2016年07月02日

『ガリガリ君』に見る企業の攻めの姿勢について

ガリガリ君 新フレーバー開発は若手社員の登竜門
(NEWSポストセブン)
http://www.news-postseven.com/archives/20160630_425760.html

赤城乳業の主力商品である氷菓『ガリガリ君』。ソーダ味に代表される定番フレーバーのほか、時折「よく経営陣からOKがでたなあ」と感心するフレーバーが出てきて驚くことがある。

冒頭の記事は赤城乳業社員へのインタビュー記事なのだが、その方いわく「新フレーバーの開発は、若手社員の登竜門。ぼくはどうしてもアイスの開発がしたくて、この会社に入ったので、社訓(“異端児であれ!”)に従って斬新な味を考え続けました。コーンポタージュ味は大好評でしたが、ナポリタン味は3億円の赤字でした」とのこと。

社訓然り、以前話題になった『ガリガリ君』の10円値上げを謝罪するCM然りで、同社は割りと前衛的な社風なのだろうなあ、という気がする。



まあ、このタイプの企業は商品開発能力が会社の生命線であり、迂闊にダメ出しをして斬新な発想やチャレンジ精神を妨げるのは衰退に繋がってしまうので、この企業姿勢は正しいといえるだろう。

企業規模が大きくなったり、企業ができてから時間が経ったり、または同社のように安定した売上を見込める主力商品があったりすると、下手に変化を求めて業績が悪化するよりは現状を維持するほうが得策との意識が働き、往々にして冒険をしたがらなくなるからだ。

とはいえ『ガリガリ君』ナポリタン味に関しては、さすが3億円の赤字を出しただけあって私の同僚(女性)も「食べきれなくて冷凍庫に放り込んだ」的な感想を述べていたから、

「不味いな…ゲテモノは美味と相場が決まってるもんだが…」
(by.ウボォーギン:HUNTER×HUNTER より)

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的な味だったのだろうなあ。いくらチャレンジャースピリットが大事でも流石に「販売許可だすなよ経営陣(苦笑)」と思わないでもない。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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posted by 只今(橘カヲル) at 13:01| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:経済 | 更新情報をチェックする
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