ちなみに「フードコート」とは、複数の飲食店が軒を連ねる座席共用の飲食スペースのことで、最近の巨大複合施設にはお約束の場所となっている。

武蔵ハンバーグ (ハンバーグ / 武蔵小杉駅、向河原駅、新丸子駅)
さて『グランツリー武蔵小杉』の4階・フードコートにある『武蔵ハンバーグ』さんにやってきた(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)。熱した鉄板の上に乗ったハンバーグやステーキを供するお店で、フードコート内でも人気の一軒である。

フードコート内の様子
予想は的中し、まだ席の確保が容易な状況であった。同施設は、特に小さなお子さんのいる家族連れやママさん同士での来訪が多いので、席の専有時間が思いのほか長いのだ……。

さて注文を通すと、フードコートのお約束ともいえる呼び出し機を渡される。注文が出来上がると音と振動で知らせる仕組みだ。

肉塊ハンバーグ300g(1242円:税込み)
※写真はドリンクとサラダのセット(プラス216円)付き
待つこと暫し、今回の注文である肉塊ハンバーグのご到着! ハンバーグは200gと300gの2種あるが、今回は写真映えも考慮し、300gを選択。
なお鉄板の周りを囲っている白い紙は油ハネを防ぐためのもの。既視感(デジャヴ)があったので調べてみたら、同店はステーキチェーン店『ペッパーランチ』などを運営する株式会社ペッパーフードサービスの系列店である模様。

それはさておき、ハンバーグは熱した鉄板の上に乗っており、肉の焼ける良い香りと音がする。これが既に御馳走だ。
なお料理が出てきた時点では肉の内部に若干赤い部分が残っていることを、手渡し時にスタッフの方から告げられる。熱い鉄板で肉に火が通り続けることを考慮してのことだろう。

ぶっちゃけ肉質は固めなのだが、それが逆に「肉の塊を食べているんだ~!」という満足感に繋がっている。「肉塊ハンバーグ」とは、よくぞ名づけたものだ。鉄板で熱せられた表面はカリッと香ばしく、噛みしめる程に肉そのものの味が口の中に広がり、その美味しさを堪能できる。
問題点は、繰り返しになるが席の確保ができるかどうか。だが、その労苦に見合うと思う。皆様もお試しあれ。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
