2007年11月01日

ファミコン“引退”と沙羅双樹の花の色

かつて、

「ワシの時代は終わったぁ」
(by機関車仮面:秘密戦隊ゴレンジャー より)

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秘密戦隊ゴレンジャー大全―仮面怪人大百科

との名言を残し、この世を去っていった者がいる。もしかすると“彼”も、そんな心境なのかもしれない。

ファミコンが引退 任天堂、修理受け付け終える
産経新聞

昨日、任天堂による家庭用テレビゲーム機『ファミリーコンピュータ(ファミコン)』と『スーパーファミコン』の修理受け付けが終了した。初代ファミコン世代である自分は少々寂しい気もするが、なにしろ修理申し込みが殆ど無く、またファミコン時代のゲームは同じく任天堂が販売する最新ゲーム機Wiiによるダウンロードで楽しめるという事実を考えれば仕方が無いとも思うし、勇退といってもいいのかもしれない。

それに、一つの時代が終わるからこそ、新しい時代が始まるのだとも思う。「平家にあらずんば人にあらず」とまで栄誉栄華を誇った平家一門も「沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす」という平家物語の一節そのままに没落していった。そう、どんなに美しい花もいつかは枯れる。しかし枯れなければ実をつけることも新しい芽が生えることもないのだ。

ファミコンで培われたノウハウは、間違いなく次世代ゲーム機に生かされている。そして現役のゲーム機たちも、いつかそのDNAを更なる世代のゲーム機に譲り渡す日が来るのだろう。そうして時代は日々、進歩・発展を遂げている。

それは我々人間も同じ今は花が枯れるような状況であっても、それは新しい花が咲くための準備期間に違いないのだ。人によって早い・遅いの違いはあるかもしれないが、どんな人でも必ず大輪の花が咲く日が来るはずだ。


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posted by 只今(橘カヲル) at 23:42| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑感:サブカルチャー | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
引退って言葉は、それが何であれ寂しい響きがしますね。「もったいない」と感じさせると言うか…。
ファミコンはやったことがない私ですが、なんだか寂しいです。ロンドンバスが引退した時は、寂しさに悲しさも混じっていたけど。
Posted by valvane at 2007年11月02日 06:44
>valvaneさん
>ロンドンバスが引退
バリアフリーの問題などがあったと聞いています。自分の中でも、ビッグベンやタワーブリッジなどと共にロンドン名物だったので、その報を聞いたときは寂しい想いをしたのを覚えています。
Posted by 只今 at 2007年11月03日 06:18
なるほど・・・Wiiのバーチャコンソールが原因ともいえるわけだ・・
発売した時代が大分ずれてるのにFCとSFCがいっぺんに受付終了ってのも変だなあと思ったんですよ。でもWii発売前はそれでも修理依頼とか来てたのかな?
Posted by 記号士 at 2007年11月03日 09:01
>記号士さん
>なるほど・・・Wiiのバーチャコンソールが原因ともいえるわけだ・・
時代の進歩が、製品寿命を縮めてしまったというのは皮肉なことだと自分も思います。
Posted by 只今 at 2007年11月03日 20:55
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