2007年12月17日

このままでは日本もアメリカ並みの銃社会の仲間入り?

先週、長崎県佐世保市のスポーツクラブで起きた銃乱射事件は記憶に新しい。そして自殺した容疑者は散弾銃3丁と空気銃1丁を所持していたという事実に自分は驚いた。

大抵の日本人は「自分が銃で撃たれる…」などという可能性を露ほども考えずに生活している現状を考えれば、銃を所持するには相当厳しい試験か検査をパスしなければならないはずなのに…と自分は考えていたからだ。

警視庁のHPによれば、猟銃の所持許可手続きは以下の通り。

1 猟銃等講習会の受講
2 射撃教習資格認定の申請
3 射撃教習
4 所持許可の申請
5 猟銃の確認


また許可を受けることができない場合(欠格事項)として挙げられているのが以下の4点

(1)一定の年齢に達していない者(猟銃は20歳、空気銃は18歳)。ただし日本体育協会等から推薦を受けた場合(猟銃は18歳、空気銃は14歳)。
(2)精神病者、アルコール、麻薬、大麻、あへん若しくは覚せい剤の中毒者又は心神耗弱者。
(3)住居の定まらない者。
(4)公共の安全を害するおそれがあると認められる者等。


※参考:警視庁HP「猟銃・空気銃の所持許可手続き」
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetuzuki/gun/gun.htm

これだけ見ると結構複雑な手続きが必要だし、所持するためのハードルも高そうだ。

所持許可の銃砲全国で39万丁 日本はすでに銃社会?
J-CASTニュース

しかし上の記事によれば「犯罪歴や麻薬中毒でもないかぎり、きちんとした免許対策を行えば大抵の人は散弾銃の合法的所持が出来る」という。なんでも散弾銃の新規申請を不許可にしたのは2001年からの5年間で57人だけなのだとか。

一方で所持許可が与えられている散弾銃の数は2005年末で約27万丁に達する。値段も中古なら数万円程度、弾丸は1発35円~40円というから、実は非常に“身近”な存在といえるのだ。このままではそのうち、日本もアメリカ並みの銃社会になって

「いいか坊主。撃たれる前に撃て。相手が涙を流しても必要な時は心を鬼にして容赦なく撃て。宇宙で生き残るにはこれが絶対の条件なんだ。」
(by大盗賊アンタレス:銀河鉄道999 より)

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完全版 銀河鉄道999 PERFECT BOOK

といったような覚悟が必要になるかもしれない…。

今回の事件を受けて福田康夫首相は「ああいう形でああいう犯行を行ったことはあってはならない。(散弾銃の)使用基準とか、管理方法などをよく検討をしないといけない」と表明し、また町村信孝官房長官は記者会見で「銃器規制は日本は世界一厳しい国だといわれているが、今後さらに厳格にコントロールできる余地があるか検討したい」と述べ、銃規制強化を検討する考えを示したそうだが、結構なことだと思う。銃とは、引き金を引く程度の力で簡単に人が殺せてしまう道具なのだから。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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ラベル:散弾銃 銃規制
posted by 只今(橘カヲル) at 23:21| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 雑感:社会 | 更新情報をチェックする
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