくはない!」
(byラウ・ル・クルーゼ:機動戦士ガンダムSEED より)

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MS IN ACTION!! プロヴィデンスガンダム

というように、世間的に同情の余地は無いのが普通である。また所属事務所による即日解雇処分にしても、一般の企業であれば雇用している社員がドラッグを使用して警察のご厄介になったとあれば懲戒解雇が当たり前なので、むしろ妥当な処分といえる。

しかし一般社会と芸能界で違うところがある。それは一般社会では、ドラッグの使用による逮捕歴があるとなれば刑に服して罪を償った後だとしても、元の会社はおろか同業他社への再就職も覚束ないであろうことは想像に難くないのに、芸能界では割合アッサリと復帰してくるところだ。

昨今、若者がドラッグに手を染める事例を耳にすることがあるが、もしかすると彼らが安易にドラッグに手を出す理由の一つとして、ドラッグ使用後にアッサリと復帰してくる芸能人の姿を見て罪の意識が軽くなっている、という可能性はないだろうか? 芸能界に籍を置く皆様はそのことについて良く考えていただきたい。そして勇気を出してドラッグの誘惑に打ち克って欲しいと思う。

もちろん、ドラッグの誘惑に打ち勝って欲しいのは芸能人ではない一般の皆様も同じだ…。


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2007年10月25日

「えっ、今更!?」のTVバラエティ番組自粛見解

テレビコマーシャルなどで時々名前を聞く放送倫理・番組向上機構(BPO)。詳しい説明は以下のリンク先に譲る。

放送倫理・番組向上機構
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

同組織が今回発表した見解がこちら。

バラエティーの罰ゲーム自粛を=BPO青少年委が見解
時事通信

テレビのバラエティー番組で横行している『罰ゲーム』などと称した(主に若手の)芸人への虐待・暴力行為に関し「青少年の人間観、価値観を形成する上で看過できない」として、テレビ各局に自粛を求める見解を発表したそうだ。「(番組によっては)時を追うごとに過激化する傾向もある」>、「見解が繰り返し無視されればメディアの自浄作用を疑わせる結果を生む」などと、かなり強い口調で改善を促しているが…。

「あんたバカァ?そんなのあったりまえじゃん」
(by惣流・アスカ・ラングレー:新世紀エヴァンゲリオン より)

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惣流・アスカ・ラングレー ゴスロリver (1/7 完成品)

と思ってしまったのは自分だけだろうか。「人を笑わせる…」ことで収入を得るはずの芸人が、己の芸を磨くことを放棄し、ただただ立場の弱い格下の芸人を「笑いものにする…」ことで収入を得ようとするスタイルのTV番組が横行して久しいが、それが強者による弱者搾取の論理を青少年に植え付けるのに十分な力を発揮しているのは想像に難くない。それは自分が子供のころから幾度と無く巷では問題になっていたはずだ。正直、今更何を言っているんだ、とすら思う。

しかし、何度となく批判されてもこの手の番組は減ることは無い。なぜなら「残酷だ、低俗だ」と罵られても視聴率が取れるからだ。ではなぜ、批判があるのを承知の上で、この手の番組を皆が見るのだろうか。自分が考えるに、実際に目の当たりにすれば良心から目をそむけてしまうような光景であっても、テレビのブラウン管(という表現も、液晶・プラズマTV全盛となった現在では死語になるのであろう…)を通すことで、現実感が無くなるのが原因ではないかと思う。

皆様も、ニュース番組などで各地の地域紛争の様子が映し出されているのを見たことがあるだろう。その映像では銃で撃たれるなどして人命が失われている光景が克明に映し出されているにも関わらず、一方で皆様は、その光景を話題にしてトークを楽しんでいたりした…という経験をお持ちかもしれない。これはTVというフィルターが現実感を消失させることで起きる現象である。実際にその光景を目撃したら、とてもじゃないがトークを楽しんだりするはずはない!

