
いわもとQ 歌舞伎町店 (そば(蕎麦) / 新宿三丁目駅、西武新宿駅、新宿西口駅)
やって来たのは西武新宿線・西武新宿駅から徒歩数分、メフィスト病院……じゃなかった(汗)、新宿区役所の裏手にある(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『いわもとQ 歌舞伎町店』さん。住所が歌舞伎町なので便宜上西武新宿駅を最寄り駅としたが、JR新宿駅や地下鉄の新宿三丁目駅からも十分に徒歩圏内である。

店内の様子
歌舞伎町は「夜の街」のイメージが強いかもしれないが、昼の人口も相当なもの(区役所あるぐらいだしね)。さらに大晦日ということもあり、店内は盛況だった。

店内の掲示
もちろん盛況の理由はそれだけではない。同店はツユも蕎麦も自社製とするなど、最近増えてきた「味に拘るタイプの路麺店」なのだ。

また場所柄、日本語の不得手な客が少なくないのか、かけ・もり・ひやの違いが写真つきで説明されていた。
かけ=Hot
もり=Cold(Without soup)
ひや=Cold(Within soup)
もりとひやの違いは、英語表記にするとわかりやすいと再発見……。

天ぷらセット大盛り(590円:税込み)
それはさておき今回の注文は、蕎麦屋の花形メニューである天ぷら蕎麦。

嬉しいのは、路麺店にありがちな「茹で麺の温め直し」ではなく「生麺の茹でたて」の蕎麦であり、

刮目すべきは「作りおき」ではなく「揚げたて」の天ぷらであること! また蕎麦ツユと天ツユが別々なのは、路麺店では相当に珍しいと思う。


同店運営会社のWebサイトによれば、同店の基本コンセプトは「鮮度は熟練に勝る」。素人が作ったけれど茹でたて・揚げたての蕎麦・天ぷらの方が、熟練の職人が作ったけれど時間が経ってしまったものより美味しいという考え方だ。異論はあるかもしれないが、確かに作りたての持つ美味しさは他に代えがたい。実際、茹でたてを冷水で締めた蕎麦は喉越し良く、サックリ衣で熱々の天ぷらはそれだけで御馳走だ。
茹でたて・揚げたての天ぷら蕎麦を普通の蕎麦屋で食べようと思ったら、相当な出費を覚悟しなければならないが、ここならリーズナブルに楽しめる。皆様もお試しあれ。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
