2013年07月07日

3Dテレビの「終わりの始まり」?

数年前、テレビ局および家電メーカーが鳴り物入りでアピールした3Dテレビ。「これまでは2次元平面的にしか映らなかった映像が立体的に見える! 迫力が段違い!」みたいな謳い文句と共に次世代型テレビとして世に登場した。同時期に普及しはじめた映画の3D上映が概ね好評だったこともあり、新たなスタンダードになるかのような風潮も一部ではあったのだが……。

3Dテレビの終わり
(ギズモード・ジャパン)
http://blog.livedoor.jp/rbkyn844/archives/6639788.html

アメリカの大手スポーツチャンネルESPNが3Dテレビ用のスポーツ番組の制作中止を発表したことが報じられている。3Dテレビ用の番組を別途制作するよりも、スポーツ中継自体の高画質化に注力を注ぐべきだと判断したため、とのこと。

3Dテレビが華やかに宣伝されていた当時、よく「テレビという媒体において最も3D化に向いている素材は、臨場感や迫力を求められるスポーツ中継である」との意見を耳にした。しかし当のスポーツ番組制作会社が3D映像の制作に見切りをつけた事は、3Dテレビの「終わりの始まり」に他ならないのではないだろうか。

ジャンケンの後出しのような感じになって申し訳ないが、私は当初から「3Dテレビは普及しないだろうなぁ」と思っていた。3Dメガネのような専用器具の着用が必要で(※裸眼で3Dに見えるタイプもある)、しかも一定の位置や距離から視聴しないと立体的に見えない現在の3D技術は、テレビという媒体には向いていないのである。

なぜなら非日常空間である映画館とは違い、日常の空間に存在して生活の中で視聴するテレビは、何かを食べながら・家族や友人と会話しながら・家事をしながら、あるいは

「ええい、ホワイトベースはいい! ガンダムを映せ、ガンダムの戦いぶりを! そう…! そうだ、そう! えーいアムロめ、何をやっておるか!!」
(by.テム・レイ:機動戦士ガンダム より)

130707_01.jpg
RG 1/144 RX-78-2 ガンダム (機動戦士ガンダム)

文句を言いつつテレビを叩きながら(笑)といったように何か別の事ををしながら見るケースが少なからず存在するからだ。

映像の視聴に集中する映画館での3D上映は、今後も一定の需要があると思うが、家庭に3Dテレビが普及するには、「ながら見」しても立体的に見える技術の確立が必要だと思う。あと3Dで見たくなるような番組(ソフト面の強化)も……。


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posted by 只今(橘カヲル) at 09:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:経済 | 更新情報をチェックする
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