そうしたTVの魔力がバラエティー番組での差別・暴力シーンにも当てはまるのだろう。実際に行われているはずの惨(むご)たらしい出来事を、おとぎ話の世界での出来事であるかのように錯覚してしまう…。

この問題は、TV局云々というよりも「これは実際に行われていることなんだ。仮想世界の出来事ではないんだ」と視聴者側が常に意識して番組を見、そうした光景に出くわしたら即座に目を背ける…即ちチャンネルを替えるのが一番効果的ではないかと自分は考える。「芸人虐待では視聴率がとれない」と学習するまで、TV局側は現在の番組編成を変更しようとはしないだろうから。


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2007年10月22日

不倫を暴露して名を売っても…

世の中には、

「男だったらとか男のくせにとかいう言い方は好きじゃないんだけど」
(byアンドロメダ瞬:聖闘士星矢 より)

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聖闘士聖衣神話 アンドロメダ瞬(最終青銅聖衣)

という意見をお持ちの方がいるのは重々わきまえている。しかし、この者の行動には「男として」自分も疑問が湧いてくるのだ。嫌いな方はご容赦願いたい。

イケメン俳優売名行為? 花田美恵子さんの不倫暴露
ZAKZAK

元横綱若乃花…現在は飲食店のチェーン展開で実業家としても成功を収めている花田勝氏。彼が10年以上連れ添った妻・美恵子さんと今月の初めに離婚したことはワイドショーなどで散々報じられたからご存知の方も多いだろう。

その美恵子さんと不倫関係にあった過去を週刊誌上で告白した俳優の元に、スポーツ紙やテレビの取材が殺到しているという。美恵子さんよりも11歳年下のこの俳優、音楽活動もしており、来月には初ライブも行うそうだ。当然取材に来たマスコミはそのことを報道するから、良い宣伝にもなっている様子である。

この俳優が週刊誌に語ったところによれば、当時彼が別の女性に借金していた200万円を美恵子さんが肩代わりしたことから親密な関係となり、肉体関係にまで発展したとのことだ。ただ俳優の所属事務所が出したコメントによれば「最近では連絡も取り合っていない」そうなので、要は既に清算済みの関係だと言いたい模様。ついでに「聞かれたから答えた」旨の発言もしており、決して自分から売り込みに行ったのではないこともアピールしている。

しかしこの俳優、過去のこととはいえ、オンナに200万もの借金をし、そのカネを別の女性に用立ててもらい、さらに人妻でもあるその女性と逢瀬を重ねた挙句、あまつさえその不義密通の一部始終を聞かれるままに週刊誌にバラすなどというのは、男として余りにも情けないのではないか。

相手の女性にも立場もあれば社会的ステータスもある。なにより4人もの子供がいる母親なのだ。既に終わった関係で、表立ってもいないのなら、腹に飲み込んで墓場まで持っていくのが男の度量ではないのか…と、ここまで書いて思ったのだが、過去のこととはいえ、オンナに200万もの借金をし…(以下略)のような行いを臆面も無く行えるような人間では、そんなことを期待するのは難しいのかもしれない。

もちろん、勿体無くも東照神君家康公以来、喧嘩は両成敗というのが習いである。もう分別のある年齢なのだし、美恵子さん側に全く非が無いとまでは流石にいえない。しかし今回の一件で損をしたのは明らかにこの俳優であろう。こんな男を下げる事柄で瞬間風速的にマスコミからの取材が殺到しても、次に続かないのは明白だからだ。

芸能人は、やはり演技や歌で注目されなくては意味が無いですゾ。


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2007年10月10日

捏造記事を「書き得」にしないために

今年の4月、俳優・えなりかずき氏が「風俗店通いをしている」との記事が『日刊ゲンダイ』などに掲載された。これに対し、えなり氏側が「名誉を傷つけられた」として損害賠償と謝罪記事の掲載を求めた訴訟を起こしている、との話は記憶の片隅に留まっていた。

