時事通信:実際はろう人形…英ウィリアム王子写真を誤配信
(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20141129k0000m040149000c.html
“ウィリアム王子”として配信された写真が、実は米ニューヨークのマダム・タッソーろう人形館にある、王子本人を模して作られた精巧な蝋人形の写真であることが判明し、謝罪と訂正をするという騒動があった。記事によれば、担当者が写真に「ろう人形」との説明文があったのを見落としたという。
英・ウィリアム王子の初来日めぐり、思わぬ誤配信
(フジテレビ)
http://www.fnn-news.com/fujitv/?URL=http%3A%2F%2Fwww.fnn-news.com%2Fnews%2Fheadlines%2Farticles%2FCONN00281693.html

※フジテレビの画像より
画像右が蝋人形、左が本物のウィリアム王子なのだが……確かに、これは判別できないなぁ(苦笑)。私が担当者でも但し書きがないと誤認してしまうだろう。いや、誤認の可能性が高いから但し書きがあるのか。
まぁ、さすがに実物を肉眼でみれば判別できるとは思うが、
「はっ!? こ…これは!! に………人形!!」
(by.ケンシロウ:北斗の拳 より)

Real Action Heroes 北斗の拳 ケンシロウ
身体能力だけでなく注意力・洞察力なども常人を遥かに超えているはずの北斗神拳伝承者でも、最愛の女性・ユリア本人と錯覚してしまうほど精巧な人形を作れる職人が存在したりもするのか……自信無くなってきたなぁ(汗)。
調べてみたら、マダム・タッソーろう人形館で展示される蝋人形の完成には、以下のように驚くほど多くの工程を経て完成するそうだ。
1.測定(シッティング)
2.像を作る
3.成型する
4.髪を植え付ける
5.着色
6.目と歯を作る
7.コスチューム
8.仕上げ
各々の工程の詳細は同館の公式サイトに書かれているのでご一読されたし。
等身大フィギュアの作り方
(マダム・タッソー東京 公式サイト)
http://www.madametussauds.com/Tokyo/PlanYourVisit/waxfiguremaking.aspx
それはさておき、資料についている但し書きの見落としは、情報の発信を生業とする報道関係者として恥ずかしいミス。再発防止に努めて欲しい。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
