JR高田馬場駅
昨日、雨が雪に変わり始めた時間、自分は高田馬場にいた。近隣に高校・予備校・専門学校・大学が立ち並ぶ同駅周辺は学生が多いという土地柄のためかリーズナブルな価格設定の料理店が多く、またそれ故にラーメン屋の数が多い所謂“ラーメン激戦区”となっている。よく雑誌やTVなどで特集が組まれていたりするので、それほど食にこだわりが無くても、高田馬場界隈の有名ラーメン店の名を聞くと「心当たりがある…」方は多いのでは無いだろか。
実際、この日も悪天候にもかかわらず行列が出来ている有名店を何軒か見かけた。しかしこの日の自分が目的とした店は、これらではない。
高田馬場駅から早稲田通りを西(中野方面)に向かう。行列の出来る有名店を何軒か素通りしつつ、緩やかな上り坂を暫く歩く。ドラッグストアの手前に上の写真のような看板が見えたら次の角を右折。ゴールは近い。
ここが今回の目的地『麺友 一誠』(めんゆう いっせい)さん(詳しい場所は上部リンク先を参照)。店頭の看板に書かれているが、奄美の豚を使用したラーメンが同店のウリである。
店内の様子
マンガやテレビが置かれている店内は、肩肘張らずにくつろげる雰囲気。
皮豚ラーメン(700円:税込)
今回注文したのは、他店でいえばチャーシューメンにあたる皮豚ラーメン。皮付きの煮豚は一旦炙ってから盛り付けられている。他の具はホウレン草、モヤシ、ノリ、ゴマ。
特徴的なのはこの白濁したスープ。トンコツベースのスープではあるが、トンコツの味をダイレクトに伝える博多系のトンコツスープとは違い、クリーミーで且つ塩が効いた味わい。トンコツ一辺倒ではなく、おそらくはトリガラや野菜も交え、時間をかけてじっくり味を煮出しているのだろう。
麺も博多系の極細タイプとは違う、黄色い中太。スープとの絡みを考えた選択であろう。適度な歯応えとツルンとした喉越しが心地よい。
皮ごと調製してあるチャーシューは、肉の旨味と脂の甘みがともに楽しめ、トロトロと舌の上でとろける完成度の高い逸品だ。
さて『麺友 一誠』さんのラーメンには別の楽しみ方がある。食べ終わった後のスープにご飯(100円:なおランチタイムは無料)を入れて、
雑炊のようにして食べるのだ。行儀が悪いと思われるかもしれないが、店内にはこの食べ方を勧める張り紙もあるので、堂々と頂こう。ところでラーメンのスープって、どうしてこんなにご飯に合うんだろう…。
完食!
『麺友 一誠』さんは駅から遠いことや、メディアへの露出がまだ少ないこともあって行列が形成されるには至っていない。しかしグレードの高い美味しさを提供しているのは事実。“行列が出来る店”になってしまう前の今が、ゆっくり味わえるチャンスかも!?
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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おなかすいてきました☆
只今さんは何でこのお店を見つけたんですか?
わたしも機会があれば行ってみます!
行列ができないうちに行かないと☆
Webや書物が主な情報源です。同店はWebで見つけました。機会があれば訪れてみてください。
(^^)
同感ですっ!
旨味がつまった最高のおかずですよね。
カロリーや塩分を気にして全部いただかなくなってきている最近の風潮がさみしくてたまりません。
同志がいてくれて嬉しいです(笑)。ラーメン屋さんが自らこの食べ方を勧めてくれれば、もっと胸を張ってやりやすいのですが…。