2007年04月18日

自ら選ぶ合格浪人の道

合格浪人 地方国公立大にも増加 難関志向 18歳減少を見越し
産経新聞

大学には合格したものの、志望する大学ではなかったことから入学手続きをせず、来年再挑戦する『合格浪人』が増えているのだそうだ。「第一志望は譲れない!」なんてどこかの予備校のキャッチフレーズのような理由かと思いきや、国公立大の定員は変わらないのに、少子化傾向は年々顕著になることから難関大でも1年待てば入学できる可能性がさらに高まるという思惑もあるようだ。

また記事では触れていないが「少子化」の影響を指摘するなら、昔と比べて受験生の親が心情的、経済的に子供をバックアップしやすくなっているというのも無視できないだろう。子供の数が少ない分、一人の子供にかける期待も高く、また相対的に浪人生活を許容できるだけの経済的余裕もできている。そのうえ平成不況の時期を経てきているので「たとえ一年浪人しても、より良い大学を出ている方が将来的に有利では…」という思考におのずからなるのではないか。

自分も大学受験で一年の浪人経験があるが、我々が第二次ベビーブーム世代に当たっていたこともあり、大学入学は本当に狭き門だった。そんな中での浪人生活は本当に毎日が不安と恐怖に胸を苛まれる日々だった。そんな自分にしてみれば、たとえ第一志望の大学でなかったとしても、合格通知をわざわざフイにするなどというのは想像を絶する決断である少子化で更に受験生が減ることと、本人の合格率が高まることは実は全く別個の問題なのだから。

合格浪人の道を選んだ人たちは、それだけ高い志をもっているのだと好意的に解釈したいし、それを応援する親御さんもまた同じだと思いたい。決して受験を、そして世間を甘く見た上での結論ではないと信じている。

さて、ここから先は老婆心からの忠告になる。自分も浪人した末に入った大学は第一志望の大学ではなかった。でもイザ社会に出てみれば、出身大学など“話の肴”程度にしか役に立たないものだというのを覚えておいて欲しい。まぁ出身大学のランクは、学園祭の時に呼べる芸能人のランクに対応しているので、入った大学でより大物のタレントに会いたいと思えば、受験勉強に励む糧になるかな?


自ら選んだ浪人の道。有意義なものにして!


posted by 只今(橘カヲル) at 23:57| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑感:社会 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほどねえ・・・自主的に浪人なんて自分の学生時代だったら相当の変わり者でしかなかったけどなあ・・・
逆に二流、三流大学とかだと学生集めに苦労してるんだろうなあ・・
Posted by 記号士 at 2007年04月19日 22:53
>記号士さん
記号士さんのご指摘通り、地方のあまり有名でない大学などは学生集めに四苦八苦しているようです。自分が学生のころは、そんな大学でも「入れればラッキー」でしたが。
Posted by 只今 at 2007年04月20日 23:41
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