2007年11月17日

韓国旅行追想記(4)「どこがスモールだッ!?」

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東大門(トンデムン)

東大門近くの市場でチヂミ(韓国風お好み焼き)を食べたあと、自分を含む三名は

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地下鉄を利用し、ホテルに近い明洞(ミョンドン)付近まで戻ってきた。

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明洞では丁度韓国産リンゴのアピールイベントを行っていて、ミュージシャンが歌を歌っていたり、

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愛らしいマスコットが道行く人に握手したりしていた。

そうして散策をしているうちに宿泊しているホテルも近づいてきたが「このままチヂミだけ食べてホテルに撤収するのもなぁ」という至極もっともな意見が出たので、何か韓国らしいものを食べようとホテル周辺で店を探すことに。

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発見したのが、こちらの蔘鷄湯(サムゲタン)専門店。サムゲタンは韓国を代表するスタミナ料理で、日本における鰻丼や鰻重のようなポジションにあると考えてよい。

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店内の様子

食事時を過ぎていたので、店内にはあまり人影は無かった。とりあえず席に着いた我々は、これまた片言の日本語を操る店員のオバチャンを相手にそれぞれサムゲタンを注文をした。その後、メニューを見ていると、鶏の唐揚げを発見。鶏料理専門店で饗される鶏の唐揚げに興味をそそられたものの、午前中に食べたチヂミが未だ胃袋に滞留していた我々は、どのぐらいの分量なのか、先ほどのオバチャンに確認した。

オバチャンの返事は「スモール、スモール。ダイジョブ」。その返答から子供の握り拳程度の大きさの唐揚げが5~6個と判断した我々は、サムゲタンに加えそれを一皿オーダーした。三人で取り分ければそれほど負担にもならないだろうとの判断である。

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こちらが、自分が注文したサムゲタン。写真で肉が黒く写っていることに驚いた人がいるかも知れないが、これは自分が注文したサムゲタンは滋養強壮によいと言われる烏骨鶏(うこっけい)の肉を使ったもののため。値段は15,000ウォンだから、現在のレートで日本円に直すと1,800円ほど。韓国では高価な料理の部類に入ると思う。

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自分はサムゲタンも烏骨鶏も初体験だったのだが、とても良い味だった。サムゲタンとは丸のままの鶏肉の腹に、もち米などの具を詰め込んで煮込む料理。スプーンだけで解(ほぐ)れるほど柔らかく煮込まれているのに、チャンと鶏の味がする。それほど強い味付けはされておらず、卓上にある(おそらくは)ミネラル塩を用いて最終的な味の調製をするのだが、この塩が鶏の味を二倍にも三倍にも膨らませるのだ。

あえて難点を挙げれば、鶏肉一羽分+もち米+スープ+アルファという構成のため、想像以上に腹に溜まることか。女性なら二人で分け合うぐらいで丁度いいかも知れない。

我々も思った以上に腹に溜まるサムゲタンを食しつつ「唐揚げを一皿だけにしたのは正解だったねー」などと、今にして思えば極めて脳天気な会話をしていると、唐揚げがやってきた。しかも、

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丸々鶏一羽分(爆笑)

「どこがスモールだッ!?」と三人とも全力でツッコミを入れたが、これも今にして思えば、サムゲタンにするのはスモールサイズな鶏だったので唐揚げにしたのかもしれない。その大きさに狼狽していると、オバチャンは韓国流にハサミを用いて小分けにしてくれた。

唐揚げそのものは良い味だった。これを食べた後で某フランチャイズチェーンのフライドチキンを食べると、いかに肉はバサバサで皮や衣の部分だけが過剰に油を含んでベタベタしているかが分かるというものだ。しかし如何せん量の多さに苦戦し、やっとの思いで食べ切り、ホテルに戻ったのだった。


ホテルに戻った自分は「夕食は料理屋に移動して、社員揃っての食事会が予定されているんだよな、まいったなぁ」と、パンパンに膨れた腹を擦りながら部屋のベッドに寝そべり、ぼやいた。しかしその心配は杞憂に終わった。なぜなら

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注:事情により写真を加工しています

そこで出された『韓国の宮廷料理』は、傍目にもそれが分かる外国人観光客向けのお仕着せ料理だったから(涙)。おかげで全く箸が進まず「どんな国でも、ツアーの団体客を相手にするような店はこんなものなのかなぁ…」と意気消沈しながらホテルに帰り、床についたのだった。


TO BE CONTINUED…


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posted by 只今(橘カヲル) at 23:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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