2008年02月09日

まだ終わらない…序ノ口力士集団暴行致死事件

相撲界のみならず、一般社会をも震撼させた時津風部屋での弟子リンチ致死事件。自分も以前『2007/09/26 双葉山も嘆く、弟子リンチ致死事件』で取り上げた。先日、ようやく前時津風親方と兄弟子3人が逮捕されるに至り、財団法人日本相撲協会(以下、協会)も会見を開き、また文部科学省にも協会幹部が謝罪に訪れ、事件は一区切りついたかのように思えたのだが…。

力士暴行死:遺族、示談を拒否 協会に損害賠償求め提訴も
毎日新聞

遺族側は前親方側からの2度にわたる示談の申し出を断り、前親方ら4人と協会を相手取り、損害賠償訴訟を起こすことも検討しているそうだ。この事件、なにしろ当初は被害者が病死扱いにされて危うく闇に葬られそうになったのだ。遺族側としては我が子の死を無駄にしないためにも、加害者たち及び協会側に対し真相の徹底究明を求めるスタンスを貫こうとするのは当然といえる。

それにしても疑問を感じるのは協会側の姿勢である。北の湖理事長以下、協会幹部が記者会見の席上で頭を下げることも無く、早々に会見を切り上げたことにも驚いたが、事件に関わったとされる3人の兄弟子達を未だに番付上に残している――つまり処分保留にしていることにも驚く。これでは協会が「前親方一人に全責任を被せて事態を終息させようとしている、いや『終わったこと』にしようとしている」と取られても仕方が無いのではないか。

こうした対応を見ていると、今回の事件で相撲界の暗部に世間の注目が集まったことに関して、協会側が

「風通しがよくて結構!」
(byマシュマー・セロ:機動戦士ガンダムZZ より)

080209_01.jpg
機動戦士ガンダム ZZ Part-1 ― メモリアルボックス版

などとは微塵も思っていないことが分かる。そうした隠蔽体質及び事なかれ主義が、今回の事件の一因となった事実に協会は気づくべきであろう。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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ラベル:相撲 時津風部屋
posted by 只今(橘カヲル) at 04:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 雑感:スポーツ | 更新情報をチェックする
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