(産経新聞)
http://www.sankei.com/premium/news/150307/prm1503070024-n1.html
記事によれば、男性の着座小便率、つまり洋式便器に座って小用を足す「座りション」が50%を突破したという。洋式便器が一般的となり、一般家庭に限らず航空機や電車、居酒屋など男女で同じ便器を小用に使う場合も多くなったが、男性が立って小用を足すと便器の外側や床などに飛沫が飛び散る場合も少なくなく、女性から不満が出るケースが増えたためだとか。

産経新聞より
そんな事情もあり、ある会社が男女共用便器を使うときのマナーとして男性に「立ちション禁止」を促すステッカーを作成したところ、好評を得たのだとか。うまいのは、禁止を示す標識タイプのほか、「モテる男は座りション!」「座りションは女子を救う」といったお願いベースのステッカーも作成したこと。
「おい ポルナレフ! なんかもよおして来たのおー いっちょ! 久しぶりに男の友情! ツレションでもするかあッ!」
(by.モハメド・アヴドゥル:ジョジョの奇妙な冒険第三部 より)

超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第三部 8.モハメド・アヴドゥル
身体の構造の違いから来る“男の特権”にも配慮したのが成功の要因といえるようだ。実際問題、記事によれば、男性に本音を尋ねると、「立ってしたい」「できれば立ってしたい」が39%、「どちらでもかまわない」が36.1%で、積極的な座りション派は24.9%にとどまったとのこと。
さて、こうした欲求があれば、それを満たす製品が出てくるのが世の常。立位でも着座でも、小便の「ハネ・タレ・モレ」による便器の外側や床、壁の汚れを抑えられるようなトイレがあるのだそうな。

立位の際の「ハネガード」機能は、便座を上げると自動で水位が下がり、泡を投入することで用を足したときのハネを抑制。

座位の場合は、小便を前方の便座に当ててしまった場合、便器に便座を重ねたときに生じる隙間から漏れるのを防ぎ、小便が便座に当たっても便器内に流れ落ちるように、便座裏の内側に巡らせた突起によって便座と便器の隙間に入り込むのを防ぐようにした。さらに、小便が隙間に入ってしまった場合も、便器側に巡らせた高さ3ミリの立ち上がり部分が便器外にたれるのを防ぐ機能もあるという。
トイレとは汚くなりやすい場所。それゆえ、よりトイレを快適な場所にするための工夫は、今後も重ねられていくことだろう。
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