訃報:永井一郎さん82歳=声優、サザエさんの波平の声も
(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20140128k0000m040040000c.html
27日、アニメ『サザエさん』の磯野波平や『機動戦士ガンダム』のナレーションで知られる声優の永井一郎氏が亡くなられた。享年82歳。さきごろ『巨人の星』の星一徹で知られる加藤精三氏の訃報に接したばかりだが、星一徹とはまた違った意味で、日本古来の父親像の典型例といえる磯野波平もまた不帰の客となってしまった。この場を借りてご冥福をお祈りしたい。。
子供と同レベルで喧嘩したり、あるいはフレンドリーに接しすぎてしまって子供のコントロールが効かなくなってしまっている父親が少なくない昨今、
「バカモン!」
(by.磯野波平:サザエさん より)

バカモン!波平、ニッポンを叱る
と子供をキチンと“叱る”ことができる父親は、もはや過去のものとなってしまった。永井氏の訃報は、そんな事を象徴している気もしないでもない……。
それはさておき、永井氏は亡くなる前日に広島にて仕事を終え、食事後に市内のホテルに宿泊された。しかしチェックアウトの時間を過ぎても部屋から出て来なかったため、従業員が様子を見に行ったところ、浴槽で倒れていた永井さんを発見。病院に搬送されたが、死亡が確認された。永井さんの所属事務所によると、死因は心不全とのこと。
突然だが、皆様は「ヒートショック」と呼ばれる現象をご存知だろうか? 例えば暖房の効いたリビングから寒い廊下に移動したり、寒い脱衣所から熱い風呂に入るなど、身体が急激な温度変化に晒された場合、体温を一定に保つため体内の血管を急激に伸縮させて血圧や脈拍を変動させる。しかし(特に)高齢者の場合はこれがスムーズにいかず、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす。これがヒートショックである。
私は医者ではないので確かなことは言えないが、今回の永井氏のケースはヒートショックかもしれない。この寒い冬の時期、高齢者が浴室やトイレで突然死するケースは以外なほど多い。ご家族に高齢の方がいらっしゃる場合は、ぜひ注意を払っていただきたい。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
