2013年05月14日

「コンサドーレ札幌、泥酔状態で練習の選手を解雇」の報に思う

「課長が上を説得できなかった時は、ビルの監視業務を撤収し、ヌードバーでヤケ酒だ!」
(by.草薙素子:攻殻機動隊 S.A.C.2nd GIG より)

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攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG 草薙素子 (1/7スケールPVC塗装済み完成品)

――時にはヤケ酒も結構かもしれないが、それでも最低限の節度は保たないと取り返しの付かないことになる、というお話。

【札幌】テレ“二日酔い”練習で解雇 GM「規律と風紀乱した」
(スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130513-OHT1T00132.htm

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yahoo!ニュースより

サッカーJリーグ・コンサドーレ札幌は、FWテレ(本名マルシオ・アルベス・ドス・サントス:23歳)選手との契約を解除したと発表した。三上大勝GM(41)は「規律と風紀を乱したため。分かりやすく言えば二日酔い」と険しい表情で理由を説明したそうだ。

事件の発端は今月6日、当日の試合メンバーから外されたテレ選手が、札幌・宮の沢での練習に泥酔状態で登場し、ボール回しからフラフラだったためコーチに退場を命じられた。翌日、翌日、三上GMが事情聴取すると、テレ選手はメンバーから外された悔しさから朝6時までススキノでヤケ酒を飲んでいたことが判明。これを受けて10日に代理人との3者会談が行われ、契約解除が伝えられたとのこと。

記事によれば、そもそもテレ選手との契約は6月末までだったことから、5月に入ってすぐ、三上GMは本人の意思を確認。「札幌で成長したい」と言うテレ選手に「5月いっぱいの貢献度で契約延長するか判断する。死ぬ気でやれ」と檄を飛ばした。その矢先の失態だったた、三上GMは「信頼を失う行為をした以上、チャンスはもう与えられない」と時期を前倒ししての解雇を決めたという。

三上GMは「二日酔い」と表現しているが、それは随分と温情のある表現だと思う。

【コンサドーレ札幌】月間スケジュール:2013年5月
http://www.consadole-sapporo.jp/schedule/2013/05/

同クラブのスケジュール表で確認したところによると、問題となった6日、札幌・宮の沢での練習は朝の9時半からとなっている。当日の朝6時までススキノで飲み明かして9時半の練習に顔を出したとすればアルコールが抜けていない状態なのは容易に想像できる。二日酔いではなく立派な「酔い」だ。

練習とはいえ、プロのサッカー選手がピッチに立つのは“仕事”である。従って酩酊状態で仕事をするなど言語道断の所業で、一般の企業なら上司からカミナリを落とされるのは必至だ。ましてテレ選手は契約延長してもらえるかどうかという、いわば当落線上の選手だ。フォローはできないなぁ。

まぁ、まだ若いのだし、きちんと反省して新天地で再出発して欲しいと願う。くれぐれも、今回の件で更にヤケ酒などしないように……。


◆最後までお読み頂きありがとうございました。
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posted by 只今(橘カヲル) at 23:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:スポーツ | 更新情報をチェックする
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