えなりかずき、「風俗」報道で夕刊紙を提訴
J-CASTニュース

まぁ、この手の芸能ゴシップ記事には余り興味がないので取り立てて思い出すこともなかったのだが、久々に本件に関する記憶を呼び覚まされることになった。

えなりかずき「風俗通い」記事 日刊ゲンダイが謝罪、「完全降伏」
J-CASTニュース

記事によれば、日刊ゲンダイ側から謝罪の申し入れがあったため、裁判所から和解勧告があり、えなり氏側もそれに応じたとのこと。「あぁ、そんなこともあったなぁ」と思ったのも束の間、和解条項の一部という謝罪広告を見て、自分の目が点になった。

「本紙2007年4月11号に掲載したえなりかずき氏に関する記事で、同氏の発言として報じた部分及び同氏支援者が同氏を接待する方法について述べた部分は、いずれも事実に基づかないものでした。この記事により、同氏の名誉を侵害し、同氏に多大なご迷惑をおかけしたことを謹んでお詫びいたします」

と、非常にアッサリした謝罪文の内容そのものもさることながら、その謝罪広告の扱いの小ささに驚いた。

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記事中に掲載されている写真
J-CASTニュースより

「事実に基づかない」…つまり全く根拠の無い捏造記事で一人の人間の名誉を全国規模で大々的に貶めておきながら、一転して謝罪広告は「お願いですから見つけないでください」とでも言いたげな小さな囲み記事で紙面の片隅にポツンと掲載しているだけとは! しかも日刊ゲンダイといえば、普段はやたら大マスコミや政治家に「謝罪せよ」「責任を取れ」と連呼しているのに

自分は思わず

「そ、それだけ、なんですか? に、二階級特進だけで、それだけでおしまいなんですか?」
(byアムロ・レイ:機動戦士ガンダム より)

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1/1700 EXモデル ホワイトベース

母艦ホワイトベースを守るために犠牲になったクルーに対し二階級特進の辞令を与えるするだけで済ませ、感謝の言葉一つ無かった地球連邦軍の将校に対し、怒りをあらわにしたアムロ・レイのような心情に駆られてしまった(分かり難いかな?)。


話は変わるが、最近法律が厳しくなったようで、有価証券や投資信託に代表される金融商品の記事や広告における、デメリットに関する記載スペースが非常に大きくなった。中にはメリットに関する記載と同程度のスペースが割かれているのではないかと思わせるものもあるぐらいだ。

そこで提案なのだが、金融商品の広告の例に倣って『新聞・雑誌等において誤った内容の記事に対する謝罪広告は、元の記事と同等のスペースを割く』という決まりごとを制定するのはどうだろうか? 謝罪文だけではスペースが持たないというのであれば、誤報記事を掲載してしまうに至った経緯とか、再発防止のための具体的な取り組みまで記載すればいいだろう。

といった事を提案しようものなら、マスコミ関係者はお決まりのように「報道の自由が損なわれる」といった反論をしてくることが予想される。しかし日本国憲法第21条に謳われる表現(報道)の自由には「捏造記事を書いても詫びる必要がない」自由までは含まれないはずである。そもそも己の記事内容に絶対の根拠があり、決して捏造ではないと言い切れるのなら、謝罪記事を書くリスクを考える必要はないのでは? 

もちろん実際には諸々の大人の事情(笑)があって条文化するのは難しいであろう事は重々承知している。要は、それぐらいシッカリした根拠に基づいた記事を書いて欲しいのである。


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posted by 只今(橘カヲル) at 00:02| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑感:芸能 | 更新情報をチェックする

2007年10月01日

“女王様”の悲壮な決意?

今日、会社に行くための身支度をしながらTVの情報番組を見ていた。そうしたら、こんな映像が流れてきて朝っぱらから口あんぐりとなってしまった。



これは女優・沢尻エリカ嬢による、自らの主演映画の初日舞台挨拶での一コマ。最初の挨拶から仏頂面で、司会や同席者がフォローを入れるものの、取り付く島も無い応対に終始している様子が収められている。前々から素行の悪さを方々で指摘されていた沢口嬢だが、この模様が各所で取り上げられるたび、芸能界の大御所や著名コラムニストらが怒りのコメントを寄せる騒ぎに発展している。

