マララさんにノーベル平和賞=インド人権活動家も-子供の教育権擁護、抑圧防止評価
(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014101000776
今年のノーベル平和賞は、パキスタンのマララ・ユスフザイさん(17)とインドのカイラシュ・サティアルティさん(60)に授与された。マララさんは女子教育の権利、カイラシュさんは児童労働問題に絡む児童人権に対する活動を続けている点が評価された。
特にマララさんは若干17歳・未成年での受賞。これは平和賞のみならず全分野のノーベル賞受賞者のなかでも史上最年少であり、かつ史上初となる未成年者の受賞となる。
マララさん授賞に「あまりに若すぎる」 委員長「権利の代弁者だ」と反論
(産経新聞)
http://www.sankei.com/world/news/141010/wor1410100062-n1.html
それ故に、ある記者から発表の後に「マララさんはあまりに若すぎる。まだ未来がある身であり、期待感で授賞するのはどうなのか」との質問が出たという。彼女が平和賞の有力候補として取り沙汰された昨年のころからあった議論ではあるが、これについてノーベル賞委員会のヤーグラン委員長はマララさんは教育の重要性を示す「模範」であり、「少女が教育を受ける権利の代弁者だ」と指摘し、17歳の受賞の意味を強調したという。
しかし彼女の足跡を顧みれば、イスラム武装勢力から銃撃されて一時は意識不明の重体となるといった過酷な状態に陥ってもなお女性の教育権を訴え続ける姿が共感を呼んで、多くの賛同者が現れるなど、僅か17年の人生において成し遂げた事とその意義は大きい。
「人の生は何を成したかで決まる」
(by.ノリス・パッカード:機動戦士ガンダム 第08MS小隊 より)

HGUC 1/144 MS-07B3 グフカスタム (機動戦士ガンダム 第08MS小隊)
ことを思えば、その受賞は寧ろ当然ともいえる。心から祝福したい。
懸念としては、ノーベル平和賞受賞という“泊”がついたことで、彼女を快く思わないイスラム過激派による襲撃リスクだ。世界的に有名になったことで、彼女が不逞の輩に「襲われにくく」なってくれればよいのだが……。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
