2007年11月27日

避けよう、一発屋人生

「人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには同等の代価が必要になる」
(byアルフォンス=エルリック:鋼の錬金術師 より)

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VINYL COLLECTIBLE DOLLS 鋼の錬金術師 アルフォンス・エルリック VCD-80

というのは、錬金術における等価交換の原則。では「化学反応の前と後で、物質の質量の総和は変わらない」というのは…そう、中学校の理科の時間に習った(はずの)質量保存の法則である。ちょっと聞くと難しい理論のようだが「氷が融けて水になっても、体積は変わるが質量(大雑把に言えば重さ)は変わらない」ということである。「そのぐらいは常識だろう」などと思っていたら…

質量保存の理解不十分=小5と中2、正答は半数強-理科の特定課題調査・文科省
共同通信

文部科学省から公表された、小中学生を対象に実施した理科の実験・観察に関する「特定課題調査」によれば、上述した質量保存の法則に対する正答率は50%を切ってしまったそうだ。そのほか実験方法を考えたり、結果を予想する能力も低いことが判明したとのこと。

こうした結果から国立教育政策研究所は「自然現象などを読み取る力はあるが、問題を解決するための観察や実験の方法を考えることが十分ではない。観察や実験を通じて考察したりする機会を増やす必要がある」との結論を出しているが…。

まぁある意味仕方が無い結果かなとも思う。多感な小中学生のうちに、それまで全くの無名だった芸能人が些細なキッカケで爆発的な売れっ子になる様子を見てしまったりすると「世に評価されるのは結果であり、過程は問題ではないのだ」と考え「問題を解決するための観察や実験の方法を考える」などという、結果を導くための過程に興味・関心・価値を見出すことが難しくなるのは無理もないことかもしれない。

しかし、そう結論付けるのは少し待って欲しい。有名になった芸能人が所謂“一発屋”で終わった例は枚挙に暇が無いが、それはなぜなのかということを。有名になって仕事が沢山来るようになった背景には理由・根拠があるはず。本来ならその理由を冷静且つ緻密に分析しなければならないのだが、しかし“一発屋”の芸能人は、往々にして人気が出た時点で有頂天になってしまい「己はなぜ有名になったのか」という過程に対する分析をしない、若しくは出来ないため、短命に終わるのだ。

若人よ、もっと過程に目を向けよう。人生一発屋なんて、悲しいゾ


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posted by 只今(橘カヲル) at 23:51| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:社会 | 更新情報をチェックする
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