まぁ、芸能人だから事務所主導によるイメージ戦略の一貫として>(どんな得があるのかイマイチ謎だが)こうした行動を取っているのかもしれないし、多忙な日々で疲労もストレスも溜まっているのかもしれない(無論、だからといって公然と不貞腐れていいという理由にはならない)。また、良くも悪くもイメージが固まってしまったため、彼女にしてみれば「今更後へは引けない」という部分もあるのかもしれない。もしかすると、今の彼女は

「退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ!」
(byサウザー:北斗の拳 より)

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南斗六聖拳 胸像コレクションVol.5 南斗鳳凰拳 将星 サウザー

という或る意味悲壮な決意をしているのかも。

しかし、あらん限りの好意的な解釈をしたとしても、やはり今回の彼女の態度はいただけない。自らの主演映画の初日舞台挨拶の場だということは、客席にいるのはワザワザ彼女の映画を見に来てくれた人であり、彼女にしてみれば飯の種を捻出してくれる人たちなのである。それが把握できていれば、そんな人たちの前で不躾な態度がとれるはずがないはずだ。

仕事仲間の芸能人やスタッフ、テレビ局関係者に対してぶっきら棒な態度を取ることに対しては若気の至りということで100歩譲るにしても、「自分が誰のお蔭で銀シャリを食べることができているのか」がキチンと認識できていないとするなら、いずれオマンマの食い上げになりますゾ、ご用心ご用心…。


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posted by 只今(橘カヲル) at 23:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:芸能 | 更新情報をチェックする

2007年04月17日

アイドル低年齢化、ここに極まる!?

アイドルの低年齢化は以前から指摘されており、それと同時に「未成年を夜遅くまでTV出演させているのは労働基準法違反ではないか」といった批判も多かった。しかし、最近ではローティーンのころから既に水着姿で雑誌に載る「U-15」(15歳以下)と呼ばれるグラビアアイドルもいるそうだ。それでも、まさかアイドルの低年齢化がここまで来るとは…。

U-15グラビア過激化 9歳のTバックアイドル登場
J-CASTニュース

読んで字の如く。若干9歳にしてTバック姿を晒す少女、もとい幼女の写真集やDVDが販売されていることを記事は伝えている。人がある刺激に慣れてしまうと、もっと強い刺激を求めるようになるのは当然の成り行き…といっても、そんなにこの手の写真集やらDVDやらに需要があるのだろうか?そもそも、この子達の親は自分の幼い娘がおよそ芸術性とは程遠いただ過激なだけの写真や映像を取られてもなんとも思わないのだろうか?

と常々思っていたのだが、ここで興味深い話を聞いた。こうした過激な写真や映像の被写体となる少女達の親は、大概ギョーカイ関係者なのだそうだ。極めて好意的に解釈すれば「他人の子を犠牲にできないので已む無く撮影に応じた」となるのだろうが、こうした撮影に応じるギョーカイ関係者は芸能界での力関係的に“弱者”である場合が多いそうだ。どうやら売名行為及び純粋なカネ儲け目的と考えざるをえない模様。

この問題に関して、記事の最後に弁護士のコメントが掲載されている。引用すると「児童福祉の観点から考えても、親が子どもをいわば『売り物』にするのはどうかと思うし、一種の児童虐待ともいえるのではないか」という意見のようだが、「いえるのでないか」ではなく「児童虐待」そのものといわれても文句は言えないはず。僅か9歳の子供に、親の言葉(命令)に逆らえる道理があるとは思えないからだ。

こうした親が相手でも「他人の家庭に口を出すな」と恫喝されれば、何の手出しもできないのだろうか?精々この手の写真集やDVDを買わないというぐらいしか、抵抗手段はないのだろうか?それとも他人の子供の将来を案じる自分は、単なるお節介やきにすぎないのだろうか?こうした目先の欲に駆られて子供を犠牲にして省みない親を見ると

「てめーは越えてはならねえ一線を越えた・・・」
(byジョセフ・ジョースター:ジョジョの奇妙な冒険第二部より)

という台詞が脳裏をよぎる自分は間違っているのだろうか?


