
米子駅・0番線ホーム
そのついでと言ってしまうと語弊があるが、

鬼太郎ファミリー列車
米子駅からローカル線に揺られること40分ほどの所にある

JR境線・境港駅
鳥取県の西端にある境港(さかいみなと)にやってきた。弓ヶ浜半島の北端に位置する境港は、全国で3000弱ほどある漁港のうち僅か13しかない「特定3種漁港」に指定されるなど、日本有数の漁業の町として知られる。

境港駅前にある水木しげる先生のブロンズ像
しかし近年では『ゲゲゲの鬼太郎』で有名な漫画家・水木しげる先生の故郷というほうが有名かもしれない。

ポストの上にも鬼太郎像(一反木綿ではなくハガキに乗っている)
町のメインストリートである水木しげるロードを中心として、町のアチラコチラに

ねずみ男
鬼太郎ファミリーや妖怪たちを象ったブロンズ像が設置されていたり

目玉おやじを模した街灯
街灯や

タクシーの上にも……
タクシーの屋根の上にある社名表示灯の意匠に水木作品のモチーフが取り入れられたりしている。

鬼太郎のブロンズ像と本物(?)の子泣きじじい
なお運が良ければ鬼太郎ファミリーご本人(?)にも会える。

割烹ことぶき (割烹・小料理 / 境港駅、馬場崎町駅)
閑話休題、ひとしきり散策しているとお腹が空いてきたので、水木しげるロードを抜けた先にある住宅街の一画に店を構える(詳しい場所は上部リンク先、または記事下の地図を参照)『割烹・味処 ことぶき』さんにやってきた。

入り口に置かれた鬼太郎ブロンズ像の原型
物の本によれば、創業から約100年・4代に渡り営業を続ける老舗割烹料理店とのこと。

店内の様子
店内には私のような観光客だけでなく、(店の人との会話やラフな服装から)地元の人達と思しき方々まで様々なお客さんが来店していた。

境港丼(1800円:税込み)
今回の注文は、ご当地の名を冠した境港丼。

白ご飯の上に刻み海苔と錦糸玉子を乗せ、その上に地元の旬の海産物をドッサリと乗せた海鮮丼である。なお具の種類は季節によって変わる模様。

これに、一般的なものよりもドロッとしている醤油を回し掛けて

食べる! その味や食感から、具となる海産物の一つひとつの鮮度が高いのがよく分かる。特にエビのような甲殻類、イカのような軟体類、イクラのような魚卵の類は、ちょっと鮮度が劣化すると直ぐに独特の臭気を発するので、よほど鮮度が高くないと美味しく食べられない。日本屈指の漁港・境港の面目躍如たる逸品だ。皆様もぜひお試しあれ。

水木しげる記念館
余談:食事後、水木しげる記念館に入館しようとしたら、またも勤め先から連絡があり、約1時間をかけて業務に対応(苦笑)
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
