2014年01月04日

境港『割烹・味処 ことぶき』さんで、面目躍如の逸品を味わうの事

翌日に米子空港から帰京するスケジュールのため、この日は島根県を後にして鳥取県の米子市まで移動した。

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米子駅・0番線ホーム

そのついでと言ってしまうと語弊があるが、

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鬼太郎ファミリー列車

米子駅からローカル線に揺られること40分ほどの所にある

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JR境線・境港駅

鳥取県の西端にある境港(さかいみなと)にやってきた。弓ヶ浜半島の北端に位置する境港は、全国で3000弱ほどある漁港のうち僅か13しかない「特定3種漁港」に指定されるなど、日本有数の漁業の町として知られる。

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境港駅前にある水木しげる先生のブロンズ像

しかし近年では『ゲゲゲの鬼太郎』で有名な漫画家・水木しげる先生の故郷というほうが有名かもしれない。

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ポストの上にも鬼太郎像(一反木綿ではなくハガキに乗っている)

町のメインストリートである水木しげるロードを中心として、町のアチラコチラに

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ねずみ男

鬼太郎ファミリーや妖怪たちを象ったブロンズ像が設置されていたり

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目玉おやじを模した街灯

街灯や

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タクシーの上にも……

タクシーの屋根の上にある社名表示灯の意匠に水木作品のモチーフが取り入れられたりしている。

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鬼太郎のブロンズ像と本物(?)の子泣きじじい

なお運が良ければ鬼太郎ファミリーご本人(?)にも会える。

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割烹ことぶき割烹・小料理 / 境港駅馬場崎町駅

閑話休題、ひとしきり散策しているとお腹が空いてきたので、水木しげるロードを抜けた先にある住宅街の一画に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『割烹・味処 ことぶき』さんにやってきた。

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入り口に置かれた鬼太郎ブロンズ像の原型

物の本によれば、創業から約100年・4代に渡り営業を続ける老舗割烹料理店とのこと。

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店内の様子

店内には私のような観光客だけでなく、(店の人との会話やラフな服装から)地元の人達と思しき方々まで様々なお客さんが来店していた。

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境港丼(1800円:税込み)

今回の注文は、ご当地の名を冠した境港丼。

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白ご飯の上に刻み海苔と錦糸玉子を乗せ、その上に地元の旬の海産物をドッサリと乗せた海鮮丼である。なお具の種類は季節によって変わる模様。

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これに、一般的なものよりもドロッとしている醤油を回し掛けて

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食べる! その味や食感から、具となる海産物の一つひとつの鮮度が高いのがよく分かる。特にエビのような甲殻類、イカのような軟体類、イクラのような魚卵の類は、ちょっと鮮度が劣化すると直ぐに独特の臭気を発するので、よほど鮮度が高くないと美味しく食べられない。日本屈指の漁港・境港の面目躍如たる逸品だ。皆様もぜひお試しあれ。


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水木しげる記念館

余談:食事後、水木しげる記念館に入館しようとしたら、またも勤め先から連絡があり、約1時間をかけて業務に対応(苦笑)





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posted by 只今(橘カヲル) at 20:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 食:和食 | 更新情報をチェックする
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