先週末は珍しく土日共に更新を休む形になってしまった。土曜日に実家へと戻り、日曜日は父に付き合って実家からバス旅行(パッケージツアー)に出かけたためである。
払沢の滝 入り口
今回の来訪場所は3箇所。第一の目的地は本州における東京都唯一の村である檜原村にある払沢(ほっさわ)の滝。日本の滝百選の一つで、東京都からは唯一のノミネート。
払沢の滝
払沢の滝へは、観光バスの駐車場から、登山用のストックが欲しくなるアップダウンの激しい道を15分ほど歩くと到着する。僧侶が持つ払子(ほっす:獣毛や麻などを束ねて柄をつけたハタキのような法具。殺生を禁じられている僧侶が、蠅や蚊を追い払うために使う)に似てるから払沢の滝なのだとか。もっと暑い季節に訪れると、良い感じて涼めるのではないだろうか。
駐車場へ戻る途中に撮影
滞在時間が結構タイトだったので、あまり滝周辺でノンビリもできず足早にバスまで戻り、次の目的地へ。眼前に山々が迫る景色は、とてもここが東京都とは思えない。
東京都檜原都民の森
つぎは同じく檜原村にある都民の森。自然の動植物と親しむための様々なハイキングコースや、日曜大工的な工作が行える体験施設などがある。
大滝の路コース(森林セラピーロード)
運動不足の身には拷問ですらある急な坂道を登って、同園の中心施設である森林館まで到着後、ウッドチップが敷き詰められた道を20分ほど歩いて三頭大滝(みとうおおたき)まで向かう。ウッドチップがクッションのような役割を果たしており、踏みしめると少しフワフワしている。足首や膝への負担が軽減されそうだ。
目的地へ向かう途中では、このような絶景も拝める。とてもここが東京都とは(以下略)。
三頭大滝
滝見橋という吊り橋の上から三頭大滝を撮影。吊り橋といっても先は行き止まりで、文字通り滝を眺めるために設置された橋。といっても大勢の人間が滞在できるスペースは無いので、一通り写真撮影などをすませたら、そそくさと退散。森林館に戻り、ツアー会社側から配給された弁当で昼食タイムを取ったあと、最後の目的地へ。
青梅市梅の公園
最後は青梅市にある青梅市梅の公園。山の斜面を利用して1,200本の梅が植えられた自然公園。折しも吉野梅郷(よしのばいごう)梅まつりという催し物が開催されており、沿道には屋台が並ぶお祭りムード。
園内では和琴の演奏会もあって、なぜか千昌夫さんの名曲『北国の春』が演奏されていた。
山の斜面を利用しているので回覧ルートは傾斜がキツイ坂道なのだが、可憐に咲く梅の花は、桜の花とは違った趣があって良い感じ。
少し離れた所には祭りの山車も来ていた。
駐車場付近で土産物の饅頭を購入し、バスへと戻るころには出発時間になっていた。特に遅れる人もなく、一路、都心へ戻る……。
バスの車内から撮影
と思ったら、案の定渋滞に巻き込まれる(涙)。私がバス旅行を積極的に利用しない理由のひとつは、渋滞に巻き込まれて帰りの到着予定時間が遅れるのが苦痛だからだ。こんな時、私は
「静止した時の中を動けるのはたったひとりでなくてはならない…。思うに自動車という機械は便利なものだが、誰も彼もが乗るから道路が混雑してしまう。止まった時の中はひとり……このDIOだけだ」(by.ディオ・ブランドー:ジョジョの奇妙な冒険第三部 より)
超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第三部 50.DIO Ver.Black(荒木飛呂彦指定カラー)心の中でDIO様ごっこ(爆笑)をして過ごすことにしている。
当初は1時間ほどの遅れを覚悟していたのだが、予定時間の40分遅れほどでゴールに到着。幸いにも日没前に旅行を終えることができ、父と別れて帰路に着いたのだった。
以上、取り留めもない旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございました。
m(_ _)m
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
←管理人の励みになります。よろしければクリックをお願いしますm(_ _)m
posted by 只今(橘カヲル) at 23:49| 東京 ☀|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
日記
|