2014年11月08日

新宿三丁目『ウスキュダル』さんでトルコ料理を体験するの事

世界3大料理といえば、中華料理、フランス料理、そして日本料理……ではなく、トルコ料理。それぐらいトルコ料理はポピュラーな料理のはずだが、これまで中々食する機会に恵まれなかった。しかし幸いにも、私の行動範囲内にトルコ料理のお店を発見したので、さっそく現場に向かった。

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ウスキュダル 南口店トルコ料理 / 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅

地下鉄新宿三丁目駅、もしくはJR新宿駅南口から徒歩数分、甲州街道沿いに建つ雑居ビルの2階で営業する(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『ウスキュダル』さん。

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ビル2階の入り口

店名はトルコ最大の都市イスタンブール市のウスキュダル区に由来する。1950年台に江利チエミさんが歌っていたトルコ民謡『ウスクダラ』(「ウスキュダルへ(行ったら)」の意)の舞台……なのだそうだが、私はこのたび初めて知った。



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照明が抑えられた店内は、トルコ絨毯やトルコ国旗が飾られ、異国ムード満点。意外にも(?)、私以外のお客さんは皆さん若い女性オンリーのグループだった。

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ランチタイムだったのでセットメニューを注文。最初に出てきたのは砕けた豆の入ったトマト味のスープ(スープの内容は日替わりの模様)。印象としては「あぁ、よく学校給食に出てきた味だなぁ」だった。つまりは日本人にも馴染み易い味ということだ。

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イスケンデルケバブセット(1500円:税込)

スープを平らげたころ、表面に胡麻が散りばめられたトルコのピタ(パンの一種)が出てきた。熱々のところをかぶりつきたかったが、我慢してメインディッシュを待つ。そして程なくして、メインディッシュのイスケンデルケバブが到着!

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トルコ名物の、回転させながら炙り焼きにした牛肉の削ぎ切り――なんて説明しなくても、日本でも屋台などでお馴染みになったので 「ドネルケバブ」で通じてしまうだろう。この料理は、トマトソースとヨーグルトで味付けしたドネルケバブである。

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屋台のドネルケバブもトマトやヨーグルトのソースで味付けされているケースが多いが、やはりドネルケバブにはトマトやヨーグルトの酸味がよく合う。肉の脂のしつこさを酸味がうまく消してくれるのだ。なお味付けは若干濃い目なので合間にピタパンを齧るようにすると、舌がリセットされて最後まで美味しく食べられる。

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食後には熱々の紅茶とデザートがついてくる。デザートは小麦粉の一種セモリナ粉(パスタの材料でお馴染み)で作ったヘルワというお菓子。仏壇に供える落雁のような食感と、上にかかったココナッツパウダーから来る仄かな甘みは口直しによい。

同店はハラルミート(イスラムの戒律に則って屠殺された肉)が使われているから(トルコはイスラム教国)なので、(もしいれば)ムスリムの友人とも尋ねられる。 皆様も『ウスキュダル』さんで、トルコ料理を体験されてみては?





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posted by 只今(橘カヲル) at 20:27| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:焼肉・各国料理 | 更新情報をチェックする
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