罵声の嵐!大毅弱かった…王者・内藤に0-3大差負け
(サンケイスポーツ)
昨日行われた、WBC世界フライ級タイトルマッチ。何かと話題を振りまくことで有名な『亀田3兄弟』の二男で挑戦者の大毅選手が「この試合で負けたら、切腹する」と意気込んで現チャンピオンの内藤大助選手に挑んだものの、0-3の大差で判定負けを喫してしまった。
しかもその試合内容は、目を覆わんばかりの反則行為の嵐。ヘッドバット(頭突き)、サミング(目突き)、チョークスリーパー(首締め)、そして…(下の動画参照)
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トドメがプロレスまがいのサルト(反り投げ)である。
自分もこの歳になるまでボクシングの試合はTV中継で何度も見た。頭を低くしすぎての頭突きや、パンチの際、たまたま親指が目に入ってしまった目突き、またクリンチ(抱きつき)をした時に首を絞める形になったり、体勢が崩れて倒れ込んでしまったという展開も見たことがある。
しかし、ここまでハッキリとした形での反則行為を、しかも連発するなど見たことも聞いたこともない。しかもこの試合は、チャンピオンベルトがかかった世界戦なのである。
これだけでもトンデモナイのだが、更にトンデモナイ出来事がこの試合中に繰り広げられていた。これも下の動画をご覧いただきたい。インターバル中の、亀田サイドのセコンドの会話である。
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聞き取り辛いかもしれないので、音声と字幕のみのバージョンも掲載しておく。
※動画は著作権侵害その他の理由により既に削除されている場合があります。
「肘でもいいから目ぇ入れろ」などと、セコンドが反則行為をけしかけていると解釈されても仕方が無いセリフを選手に言ってどーするの!
これに関して亀田選手サイドからは
亀田興毅、「あれは亀田家のボクシング用語」と疑惑弁解
(サンケイスポーツ)
亀田父、反則に理解求める「反則行為は故意ではない」
(サンケイスポーツ)
というコメントを発表し、消化に必死だが、火の廻りの方が遥かに速いという状態だ。
こんな状態なのだから、当然のようにこんな動きも出る。
亀田大毅らの処分を検討 JBC、ライセンス停止も
(サンケイスポーツ)
日本ボクシングコミッション(JBC)が、倫理委員会を開催して処分を検討することを決めたそうだ。ライセンス停止などの重い処分を科す可能性が示唆されている。
なにより昨日の試合は、観客からの罵声が鳴り止まなかった。それも当然で、観客はボクシングを見に来たのだ。それなのにあんな試合を見せられたのでは
「リングの上では おのれの頭脳とふたつの拳(フィスト)!! それしかボクサーはもってないんだ それがボクシングだ」
(by高嶺菊:リングにかけろ より)
リングにかけろ1 (Round1) (ジャンプ・コミックスデラックス)
という怒りがこみ上げるのも当然だ。
亀田選手サイドも、下手な弁明などせず、まずはこれまでの数々の蛮行を謝罪し、真摯にボクシングに打ち込んでいく姿勢をアピールするほうが先だと思うのだが…。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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