
マイナビウーマン より
http://woman.mynavi.jp/131101-088/001l-1175/
傘の骨が剥き出しになっているが、おちょこ(暴風雨などで傘が裏返った状態)になった訳ではない。
逆さまに開く新しいタイプの傘「アンブレラ」登場
(マイナビウーマン)
http://woman.mynavi.jp/article/131101-088/
これは、あるデザイナーの方がデザインした、逆さまに開く新しいタイプの傘。傘の骨が外側にあるということは、傘を閉じると表面部分……つまり雨に濡れる部分が内側になる。このため洋服や荷物が濡れず、満員電車などの人混みでも周りの人に迷惑をかけることが少なくなるという。

マイナビウーマン より
http://woman.mynavi.jp/131101-088/002l-608/
そして私が地味に便利だと思ったのが、逆さまに閉じる形式にした結果、上の画像のように傘立てが無くても自立するところ。逆さに置くことで表面についた水滴も切れるし、何より折りたたみタイプではない傘を持ち歩いていると、傘立てや傘を引っ掛けておく手頃な場所が無くて処遇に困る場面が結構あるのだ。なお閉じた傘は右巻、左巻、どちら側からでも留めることができる。
デザイナーの方いわく、逆さまに開くことで既成概念をひっくり返す、まさに
「発想を逆転させるのよ!」
(by.綾里千尋:逆転裁判シリーズ より)

逆転裁判3 NEW Best Price!2000
的な傘とのこと。
現在のような開閉式の傘は、13世紀ごろに開発されたという。もともと傘は日傘としての使用が一般的だったが、18世紀になると雨傘としても利用されることになったそうだ(このあたりの経緯は面白いので別の機会にジックリ書きたい)。
それから随分と時が経ち、携行用に折りたたみできるタイプの傘や、バネの力を利用して自動で開く所謂ジャンプ傘といった派生型が生まれたが、元々の構造がシンプルだけに、これほど抜本的に変化した新商品が出るとは思わなかった。どんなものにも、まだ創意工夫の余地があるということか……。
◆最後までお読み頂きありがとうございました。
