2017年10月29日

新宿『カレーハウス11イマサ』さんで創意工夫を続ける姿勢に感嘆するの事

私は常々、「立ち食いそば屋のそばは、本格的な蕎麦屋の蕎麦とは違うタイプの美味しさがある」と主張しているが、同じように「カレースタンドのカレーは、本格的なカレー店とは違うタイプの美味しさがある」とも考えている。

今回ご紹介するのは、「違うタイプの美味しさがある」老舗のカレースタンド。

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カレーハウス11イマサカレーライス / 新宿駅新宿西口駅新宿三丁目駅

JR新宿駅西口から徒歩1~2分。新宿駅西口の地下商店街、京王モールの一画に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『カレーハウス11イマサ』さん。店名は「カレーハウスイレブンイマサ」と読む。都内屈指の飲食店激戦区である新宿において、1964(昭和38)年(なんと前回の東京オリンピックが開催された年だ)から今日に至るまで多くの人に愛される老舗カレースタンドである。物の本によれば、1日の利用客は1000人を超える(!)のだとか。

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店内の様子

入店したのは午前10:30ごろ。微妙な時間および台風接近中の日だっただけに、流石に客の入りは疎ら。テーブル席は無く、カウンター席のみ。店頭の券売機で食券を購入し、席に着く。

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メガカレー(800円:税込み)
※写真はラッシー(100円:税込み)を追加

今回の注文は、同店で最高価格――と言っても800円――のメガカレー。同店はトッピングの種類が豊富で目移りしてしまうので、私はいつもこれを注文している……というか、してしまう。カレースタンドだけに、注文から提供まで短時間なのも魅力。

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チキンカレー系のルゥに、コロッケ・チキンカツ・ハンバーグ・バターコーン・ポテトサラダ・ウィンナーがのった凄まじいボリュームのカレー。お断りしておくが、これで普通盛り。この強烈なビジュアルで800円という超絶的なコストパフォーマンスだッ!!(興奮)。

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卓上にあるルゥの紹介文

先程「チキンカレー系のルゥ」と書いたが、なんと同店では素材ごとに6種類ものカレールゥが用意されている。この細かい拘りが、栄枯盛衰激しい新宿の飲食店において、50年以上の永きに渡り、多くの人から支持される秘密だ。

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基本的に、同店のカレールゥは尖ったところのない、万人受けの食べやすさを追求したマイルドな美味しさ。ただ刺激が欲しい方向けとして、卓上にオリジナルのスパイスが入ったボトルを用意するなど抜かりはない。香の物も卓上に二種類用意されているなど、味の種類を豊富に用意することで、お客様を飽きさせず、再度来店してもらうことに注力している。決して立地の良さに奢らず創意工夫を続ける『カレーハウス11イマサ』さんに、皆様も訪れてみては?





◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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posted by 只今(橘カヲル) at 10:50| 東京 ☔| Comment(0) | 食:カレー | 更新情報をチェックする
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