2007年10月07日

人の弱みに付け込むチェーンメールが横行

最近、「ショッピングセンターで幼児をトイレに連れ込み、いたずらする事件が相次いでいる。なるべくたくさんの人に回してほしい」といったような内容のチェーンメールが全国各地で出回っているそうだ。主な事例だけでも、以下のとおり。

不安送信デマメール 母親の間で出回る 仙台圏
河北新報

「幼児にいたずら」チェーンメール出回る 県警、事実確認なし
琉球新報

チェーンメール:「幼児にいたずら」、転送やめて 県警、「事実無根」/岩手
毎日新聞

「幼児いたずら多発」のチェーンメール出回る
佐賀新聞

「幼児へいたずら多発」 うその携帯メール岡山で相次ぐ
山陽新聞

大型店名指し「幼児いたずら多発」東海各地で虚偽メール相次ぐ
中日新聞

地方によって舞台となった(とされる)ショッピングセンターは異なっているのだが、それがリアリティを増す結果になっている模様である。

佐賀新聞さんのサイトにあった実際に送られているメール内容の一部が写し出された写真を見たが、かなり痛々しい事が書かれている。またマイミク(mixiで直接の友人・知人を指す言葉)の方の一人が本件に関する日記をmixi内で書いていらっしゃったのだが、それによれば

「被害の内容から親御さんは表沙汰にしないでほしいと言っており、そのためマスコミなどでは一切報道されていないのだが、友達の友達の子どもが通っている幼稚園の子の身の上に起きたことなので、本当です。被害が広がらないためにこれを1人でも多くの人に教えてあげて」

といったような尤もらしい煽り文句がついており、幼い子を持つ親御さんは不安に駆られてメールを廻してしまうようだ。またチェーンメールだとの指摘をしても

「そうだとしても、問題意識を持つのは大切。その事件は嘘でも、同じようなことがないとは限らないのだから」

といったような反論をする人もいるそうで、こうした“善意”も、このメールを流行らせている一因のようだ。

チェーンメールとは主に不特定多数の人々の間を増殖しながら転送されていくことを目的とした電子メールのことである。いちいち手書きしなければならなかった不幸の手紙とは違い簡単にばら撒けることから、しばしばネット上を席巻する。

内容は怪しげな儲け話へのお誘い若しくはデマと考えて差し支えないが、今回の騒動のように実在するショッピングセンターの名が書かれていたり、あるいは大企業や有名人・人気テレビ番組の名が無断借用されていたりすることもあって、信用してしまうケースも多いようだ。

100%見分ける方法は存在しないと言っていいが、チェーンメールは大抵の場合「一人でも多くの人に転送してください」といったように不特定多数への転送をそそのかす一文が含まれているので、そこがポイントとなる。対処法は、自分が受け取った場合は転送しないことである。詳しくは以下も参考にて欲しい。

チェーンメール
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

しかし今回のように、幼い子を持つ親の弱みにつけこんで転送を煽るようなメールがくるなど、振り込め詐欺同様チェーンメールも手口は巧妙化している。また今回のような内容のメールであれば「もし自分がメールを止めたことで実際に被害が出たらどうしよう…」といった人の心の弱さ・不安感にもつけこめる。いったいどんな人間が首謀者なのかは分からないが、本件に関する自分の今の心境は以下の通りである。

「愛を忘れ、人の心の弱さにつけこむ悪党ども、おまんら、絶対に許さんぜよ」
(by二代目麻宮サキ:スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説 より)

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posted by 只今(橘カヲル) at 22:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:地域 | 更新情報をチェックする
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