秩父市街を散策しつつ、向かった先は……。

秩父ふるさと館
秩父鉄道秩父駅から徒歩5分のところにある、大正時代の問屋店舗兼母屋を改装した、地元の物産品や農作物などを販売する観光施設である『秩父ふるさと館』。

そばの杜 (そば(蕎麦) / 秩父駅、御花畑駅、西武秩父駅)
その2階に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『そばの杜』さん。
古くから蕎麦の栽培が盛んで、かつ荒川上流部という水資源に恵まれた秩父は蕎麦処として知られれ、蕎麦の名店も数多い。同店はそのうちの一件で、地元民にも観光客にも好評を得ている。

店内の様子
店内は靴を脱いで上がる方式。元が大正時代の旧家だからか空間の造りに余裕があり、寛げる。

ちちぶ御膳(1600円:税込み)
今回の注文は、秩父の名物が一度に楽しめる、ちちぶ御膳。

メインとなる蕎麦に、

野菜の天ぷら、

麦とろ御飯、

写真左から、みそポテト・おなめ(とキュウリ)・しゃくし菜の漬物
そして秩父の郷土料理、みそポテト・おなめ(とキュウリ)・しゃくし菜の漬物のセット。秩父では、農作業の合間など小腹がすいたときに食べる郷土料理を小昼飯(こぢゅうはん)と呼んでいるが、これらは小昼飯の代表例となる。
なおそれぞれの簡単な説明は以下の通り。
・みそポテト:蒸(ふか)してから揚げたジャガイモに甘味噌ダレを掛けたもの
・おなめ:刻み野菜などを入れた嘗味噌(なめみそ:それ自体を副菜として食べる味噌)
・しゃくし菜:正式名称は雪白体菜(せっぱくたいさい)。秩父地方で白菜の代わりに生産される葉物野菜

蕎麦は二八の手打ちで、腰が強くやや太め。ツユは風味の強い部類に入るのだが、これに負けない美味しい蕎麦だ。

もちろん天ぷらや、

みそポテトも揚げたてで美味しいし、

麦とろ御飯にも満足!
観光施設内というアクセスの良さも魅力。皆様も訪れてみては?
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
