2014年11月02日

恵比寿『新東記』さんで“マーライオン”を味わうの事

私は時々「エスニック料理が食べたい!」という衝動に駆られるのだが、理由は定かではない。この日も、そんな衝動に駆られて、ある場所を目指した。

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エビス新東記東南アジア料理(その他) / 恵比寿駅代官山駅

JR恵比寿駅西口から徒歩3~4分、線路沿いの坂道を登って行くと到着するのが(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『新東記』さん。

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ビル2階の入り口

シンガポール政府観光局から「本場さながらのお店」として日本で第一号認定されたという、同国政府お墨付きのシンガポール料理店である。

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店内の様子

予備知識がなければ、今どきのオシャレなカフェと錯覚しそうな清潔感あふれる店内。しかしよく見ればシンガポールの国旗が飾ってあったりして、ここがシンガポール料理店であることを認識させてくれる。

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マーライオンセット(2139円:税込)

今回は少々奮発して、3品の人気料理が一度に味わえるという同店一押しのマーライオンセットを注文。

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まずは茹でた鶏肉と鶏ダシで炊いたご飯をセットにした海南鶏飯。東南アジア諸国では御馴染みの料理で、私の好物でもある。

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次はミニサイズのラクサ。平たく言えばココナッツカレーヌードル。東南アジアに移住した中華系移民が編み出した文化融合料理。

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そして同じくミニサイズの肉骨茶(バクテー)。“茶”と書かれているが茶葉を使用した料理ではなく、骨付き豚肉(スペアリブ)の漢方スープ煮込みのこと。

以上3品に、微かに甘さのついた菊花茶とマンゴープリンがつく。

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海南鶏飯は、弾力のある大山鶏の旨さと、仄かに生姜の香るライスの美味しさがベストマッチ。

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ラクサは、ダシの効いたスープにココナッツミルクの甘さとチリペーストの辛さが入り混じった複雑な美味しさ。

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肉骨茶は、柔らかく煮こまれたスペアリブの旨味もさることながら、10種類の漢方スパイスが使われているというスープの美味しさが特筆モノ。いかにも滋養強壮に良さそうな感じで、元々は港湾労働者の栄養源だった、という話にも納得だ。

多民族国家ゆえに様々な文化が入り混じった味が楽しめるのがシンガポール料理の魅力。皆様もお試しあれ。





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posted by 只今(橘カヲル) at 08:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:焼肉・各国料理 | 更新情報をチェックする
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