ポケモンGOに熱狂
(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/idJP2016072201001435
ポケモンGO、日本でも配信開始 マクドナルド全店舗で対応
(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/pokemon-go-japan-launch-idJPKCN10204U
海外で先行配信され、大ヒットしているスマートフォン(スマホ)向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の国内での配信が22日に始まった。既にプレイされている方も多いのではないか?
ポケモンGOはスマホのGPSによる位置情報取得機能を活用し、現実世界を舞台にしてポケットモンスター(ポケモン)を捕まえたり、交換したり、バトルしたりできるゲーム。
同ゲームのベースになっているのは、1996(平成8)年に発売されたゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』。ポケモンと呼ばれるさまざまな特徴を持った生き物が生息する世界で、主人公となるプレイヤーがポケモントレーナー界の頂点を目指し、ポケモンを仲間にし、ポケモンと共に旅をして、ポケモン同士を戦わせながら成長していくRPG形式のゲームだ。おおよそ20年もの永きに渡り親しまれているゲームで、世界中にファンがいる。親子2代でポケモンファンという人も多いことだろう。
同ゲームの注目点は、やはり現実世界をポケモン世界のフィールドマップに見立てたところだと思う。こうした仮想現実(バーチャルリアリティ)技術は日を追うごとに加速度的に進歩しており、
「かがくの ちからって すげー!」
(by.主人公が住んでいる町の太めの男性のモブキャラ:ポケットモンスター シリーズ より)

ニンテンドー2DS 『ポケットモンスター 赤』限定パック
と思わずには居られない。
これまでにも、位置情報を元にご当地キャラを集めて対戦させるといったゲームは結構あったが、なにしろポケモンシリーズは20年かけてファンを増やしてきた実績の積み重ねがある。それが大きく花開いたのだろう。
「引きこもりが外に出る」と麻生太郎財務相、ポケモンGOを語る
(産経新聞)
http://www.sankei.com/economy/news/160722/ecn1607220034-n1.html
中国人2人が市営住宅敷地に侵入、宮城 立ち入り禁止の熊本城にも トラブル相次ぐ
(産経新聞)
http://www.sankei.com/affairs/news/160722/afr1607220021-n1.html
おかげで「引きこもりが外に出るようになった」といった喜びの声がある一方、「ポケモンを捕まえるため」立ち入り禁止区域に進入する不届き者も出現するなど、既に多くの社会的反響が聞かれるようになっている。
私の感想を述べれば、ゲームの性質上、いわゆる「歩きスマホ」を推奨しているような形になっているので、例えば歩きながら使えないよう移動中は画面にロックがかかるといったような機能を実装して欲しいと思う。ゲームに熱中して駅のホームから転落した、といったような事故が起こらないようにして欲しいものだ。
感想をもう一つ。同ゲームの面白いところは、希少(レア)ポケモンを任意の場所に発生させる課金アイテムがあること。店舗や各種イベント、または演説会などの集客用ツールとして使えるだけでなく、例えば旅行会社が「レアポケモン、ゲットツアー」なんて企画を作るのも可能だろう。所謂ガチャに頼らないスマホゲームの新しい収入源が生まれたのは興味深い。他業種とのコラボで、今後様々なビジネスの可能性が広がることに期待したい。
さて、遅ればせながら私もプレイしてみようかな。多くの人の心を掴んでいるものには、必ず理由があるはず。それを体験しながら研究して見るのも楽しい……。

……orz
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