疑問符ばかりで答えが出ない…
||||||||||||||(_ _。)ブルー||||||||||||||||
posted by 只今(橘カヲル) at 23:52| 東京 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 雑感:芸能 | 更新情報をチェックする

2007年03月27日

芸能人になるということは

加護亜依さん:2度目喫煙で解雇、引退へ 社会勉強の途中
毎日新聞

いきさつに関しては方々で言い尽くされているので軽く触れるだけにするが、喫煙写真を撮られ謹慎の身であった彼女が、またも喫煙写真を撮られただけではなく、男性とのお泊りも同時に発覚し、所属事務所から解雇を言い渡されたとのこと。この件に関し、モーニング娘。のメンバーの判別ができないのにプリキュア5(ファイブ)の見分けは簡単につくような(笑)自分が語るのは場違いのような気もするが、少しお付き合い願いたい。

この件に関し、一部で彼女を弁護する意見がないわけではない。曰く「未成年の飲酒・喫煙が法律違反だからよくない、というのであれば、渋谷の繁華街に巣くう若者など片端からお縄にしなければならないではないか。それもせずに彼女一人悪者扱いするのはおかしい」というような。しかし、彼女は芸能人である。タレント・役者・芸人など、世間一般にいう芸能人になるということは、ある意味で人間ではなくなるということなのだ。普通の人間が持つプライバシーなどを失う代わりに、彼ら・彼女らは普通の人が持ち得ない社会的ステータスと富を手にするのである。

また所属事務所の管理不行き届きや対応の冷たさを非難する声もあるが、最近の若い人は上述したように芸能界の華やかな部分にしか目が行かず、それに付随する義務や苦労や束縛を倦厭する傾向が強いから、私生活の管理など行ったら冗談抜きでタレントになりたがる人がいなくなる。そこで事務所は結果として「自由にさせてやるから、自分の不始末は自分でカタをつけろ」という姿勢をとらざるを得なくなる。芸能事務所はあくまで営利団体=企業なのであって学校ではないのだ。企業が素行不良が祟って営業成績を上げられない(と考えられる)社員に解雇を言い渡すのはちっとも不思議ではない

ゼニを稼ぐというのは、生易しいことではないのだ>。「好き」とか「興味がある」程度では続かない。華やかなスポットライトを浴びる部分にだけ目を向けて芸能界を志す若人が多いが、光が当たる分、闇の暗さもまた強調されることを知るべきだし、そうした覚悟を予め胸に刻んだ上で芸能界へと足を踏み入れるべきだと思う。彼女は少々その自覚が足りなったということ。まだ若いのだから、その辺をよく考えて今後の人生を送って欲しい。まぁ現状では、芸能界復帰は絶望的と言われているのだが…。

最後は蛇足。かぎカッコ内の文字は白字で書いたので、お読みになりたい方は反転させてください。
彼女の境遇を知らぬはずはないのに、彼女の喫煙を容認していた相手のオトコ、オンナを幸せにするオトコだとは思えないね…


みな同じ顔にみえるなぁ。オジサンの証明だろう(苦笑)
posted by 只今(橘カヲル) at 22:15| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(2) | 雑感:芸能 | 更新情報をチェックする

2007年01月26日

前世や守護霊を知ってどうなる!?

前世は「中世の賢者と貴族」ばかり 江原啓之の「摩訶不思議」
J-CASTニュース

自分は、神・霊・UFOといったオカルトチックな題材の真偽に関して雑誌などで取り上げられていると「信じる・信じないというレベルでしか話が出来ないものを、いる・いないというレベルで大真面目に論じるなんてナンセンス」と考えてしまう人間である。そんな人間が語る資格はないのかもしれないが、こうした「あの霊能者の言っていることはアヤシイ」的な話題が出るたびに疑問に思うのは「なぜそれほどまでに自分の前世や守護霊を知りたがる人が多いのか」である。自分の前世や守護霊を知りたがる人が多いから霊能者と呼ばれる人たちがしばしばテレビなどでカリスマチックに持て囃されるのだから。

