(by.天野恩紗:ばくおん!! より)
注:正しくは「走る」「曲がる」「止まる」

S.H.Figuarts 天野恩紗(制服)&SEROW225W
ツーリング時にかぎらず、旅先などで売られていると、つい食べたくなるのがソフトクリーム。
寒さが厳しくなるこれからの季節は、ちょっと遠慮しがちになるかもしれないが、こんなソフトクリームなら話は別!?
温かいソフトクリーム誕生 最高60度、金沢の研究所開発
(北國新聞)
http://hokkoku.co.jp/subpage/HT20161029401.htm
食品の研究、製造販売を手掛ける日本海藻食品研究所(金沢市)が、温めても溶けないソフトクリーム「ホットクリーム」を完成させた。高温でも形を保ち、電子レンジで温め直すこともできるとのこと。
同研究所は、7年前におからを使った「溶けにくいソフトクリーム」を開発している。

日本海藻食品研究所Webサイトより
http://www.japan-sfl.com/soft.html
これを元に、冬場でもソフトクリームを楽しむ方法がないかと、6年前から試作を重ねてきたそうだ。
ところで「ホットクリームは、卵白と水あめ、凝固剤を独自の方法で混ぜることで、約60度まで溶けずに滑らかなクリーム状を維持する。メレンゲのような口当たりが特徴である」……と記事にはあるが、卵白を泡立てたものがメレンゲなのだから、卵白を材料にしたホットクリームがメレンゲのような口当たりなのは、ある意味当たり前だよなぁ(苦笑)。
という話はさておき、単品で口にするだけでなく、例えば焼きたてのパンケーキに盛り付けるといった応用も利きそうだし、溶けにくいということはボタボタと溶け垂れしにくいのだから手や衣服に汚れがつくのを防げるという効果もある。
物の本によれば、石川県金沢市のアイスクリーム・シャーベットへの支出は一世帯あたり年間9857円で、全国平均の7733円を上回り全国一(総務省の家計調査、平成23~25年平均)であるとのこと。茶道が盛んで菓子好きという金沢の土地柄が現れている調査結果だが、こんな珍品が生まれるのも金沢ならではなのかもしれない。
ともあれ新しい料理、ひいては新しい食文化の可能性が広がるのはいいことだと思う。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
