さぞ地元も歓迎ムード一色かと思いきや、政治の混乱や汚職、膨大な五輪費用などに抗議するデモが行われるなど、一筋縄ではいかない状態での開催となっている。
ブラジルの経済が好調を維持していた時であれば違っていたのだろうが……。
さて、気になるのは本大会における日本人選手の活躍だが、早くも朗報が届いている。
三宅宏実 腰痛に耐え銅!ロンドンに続き2大会連続メダル
(スポニチアネックス)
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/07/kiji/K20160807013114730.html
萩野 400個メ制す! 日本勢金メダル第1号 瀬戸は銅
(スポニチアネックス)
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/08/07/kiji/K20160807013114810.html
一方で今大会では、普段より日本人選手(チーム)の不調が伝えられるケースが多い気がしてならない。
日本、リオ五輪黒星発進…大量5失点で当日現地入りのナイジェリアに屈する
(SOCCER KING)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20160805/476441.html
日本、開幕戦で宿敵・韓国に逆転負け…相手エース止めきれず黒星発進/バレー
(サンケイスポーツ)
http://www.sanspo.com/rio2016/news/20160806/rio16080621580061-n1.html
高藤 準々決勝でまさかの一本負け…敗者復活戦へ
(スポニチアネックス)
http://www.sponichi.co.jp/olympic/news/2016/08/07/kiji/K20160807013113731.html
内村 まさかの鉄棒落下「過信していた部分も…」種目別決勝逃す
(スポニチアネックス)
http://www.sponichi.co.jp/olympic/news/2016/08/06/kiji/K20160806013112691.html
これについては、前述した現地における治安の不安定さもさることながら、相も変わらずアスリートをタレントとして扱って必要以上に追いかけ回すマスメディアの姿勢にも問題はあるだろう。競技内容についてならまだしも、恋愛絡みの話とか(特に女性アスリートに対して顕著)いま聞かなくてはならない話題じゃあないだろうに……。
それとも、俗に言う「オリンピックという魔物」に不覚を取ってしまったのだろうか。別の言い方をすれば「日本人はプレッシャーに弱い」という、例のアレだ。
でもコレって、民族差別なんじゃあ……と思って調べたら、なんと、日本人は欧米人と比べ、精神を安定させる神経伝達物質であるセロトニンが出にくいのだという。
セロトニン(Wikipedia)
セロトニントランスポーター遺伝子(Wikipedia)
つまり「日本人はプレッシャーに弱い」には医学的根拠があったのだ(今後の研究によっては覆るかもしれないが……)!
とはいえ、日本人である事実はいまさら変えられないので、今回オリンピックに出られる選手の皆様には、声を大にして申し上げたい。
「悪い魔物ばかりじゃないよ。ぼくみたいな いい魔物も いっぱい いるんだよう……たぶん。」
(by.ホイミン:ドラゴンクエストIV より)

世の中には、いい魔物もいるという事を……。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