前世を知ったからといってどうなるというのか。前世でどれだけ立派な人間だったからといって今の自分が立派でなければ何の意味もないし、逆に前世が余り誇れないものであったからといっても「あなたの前世はダメ人間だったから」という理由で就職や結婚に支障が出るというものでもない立派な前世だと分かればそれを励みにし、イマイチであれば二の轍を踏まぬように頑張る、といった程度にしか役に立たないのではないか。

同じことは守護霊にもいえる。自分の守護霊を知ったからといってスタンド使い(byジョジョの奇妙な冒険)のように自在に操れるというものでもない。それどころか目に見えず耳にも聞こえない存在である以上、教えを請うことさえままならないこれではどれだけご大層な守護霊が護っていると霊能者に教えられたところで直接的・物理的に恩恵を得られることは先ず無いといっていい。「自分には立派な守護霊が護っているのだから」とプラス思考に自分をもっていくための道具ぐらいしか使い道が無いように思える。

前世や守護霊といったものの存在を論議する前に「それが分かったらといってどんなプラスがあるのか」と考えてみて欲しい。そんな論争よりもっと考えなければならないこと、やらなければならないことは多々あるはずだ。逆にいえば自分の前世や守護霊が気になるようなら今の自分はヒマなんだ!」という証明でもある。なにか打ち込むものを見つけて、積極的に取り組むべし。“ただいまに生きる”べし


「オカルト」でヒットする本はいっぱいある。なんだかんだ言ってもオカルトをネタにすると売れるのね。
posted by 只今(橘カヲル) at 22:30| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑感:芸能 | 更新情報をチェックする

2007年01月20日

なんと「納豆を食べると痩せる」とのデータは捏造!

自分は、TV番組などで「○○を食べるとガンにならない!、脳梗塞にならない!、痩せる!」といった特集が組まれ、その後スーパーなどでその食品が品薄になる現象を見ると>「いつまで続くやら…」と斜に構えて見てしまう癖がある。なぜなら、自分は「○○を食べると体に悪い(良い)」というような、悪玉食品・善玉食品を気にするなんて偏食と同じという考え方を持つ人間だから。栄養学の研究が進めば昨日まで悪玉食品呼ばわりされていたものが善玉食品に変わっている、なんて珍しくないのである。この事に関しては以前『2006/08/19 真に健康な人とは』でも書いた。それにTV番組で報道される事柄には以下のようなオチがついているのも珍しくないことも理由として挙げられる。

「納豆でやせる」データ架空…「あるある大事典」陳謝
読売新聞

フジテレビ系列のTV番組「発掘!あるある大事典II」内で「納豆を食べると痩せる!」という特集が組まれた。これにより各地の小売店舗で納豆が品薄になる事態が続き、住まいの近所のスーパーでもその件をお詫びする張り紙がしてあったり、入荷したら今度は「TVで紹介されました!」と大々的に宣伝するということが繰り返されていた。

それなのに、肝心の番組中で紹介されたデータは実際に測定を行っていない架空のものだったり、米国の研究者のコメントに勝手な日本語訳をつけたり、実験の被験者が実際に痩せたとした証拠写真も無関係なものを使ったりしていたという。

これは推測だが、一億総メタボリックシンドローム予備軍と化している現状「○○を食べると痩せる!」という特集を組むと視聴率がいいのだろう。そこでTVスタッフは○○に当てはまる食品を選考し、安価で入手も比較的容易ということもあり、今回は納豆に白羽の矢が立った。まぁ全く根拠のない食品を選ぶとも思えないので、それなりにデータ収集もしたと思われる。そして実験してみたものの思ったような結果が出なかったので内容を改ざんした若しくは些細なデータを根拠に「結果ありき」で過程を後付けした、というのが一連の流れではないか。

こうした事件がおきるたびに責任者サイドから「視聴者の皆様の信頼を裏切り申し訳ございません」といった趣旨のコメントが出てくるが、一向に無くなる気配がない。それはTV局の人間に

