2007年10月13日

絶妙という言葉の意味が学べる、分倍河原『ふくみみ』さんの特製中華そば

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分倍河原駅前にある新田義貞公の像

駅の写真を取るのを失念したので、代わりに冒頭には駅前のバスロータリーにいらっしゃる新田義貞(にった よしさだ)公にお出ましいただいた。京王線とJR南武線が乗り入れるここ分倍河原は、競馬場で有名な府中の隣にあり、かつて鎌倉幕府打倒のために挙兵した義貞公が、幕府軍と戦った古戦場があることで知られる。

また人気ドラマ『古畑任三郎』シリーズの主人公、田村正和氏演じる古畑任三郎警部補が分倍河原在住(世田谷から転居)という設定になっており、同駅に関してはこちらでご存知の方もいらっしゃるかも知れない。

古畑任三郎
はてなダイアリー

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さて、改札を出て右手の陸橋を越えると義貞公のいらっしゃるバスロータリーがあるが、今回ご紹介するお店はそれとは反対方向なのでご注意いただきたい。改札を出て左手にある商店街方面へ向かい、北上すること10分弱。旧甲州街道(東京都道229号府中調布線)及び甲州街道(国道20号線)という二本の大通りを越えた先の住宅街の一角にあるのが『ふくみみ』さん(詳しい場所は上部リンク先を参照)。

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お店の外壁に張ってある営業時間の案内

立地条件がよいとは言えず、また写真のとおり営業時間が非常に短いというハンディがありながら、連日盛況の人気ラーメン店である。

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特製中華そば(750円:税込)

『ふくみみ』さんのメニュー構成はシンプルで、店内に掲げられているラーメンのメニューは基本の中華そば(550円:税込)と、三枚の大判チャーシューと煮玉子が入った他店ならチャーシュー麺に相当すると思われる特製中華そばのみ。今回注文したのは特製中華そば。

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まず目に留まるのは、色気さえ感じられる艶やかで半透明な麺である。店内では特にアナウンスがされていないが自家製麺。食した印象も期待に違わず、口当たりといい噛み応えといい、硬すぎず柔らかすぎず、さりとてコシはあって自己主張はシッカリと行うという実に絶妙な加減なのである。

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また柔らかく煮込まれてはいるけれど箸でつまんでもボロボロ崩れることはない絶妙な出来栄えのチャーシューと、

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スープの味を壊さないよう配慮されたと思われる絶妙な味加減・煮加減の半熟玉子もレベルが高い。

さらに特筆すべきはスープで、結構油が浮いているにもかかわらず後口が非常に軽く、また醤油ベースなのに醤油のキツさを感じさせないし、動物系・魚介系双方の味がするにも関わらず喧嘩せずに纏まっているという非常に絶妙な味のバランスをキープしているのである。

日本国民が全てラーメン評論家と化している感がある現状、一般的には、印象に残りやすいためトンコツならトンコツだけ、煮干しなら煮干しだけの味がダイレクトに伝わってくる個性が強く出た一本調子の味が支持される傾向にある。そんな中にあってアッサリ系で且つ味のバランスで勝負をかけ、なおかつ立地条件や営業時間のハンディを乗り越えて顧客を集める『ふくみみ』さんの実力は推して知るべし、である。

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辛味ご飯(250円:税込)

なお『ふくみみ』さんのラーメンは丼が小ぶりの所為か量が若干軽めなので、シッカリ食べたい向きは大盛りを注文するか、自分のようにご飯モノのサイドメニューを注文するといいだろう。写真はピリ辛に味付けされた豚挽肉をご飯にかけ、生卵の黄身と絡めて食べる辛味ご飯。自分的には「黄身を絡めることもあるから、もう少し辛味を強めにした方が“辛味ご飯”の名に負けないかな…」とも感じるが、味そのものは良くサイドメニューとしてオススメできる。

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完食!

炎天下の夏場などは来訪するのに苦労するが、今のような季節は立地条件に恵まれないお店を攻略するには良い。皆様も訪れてみてはいかが?


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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posted by 只今(橘カヲル) at 22:32| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 食:ラーメン | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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Posted by 団長 at 2007年10月14日 01:41
>団長さん
『人気ブログ』とのお褒めの言葉、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
m(_ _)m
Posted by 只今 at 2007年10月14日 03:12
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