2017年06月24日

錦糸町『台湾厨房 劉の店』さんの台湾鉄道弁当を「心が踊る食べ方」で頂くの事

錦糸町遠征シリーズその3。こちらは度々メディアに取り上げられているお店なので、来訪してみたかったのだ。

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劉の店台湾料理 / 錦糸町駅住吉駅

JR錦糸町駅から徒歩1分、同駅南口を出て右手にあるピア錦糸町商店街を進むと見えてくるレンガ作りのお店(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)、ここが今回ご紹介する『劉の店』さん。日本風にアレンジしていない、本場台湾の味がそのまま楽しめるお店として評判を集めている。

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店内の様子

城東地区屈指の繁華街である錦糸町の駅前とは思えないほど、店内はスローペースな雰囲気。その一方で厨房は活気づいている。そのギャップが面白い。

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台湾鉄道弁当(1029円:税込み)

今回の注文は、台湾鉄道弁当……えっ、弁当?

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確かに日本では滅多に見かけなくなったアルミ製の容器に入っているようだが……。

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これ、実は台湾駅弁のド定番「排骨(パイコー:豚のアバラ肉のこと)弁当(排骨便當)」を再現した料理なのだ! 台湾では日本統治時代に駅弁文化も持ち込まれ、そのまま現在も定着している。同店は、台湾駅弁の味が日本で楽しめる極めて貴重なお店なのである。

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気になる中身は二段重ね。上段は主役の排骨(豚のアバラ肉)に煮玉子。野菜は高菜にタクアンに絹サヤ。

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下段はキャベツや人参、干しエビなどの炒め物がライスの上に乗っている。

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お上品にそのまま食べようかとも思ったが、やはり「弁当」なのだからと上段の中身を下段にオン・ザ・ライス(笑)。
大きな排骨は出来たて熱々、カリッとした食感が嬉しく食べごたえ十分。煮玉子は最近の主流に反して硬めだがシッカリ味が着いていて旨し。そして野菜炒めの乗ったライスの美味しさは特筆もの! 干しエビなどから出た旨味のエキスがライスに染み込んでいるのだから当然か。

なにより心が踊るのは、弁当故に容器を手で持ってライスを掻き込めること! 和食以外で、食事の際に器を手に持つのは基本的にマナー違反とされるが、この料理は「弁当」なのだ。遠慮する必要などない。掻き込むからこそ実感できる美味しさというものもあるのだ……。

皆様もお試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 15:24| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:中華 | 更新情報をチェックする
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