「イカサマを見抜けなかったのは、見抜けない人間の敗北なのです」
(byダニエル・J・ダービー:ジョジョの奇妙な冒険第三部)

という考え方があるからだろう。つまり「捏造もバレなければ演出となる」という考え方だ(大抵見抜かれるのだが)。

こうなると視聴者サイドの防衛策としては「TV報道には“演出”が含まれている」という前提で視聴するしかないか…。


これで品薄状態も解消されるかな?
posted by 只今(橘カヲル) at 21:59| 東京 ☁| Comment(6) | TrackBack(14) | 雑感:芸能 | 更新情報をチェックする

2006年12月09日

大河ドラマにセリフミスが発覚

NHK大河「功名-」で時代設定ミス
日刊スポーツ

NHK大河ドラマ「功名が辻」第48回「功名の果て」(12月3日放送)において、時代設定をミスしたセリフがあったことが判明したとのこと。大河ドラマのHP内にもそれを訂正するお詫び文が掲載されている(下記URL参照)。

http://www.nhk.or.jp/taiga/teisei.html

時間が経てばリンク先が消失する可能性があるので、一応全文を転載しておく(以下緑字部分)。


第48回「功名の果て」(12/3放送)の中で高台院の「うちの人(秀吉)が死んで10年・・」という台詞がございましたが、「10年」ではなく、「5年」が正しい数値でした。


大河ドラマなどでは専門家を交えた時代考証会議を行って、用いられる道具や衣装、風俗や作法はもちろん、劇中の台詞もチェックされている。だから普通ではこうしたミスは起こらない。ところが今回は、シーンの時代設定を判りやすくするため、この会議によるチェックを通過した後の台本をプロデューサーらが修正した際に、ミスを犯してしまったとのこと。

これはドラマに限った事ではないが、数字に関する箇所は間違いを犯しやすいし、また間違えた際に目立つので、非常に神経を使う部分だ。これは皆様も学校でのテストや職場などでの書類作成等において経験があるのではなかろうか。しかも、間違えた際の被害が甚大なものに及ぶ可能性もある株の取引などで、桁をひとつ間違えて注文を出してしまったために大損をした…といった話が時折新聞紙上を賑わすところからみても、それは明らかだ。今回の件でも番組担当者は「言い訳できない単純なミス」と平謝りしているそうだが、

「責任者は責任取るためにいるからな。」
(by加持リョウジ:新世紀エヴァンゲリオン より)

だから、これは当然といえよう。

それはさておき、この記事の中で自分が「へぇー」と思ったのは、このミスに対するNHKの対処法。なんでもこれまでの収録分から「5年」という声を探し出し、その部分に嵌め込むのだそうだ。最近の編集技術なら何の違和感もないシーンになるのだろう。技術の進歩には目を見張るばかりだ。


視聴率は20%前後で安定推移。大河ドラマの中では成功作の部類に入る。
posted by 只今(橘カヲル) at 21:19| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑感:芸能 | 更新情報をチェックする

2006年10月31日

まるでマンガのような…

コミック発の連続ドラマ、続々ヒット!の理由
オリコン

番組改変期になると、テレビ各局は新番組を打ち出してくる。中でも近年目だって増えているのは人気コミック――要するにマンガを原作とするドラマ。ひと昔まえならドラマの原作は小説というのが通り相場だったが、日本人の活字離れが進んで日本の小説界に「誰もがみんな知っている…」メガヒットが生まれ難くなっている現状では、当然の帰結かもしれない。

コミック原作のドラマが安定した人気を保つ理由として、上の記事では「主として制作サイドの都合である」とし、以下の利点を挙げている。

・原作ファンを引き込みやすい
・認知度があるので話題になりやすい
・ストーリー・キャラクターの構成が優れている(だから人気コミックになっている)
・映像作りが楽(コミックが絶好の叩き台となる)

