2013年05月10日

ついに1ドル=100円の大台を回復!

東京円:円売り加速 一時1ドル101円台に
(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20130510k0000e020162000c.html

9日のニューヨーク外国為替市場では、アメリカの景気回復への期待からドルを買って円を売る動きが強まり、約4年ぶりに1ドル=100円台を回復。それを受けて始まった東京外国為替市場でも円安・ドル高傾向は続き、1ドル=101円台に届くに至った。

先月4日、新しく就任した黒田東彦・日銀総裁が、前例のない規模での大胆な質的・量的金融緩和策を決定したことで、“バズーカ砲”と称されたほどに急ピッチで円売りが加速。多くのアナリスト・エコノミスト達が口を揃えて「1ドル=100円の大台突破は時間の問題」とコメントしていた。

しかし、それから約1ヶ月の間は100円の大台を前に一進一退の動きとなっていた。このラインを突破されると損失を被ってしまう投機筋がドル売り・円買いで防戦しているといった話も聞かれた。あまりにも大台突破に時間が掛かると本格的な調整局面に入るのではとの不安を口にする人もいたが、

「……オレは超えてやる …かならず超えてやるぞ…!! …超サイヤ人をさらに……!!」
(by.ベジータ:DRAGON BALL より)

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ドラゴンボール改 S.H.Figuarts ベジータ

という執念も手伝って(?)ついに大台突破が達成された。こうした為替市場の円安進行に伴い、日経平均株価も14600円台を回復しており、暗い話題だらけだった日本経済に朗報が飛び込んでいるのは嬉しい限りだ。

円安によるエネルギーや食料品などの価格上昇といったデメリットを指摘する人がいるが、これらの価格は為替相場によってのみ決定されるわけではないので、過剰に心配する必要はないと思われる(そもそも半年ほど前まで続いていた超円高局面で、なにか実感できるメリットがあったのかと言われると……)。

むしろ自動車や電機など日本の輸出企業にとって大きな追い風になっているのが、すごく有難い。思えばリーマン・ショックの発生時は(確か)1ドル=108円ぐらいだったはず。最低でも、それまでは超円高の修正局面に過ぎないということで……。


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posted by 只今(橘カヲル) at 23:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感:経済 | 更新情報をチェックする
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