いや、降ったのは雨ばかりではなく……。
天気:大人の腰の高さを超える「ひょう」東京・三鷹や調布
(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20140625k0000m040102000c.html
雹(ひょう)も降りそそいだ。その勢いと量たるや凄まじく、6月末だというのに、まるで降雪でもあったかのように三鷹や調布では銀世界となってしまった。車が道路で立ち往生したり、窓ガラスが割れたり、植木の葉が破れたりするなどの被害が出た。
更に雹が排水口に詰まって道路が冠水したため、上の動画のように「流氷」ならぬ「流雹」が見られた。都内では少なくとも床上8戸、床下6戸の浸水があったとのこと。
ところで降雹(こうひょう:雹が降ること)の原因だが、
「フフ・・・天も宿命の対決に興奮しておるわ!!」
(by聖帝サウザー:北斗の拳 より)

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折しも聖帝十字陵付近にてケンシロウとサウザーの決戦が行われていた……わけではなく(苦笑)、大気の状態が不安定だったことによる。
24日の関東甲信地方では、上空5500メートル付近にて氷点下12℃以下の寒気が流れ込んだ。この影響で大気の状態が非常に不安定となり積乱雲が発生。そして積乱雲の内部では、落下しきれずに舞い上げられた雨が凍結して氷粒となり、それが更に周りの水分や他の氷粒とくっついて大きくなると、雹となって地表に降り注いだというわけだ。
東京14区と7市に発令の大雨・洪水警報解除
(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140624-OYT1T50101.html
24日の20時過ぎ、東京23区のうち新宿、文京、品川など計14区と、多摩地区の武蔵野、三鷹など7市に発令されていた大雨・洪水警報は解除された。しかし明日25日も大気の不安定な状態が続く見込み。25日午後6時までに予想される雨量は、いずれも多いところで関東地方150ミリ、甲信地方150ミリとのことなので、ご注意を……。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