自分はこれに加え、タレントサイドから見た利点もあるためコミック原作のドラマが増えていると思っている。つまり最近のドラマでメインキャストとなるのは所謂「売れっ子」が殆どで、スケジュールは比喩表現抜きで分刻み。彼らは役作りの為に原作に目を通そうにもその時間すら取れない人たちだが、コミックなら「読む」必要はなく「見る」だけでいい。それに今が旬のタレント達は間違いなくコミック世代で「マンガは子供の読むもの」という偏見も持っていないから、抵抗無く原作に接することが出来る。

加えて製作者サイドの都合として挙げた利点はタレントサイドにとっても同様の利点になりえるから、彼らにとっても願ったり叶ったりというわけだ。

ただ、上の記事中にあった視聴率ランキングなどを見れば、必ずしも高視聴率が確約されているわけではない。人気コミックの人気に頼りっきりで、制作サイドもタレントサイドも何の創意工夫も凝らさなければ、アッという間に化けの皮が剥がれるのは当たり前。「まるでマンガのような作品」と失笑されぬよう、むしろ一層の気合を入れて挑んでもらいたい。


本当は昨日のうちにアップするはずだったのに、付き合いで遅くなってしまった。
勤め人は辛い。(ー。ー)フゥ
車の運転をしなくなって久しいが…。
posted by 只今(橘カヲル) at 00:29| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑感:芸能 | 更新情報をチェックする

2006年07月01日

女子アナ界の超新星!

TV局の女性アナウンサー、いわゆる“女子アナ”がアイドル並み(もしくはそれ以上)に世間の注目を集めるようになって久しいが、そんな女子アナ界に革命をもたらす超新人がデビューしたという。

新人女子アナは102歳 天草テレビ 地元・森シノさんデビュー
西日本新聞

同局ではもともと御年89歳(!)の現役女子アナ、黒川ツルエさんが御活躍されており、それは存じ上げていたのだが、今回の森シノさんはそれを上回る102歳(!!)。背筋は伸び、長年医者の世話になったことが無いだけでなく、トークも達者だとのこと。

すばらしい。

なにがすばらしいって、一世紀の時を生きてなお新しい分野に挑もうとするシノさんのチャレンジスピリッツがすばらしい。

日本は少子高齢化への危惧が叫ばれて久しいが、こんな元気なお年寄り…もとい『人生の先輩』を自分を含め皆が手本とすることがその打開策となるに違いない。

アヤパン(高島彩嬢)、ナカミー(中野美奈子嬢)に負けるな! がんばれシノさん!
posted by 只今(橘カヲル) at 05:54| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 雑感:芸能 | 更新情報をチェックする

2006年06月27日

“神”ならぬ“アーティスト”頼みの結末

野外音楽フェス中止/白河チケット販売不振で
福島民報

福島県白河市で7月30日に開催する予定だった野外コンサートが、チケットの販売不振から中止されることが決定されたとのこと。

出演アーティスト(順不同)は

鈴木雅之
鈴木聖美
DA PUNP
Skoop On Somebody
horo
D-51
JAYWALK
アンダーグラフ

錚々たる顔ぶれ。こちら方面に疎い自分でも名を知っている人たちばかり。


このニュースを知ったときに最初に思ったのが、「これだけのメンバーを揃えて何故?」だったのだが、
すぐさま「これだけのメンバーを揃えてしまったからだ!」という答えが浮かんできた。

つまり、全くの想像でしかないのだが、主催者側はこれだけのメンバーを揃えたことで安心してしまい、地道な営業努力を怠ったのではないか? ということ。

チケットの目標販売額15,000枚に対し、20日現在で1,100枚ほどしか捌けていないというのでは、豪華出演陣のネームバリューだけで安易に集客しようとした――つまり「黙っていてもお客は来るさ、楽勝、楽勝」とタカを括ってしまい、人的努力を怠った――と非難されても仕方ないだろう。


そして次に心に浮かんだのが、天神様こと菅原道真公が詠んだ句

『心だに、誠の道にかなひなば、祈らずとても神や守らむ』

逆に言えば…。
posted by 只今(橘カヲル) at 20:14| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(3) | 雑感:芸能 | 更新情報をチェックする
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