2014年03月08日

佐村河内守氏の謝罪会見で一言

「全聾の作曲家」という触れ込みで活動していた佐村河内守(さむらごうち まもる)氏。

佐村河内守
(Wikipedia)

「現代のベートーヴェン」とも称され、何度もマスコミに取り上げられた(持ち上げられた?)人物だ。

生憎と私は

「悪いがオレは琴を聴くような風流な耳は持ち合わせておらんのだ」
(by.ラダマンティス:聖闘士星矢 より)

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聖闘士聖衣神話EX ワイバーンラダマンティス

音楽の良し悪しを理解できるような高尚な感性の持ち主ではないので音楽方面には疎いのだが、そんな私でも、この人物は「さむら かわちのかみ」ではなく「さむらごうち まもる」であると知っていたぐらいだから、一般的な知名度もあるのではないだろうか。

そんな同氏が「実は自分では作曲できず別人に依頼していた」しかも「全聾は偽りである」事がゴーストライターからの告発により明らかとなったのは、皆様もご存知のことかと思う。



佐村河内氏が会見 問題告発の作曲家らを「名誉毀損で訴えます」
(フジニュースネットワーク)

この問題が発覚してから約一ヶ月たった昨日、同氏が東京都内のホテルで記者会見を行った。サングラスを外し、ヒゲを剃り、長髪を切って、ほぼ別人のような風貌となって会見に臨んだ同氏は、ゴーストライターに作曲を依頼していた件について謝罪した。

佐村河内氏 聴覚の診断書公開
(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140307/k10015806921000.html

また難聴について同氏は、障害者手帳が給付された横浜市が指定した専門の医療機関にて「感音性難聴」であると診断された、再検査の診断書を公表した。

ABR(聴性脳幹反応)検査という脳波を調べて音が聞こえているかどうかを判断する検査によれば、聴力は右が48.8デシベル以上、左が51.3デシベル以上の音であれば聞こえるとの結果だった。また言葉をはっきり聞き取れるかを示す最良語音明瞭度という数値の検査結果は、健康な人に比べて右耳71%、左耳29%しか聴き取れていない状態とのこと。

身体障害者福祉法では「両耳の聴力が70デシベル以上か、片耳が90デシベル、もう一方の耳が50デシベル以上(の音でないと聞こえない)」で聴覚障害に当たるとされている。よって現在の同氏は“全聾”、つまり今までのように聴覚障害としては最も重い身体障害2級には該当せず、日常会話でしばしば不自由を感じる程度の、中度の難聴なのだそうだ。

感音性難聴とは、記事によれば、耳の内耳という部分に伝わった音が、情報として神経を通して脳にうまく伝わらない障害のこと。先天性のものもあるがほとんどの場合、原因不明という。程度にもよるが、一般的な症状については、音が聞こえたとしても歪(ひず)んでしまったり、音がしているのは分かるものの、相手が何を言っているのか分からないといった感じになるという。

もっとも記事中で取材を受けた医師の言葉を借りれば、聴覚障害としては最も重い身体障害2級と診断された場合、日常会話でしばしば不自由を感じる中度の難聴状態であるとはいえ「聞こえるようになるまで回復するということは非常に考えにくい」そうだが……。

佐村河内氏 障害者手帳を返還
(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140307/k10015805861000.html

それはさておき、この診断結果を受けて同氏は障害者手帳を返還したそうだ。横浜市によれば、同氏は3年間で合計24万円余りの医療費が免除されているが、「返還を求める根拠が乏しい」として、返還請求や告訴は行わない方針だという。

これで聴覚障害の件については一定の幕引きがされた形だが、同氏は告発を受けたゴーストライターらとは裁判で闘う姿勢を見せている。

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フジニュースネットワークの映像より

しかしまぁ、思えば同氏のトレードマークだったサングラス(伊達メガネ)、髭(付けヒゲ)、長髪(カツラ)なんて、別人になりすます際の基本セットのようなもの。これを辞めたことで逆に胡散臭さが強まった感もある上に、重度の聴覚障害を偽っていたのでは?との疑惑についても灰色状態が払拭されていない。このうえ裁判まで引き起こしたら、心象が悪くなっても回復する事はないのでは……。


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posted by 只今(橘カヲル) at 10:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:芸能 | 更新情報をチェックする
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