被災地の皆様が、一日も早く普段の生活を取り戻されることを願っております。
2016(平成28)年4月16日 ブログ『ただいまに生きる』管理人 只今 拝
熊本益城町で震度7=2人死亡、100人負傷-家屋倒壊多数、震度6強余震
(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041400904&g=soc
熊本で震度6強、M7.3=阪神大震災級、6人死亡-阿蘇など負傷者多数
(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041600032&g=soc
今月14日21時26分、熊本県熊本地方を震源とするM6.5、最大震度7の地震が発生。16日1時25分にはM7.3、震度6強の揺れを観測するなど、なお予断を許さない状況となっている。今回の地震で特筆すべきは、東日本大震災以降4度めとなる震度7を観測、しかも九州地方では気象庁が1949年に震度7の震度階級を設定して以降初めて観測されたという点でではないだろうか。
九州は昔から地震には比較的安全とされてきた。そのため東日本大震災の時は、東北から九州に避難してきた人も多かったと聞いている。被害が激しくなった一因には、九州の人たちが地震に不慣れだった事もあるのではないか。そういえば阪神大震災の際、被害が激しくなった原因のひとつに、神戸は地震が起きにくい土地とされており、住民が地震に不慣れだった点が指摘されていたのを思い出した。
無残に崩れた家、道路陥没=「震度7」爪痕深く-熊本地震被災地
(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041500523&g=soc
負傷者1000人超える=9人死亡の熊本地震-ライフライン復旧急ぐ
(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041500730&g=soc
一刻も早い被災者の救助・救援やライフラインの復旧が望まれるが、今回の地震で厄介なのは、被害発生後も震度5~6レベルの地震が何度も起こっていること。おかげで自衛隊などによる復旧作業がなかなか進まないのだという。
自衛隊派遣、2万人規模に=警察・消防も大幅増強-首相現地視察は中止・熊本地震
(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041600030&g=soc
そうした現地の事情を配慮し、安倍総理は予定していた現地視察を中止。被害状況の把握などに注力するとのこと。これだけ大きな余震が連発している現状では賢明な判断だと思う。正直、混乱していると容易に推察できるであろう現場に無理矢理押しかけても、
「大佐、どいてください、邪魔です」
(by.ララァ・スン:機動戦士ガンダム より)

密会 アムロとララァ (角川スニーカー文庫)
的な扱いを受けるのが当然だからだ。
それに大規模な余震が続く中に押しかけ、総理自身が被災されては洒落にもならない。現地入りするのは震災がある程度収束してからでよいはずだ。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
