(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASJ9S4H5JJ9SULFA001.html
長野県軽井沢町にて自動運転車の普及をテーマとしたG7交通相会合が開催され、技術の研究・開発で協力するとした共同宣言がまとめられた。ただし、世界共通の走行ルール作成に向けた指針の作成は見送られた。
昨年の会合では共通ルール作成を視野に「国際標準化の推進」が共同宣言に盛り込まれており、今回の会合は、これをどこまで具体化できるかが焦点だったが、人の手を借りない「完全自動運転」を加速したい米国と、慎重な日欧との差は大きかった模様だ。
以前にNHKでも特集されていたが、グーグル社が自動車の自動運転技術に参戦を表明した。アメリカが自動運転車の普及に積極的なのは、その辺の事情もある。
個人的な感想を述べれば、
「私はナイト2000に内蔵されているコンピュータの声です、『ケイ、アイ、ティー、ティー』と呼んでください、『K.I.T.T(キット)』でも結構」
(by.K.I.T.T:ナイトライダー より)

青島文化教材社 ムービーメカシリーズ No.2 ナイトライダー ナイト2000 K.I.T.T. シーズンI 1/24スケール プラモデル
超高性能人工知能・キットを搭載しスーパーカー・ナイト2000レベルの代物は無理としても(笑)、遅かれ早かれ、自動運転車が実用化されるのは確実だと思う。なぜなら、ヒューマンエラーによる交通事故や、マナーの悪いドライバーによる迷惑運転を減らせるし、幼児や要介護者といった人たちだけでも自動車を利用できるようになるからだ。
しかし一方で課題もある。コストパフォーマンスの部分については早晩解決の方向に向かうだろうが、一番の問題は、自動運転車で事故が発生した場合の責任の所在だろう。車を販売した自動車メーカーなのか? 自動運転プログラムを組んだソフトウェアメーカーなのか? それとも自動運転車に乗車していた人……?
特に日本で自動運転車に慎重な意見が多いのは、責任の所在を曖昧にしたがる日本人の気質が影響している……と思うのは穿った見方?
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
