ガッツリ系の食事は胃に辛いが「お茶漬けならいけるだろう」と思い、向かったのは……。
創作お茶漬け専門店 だよね。 六本木店 (居酒屋 / 六本木駅、乃木坂駅、六本木一丁目駅)
地下鉄六本木駅から徒歩5~6分。東京ミッドタウン近くの路地裏に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『創作お茶漬け専門店 だよね。』さん。「お酒を飲んだあとのシメに食べるもの」という印象が強いお茶漬けをメインに据えた、お茶漬けの専門店である。
路地裏の雑居ビルの一階ということもあってか、数々のメディアで取り上げられた実績を持つ有名店にしては控えめな外観から店内に入ると、
店内の様子
外観に違わぬカウンター席のみの小規模な店内が目に飛び込んでくる。黒を基調とした木目調で統一された店内は「大人の街」六本木にふさわしい落ち着きがある。
鮭とイクラの海鮮茶漬け(980円:税込み)
今回の注文は、同店の看板メニューのひとつ、鮭とイクラの海鮮茶漬け。
最初からお茶漬け状態ではなく、出汁は別添えで饗される。
出汁だけを味わうため、小ぶりの湯のみ茶碗が添えられているので、ありがたく出汁を注いで飲んでみる。
アゴ(トビウオ)・ウルメイワシ・昆布・かつお節といった食材から取られたという出汁は、薄味ではあるが魚介系の美味しさを感じる、滋味に満ちた美味しさ。
一方でメインであるご飯の方は、石焼の器で提供されるのがユニーク。最後まで熱々で食べられるように、との配慮なのだそうな。
この状態だと「銀シャケの炙り焼きとイクラの親子丼」なので、正直、このまま食べても十分過ぎるほど美味しいのだが……。
別添えの茶碗に適量を取り分け、出汁をかけて食べると、美味しさが倍増するのだ!
魚介系の出汁が、同じ魚介類である銀シャケの炙り焼きやイクラとの相性が抜群なのは当然なのだが、“伏兵”として味のアクセントになっているのは、石焼の器によって作り出されたお焦げ。熱々のお焦げに熱々の出汁がかかって香ばしさと美味しさが引き出されるのだ。
皆様もお試しあれ。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
←管理人の励みになります。よろしければクリックをお願いしますm(_ _)m