2013年07月20日

学校の土曜日授業復活の動きについて一言

帰宅が深夜に及ぶ日が続き、今週も平日の更新は結局できず。気を取り直して……。

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懐かしの"半ドン"復活なるか? 「土曜日の授業」どう思う?
(Exciteニュースカフェ)
http://www.excite.co.jp/News/society_clm/20130717/Newscafe_sp_1303553.html

学校の週5日制は、いくつかの段階を経て2002年4月から完全実施された。それから約10年の歳月が流れ、企業にも(建前上は)週休2日制が浸透した現在、記事タイトルにある「半ドン」という言葉は死語になってしまった。今の若い人に「半ドン」なんて言っても通じないだろう。

「半ドン」とは午前中だけで授業や仕事(業務・勤務)が終了する事を表す俗語である。明治時代から戦前にかけての日本では、午砲(ごほう)といって正午に大砲(もちろん空砲)を撃ち、砲声によって時間を知らせる習慣があった。昼になると「ドン!」という音が鳴り響くため、当時は

「昼ドンになったら起こしてくれや」
(by.相楽左之助:るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- より)

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るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 彩色演舞 相楽左之助 単品

なんて会話があちこちでされていたと思われるが、これを正午…つまり半日経過したところでドンと鳴るから「半ドン」と称して「今日は半ドン(正午)で仕事は終了」といった言い回しが生まれ、いつしか半ドンが午後半休を意味するようになったという。

なお「半ドン」の由来は諸説あって、他にはオランダ語で日曜日を意味する【zondag】が訛って休日を意味するドンタクという言葉が生まれ「午後(つまり半分)休日」の意味で「半ドン」という言葉ができたとする説や、「半分休みの土曜日」の略語「半土」が転化したとする説もある。

それはさておき、学力調査の結果や子どもたちの土曜日の過ごし方などを踏まえ、学校の週5日制について見直しを求める声が以前からあった。

それを受けてか、昨年(2012年)行われた衆議院議員選挙における自民党の政権公約には「土曜授業の実現」が明示されており、下村博文・文部科学相も「これまで以上に土曜日の教育を豊かにする必要がある。地域などと連携し、取り組む必要もある」などと述べ、学校週5日制の見直しを言明している。

記事では「土曜日授業は 必要だと思う?」というアンケートの実施と、その結果が紹介されている。

【1位】午前中のみの授業数が良い(64.0%)
【2位】平日とは違う、工夫のある授業一つがいい(12.1%)
【3位】土曜は休みがいい(11.3%)
【4位】平日と同じ授業数が良い(11.1%)

このように、何らかの形であれ「土曜日にも授業をすべき」との回答が合計で90%近くに達している。いわゆる「ゆとり教育」の弊害がクローズアップされるなか、こうした意見が出てくるのは至極当然とも思える。

しかし個人的な意見を述べさせてもらえば、企業にも(くりかえすが、あくまで建前上は)土日休みの週休2日制が浸透している現状で、学校だけ半ドンを復活させるってどーよ?と思わないでもない。例えば週末に朝から家族旅行!なんて家庭は減ると考えられるから旅行・観光業界には少なからず打撃になると考えられる。

それに記事には授業が半日で終わる楽しさ云々と書かれているが、学校週5日制が当たり前の世代にとっては登校日が増える負担の方が勝るだろうしなぁ。効率面でもマイナスではないだろうか。学力低下への対策として土曜日授業を復活させて単純に授業コマ数を増やすよりも、教師の質の向上やカリキュラム(教育課程)を再編する方が効果的では?


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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posted by 只今(橘カヲル) at 11:21| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:社会 | 更新情報をチェックする
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